そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

スパイダーマン3

2007年05月12日 | アクション

2007年 アメリカ 139分
■原題「SPIDER-MAN 3」
2007.5.4 TOHOシネマズ緑井 with y,h,t
■監督 サム・ライミ
■出演
   トビー・マグワイア
    (ピーター・パーカー/スパイダーマン )
   キルステン・ダンスト
    (メリー・ジェーン・ワトソン(MJ))
   ジェームズ・フランコ(ハリー・オズボーン)
   トーマス・ヘイデン・チャーチ
    (フリント・マルコ/サンドマン )
   トファー・グレイス(エディ・ブロック/ヴェノム )
   ブライス・ダラス・ハワード(グウェン・ステイシー)
   ジェームズ・クロムウェル(ジョージ・ステイシー)
   ローズマリー・ハリス(メイ・パーカー)
   J・K・シモンズ(J・ジョナ・ジェイムソン )
   ビル・ナン(ロビー・ロバートソン)  エリザベス・バンクス(ミス・ブラント)
   ディラン・ベイカー(カート・コナーズ博士)  テレサ・ラッセル(エマ・マルコ)
   クリフ・ロバートソン(ベン・パーカー)  テッド・ライミ(ホフマン)

 《story》

「もう一人の敵、それは『自分』」

今やスパーだーマンは、ニューヨークの街のヒーローだった。ピーターはMJに結婚を申し込むために、叔母からもらった指輪を準備していた。しかし、ピーターはブロードウェーの舞台を降ろされたMJの気持ちをしっかり受け止めることができずにいた。同じ頃、郊外に落ちた隕石から、ピーターのバイクに未知の生物が付着し、部屋に入り込んだ。また、叔父を殺した真犯人が脱獄し、ある実験の光を浴びサンドマンに変身する。さらにハリーは、ピーターを父親を殺した敵としてねらってくる。未知の生物はピーターの身体に付着し、もう一人の悪の心を活性化させていく。

 敵は心の中にいた
「未知の生物」・・「サンドマン」・・空を飛ぶスケボー・・よく考えると不思議な力が増大している。悪の力とも言える。だからこそ、スパイダーマンのような正義の味方が誕生したのだろう。正義の味方がいるということは、その力に合う悪がいるということ。神がいれば悪魔がいるのと同じことかも。サンドマンが出てきても違和感がないのは、この映画の中で本当の敵は自分の心の中にいるのだということを教えてくれているからだと思う。元から悪なんてない。裏を返せば神もいない。心の中にはいつも悪も神もいる。でもそれをコントロールするもうひとりの自分がいることを教えてくれているからだ。悪と神とそして生きる人間と。ハリーだって表情が全然ちがった。父のことを思い出さなければ天使の顔だった。サンドマンだって、娘のことを思う顔は悪の顔ではない。あのカメラマンだって、きっと心の中で悪と善が闘っていたはず。そんな人間の生き方を優しく投げかけてくれるから、不思議なキャラクターも自然に受け止められ、スパイダーマンも遠い人物としてではなく身近な人間として親しみを感じてしまう。
この映画を子どもたちみんなと見ることができたのはよかった。正月に「エラゴン」を見たが、あれより迫力と訴えるものがあった。

公式サイト「スパイダーマン3」

 門司
連休に門司に行った。息子を福岡に送っていくため。家族みんなで楽しく出かけるため。門司は通ったことはあるけど、ゆっくり回ったことがない。調べてみたら、けっこう観光地として興味がある施設もあった。天気もよかったし、何より5人で歩けたことが幸せだ。海上保安庁の船や帆船の日本丸がいた。また、身近に観光用だけどヘリコプターも見た。海峡ドラマシップでは、昭和の街が再現され懐かしい気持ちで歩いた。私は、こんな昭和の街の再現を懐かしく思い、ここにいても飽きないくらいなんだけど、子どもたちはどうなのだろうか。聞いたことがないけど、まるで江戸時代を私が感じるような遠い過去として感じているのだろうか。
生まれた日の新聞印刷してくれる機械があった。子ども三人だけやってみた。そのあと門司港駅前の小さな食堂で昼ご飯を食べた。鉄道博物館にも行った。私たちの世代にしてみれば本当に懐かしいものばかりだった。小倉まで息子を送った。門司という街はそんな香りの街となった。


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