そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

ヴォイス

2007年06月09日 | ホラー

2005年 韓国 106分
■原題「Whispering Corridors 4 : Voice」
■2007.6.3 wowow
■監督 チェ・イックァン
■出演
  キム・オクピン(ヨンオン)
  ソ・ジヘ(ソンミン)
  チャ・イェリョン(チョア)
  キム・ソヒョン(音楽教師ヒヨン)
  イム・ヒョンギョン(キム・ヒョジョン)
  チョン・ジエ(ファジョン)

  《story》
放課後、歌の練習をしていたヨンオンは、誰かの気配を感じ、廊下をさまよっているとき、何者かの投げた楽譜が喉にささり死んでしまう。翌日、ヨンオンは、級友たちに声をかけるがだれも返事をしない。そればかりか自分の身体を通り過ぎてしまう。親友のソンミンだけが、ヨンオンの声を聞くことができた。二人で、ヨンオンの死の真相を探り始める。そして、かつて音楽教師のヒヨンにあこがれ、ヨンオンと同じ声で歌を歌っていたヒョジョンを知る。

 すっきりしない
何となくわかったようでよくわからないストーリーだった。ヒョジョンの嫉妬からくる殺人。音楽教師も声を聞くことができた? どうして殺された? 相談にのっていたチョアも殺されたよね。どうして? 最後はどうなったの?
この女子校怪談シリーズでよくわからないシリーズなのかな。怖そうで、意味不明ですっきりしないので、その怖さが伝わってこない。やっぱり映画は、見終わったあと内容が頭に入って、幸せな気分になったり、悲しさがじーんと残ったり、恐怖の全容があきらかになったり、そうでないと欲求不満が残ってしまう。声しか聞こえない、その意味が、目の前が開けるように発見でき、そうだったのかと整理できたらいいのに。死んでいるのに影があったり、鏡に写ったりと、不自然さに目が言った。もったいない作品だと思った。

 昔はあれほどこわかったのに  2007.6.9
テレビで吸血鬼やフランケンシュタインの映画をやるときは、ワクワクしながら見たものだ。怖い場面では手を顔に当てて、手の隙間から見ていた。どうしてあんなに怖かったのだろう。今考えると不思議だ。あまり見る気にもならない。怖さって何だろうか。ホラー映画は、今でも好きでよく見るけど、何かもの足らない。子ども時代のような、ワクワク感がない。でも、よく考えると何にワクワクするのだろう。首が一回転すること。目が飛び出すこと。手が切り落とされること。それがワクワクするホラーなのかな。何かちがうような気がする。リングには少しあった。目に見えない、不思議なものへのワクワク感。ホラー映画に求めているもの。


最新の画像もっと見る