そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝

2009年01月24日 | アクション


2008年 日本 137分
2009.1.12 TOHOシネマズ緑井
■監督 佐藤嗣麻子
■出演
   金城武(遠藤平吉)  松たか子(羽柴葉子)
   國村隼(源治)  高島礼子(菊子)
   本郷奏多(小林芳雄)  益岡徹(浪越警部)
   今井悠貴(シンスケ)  仲村トオル(明智小五郎)
   鹿賀丈史(謎の紳士)

 《story》

「怪人二十面相は誰だ。
    ちがう、おれは二十面相じゃない。」


1945年の架空都市。そこは極端な格差社会。身分がはっきりわかれ、世襲のため富める者は富み、貧しい者はいつもずっと貧しかった。そんな社会に、富める者からだけ盗む怪盗二十面相が現れた。美術品や骨董品をマジックでも使うように、華麗に盗んでいく。ある日、二十面相の盗みの現場にいたサーカスの平吉を、明智探偵は二十面相として逮捕する。源吉の手助けで逃げたものの、全国に指名手配される。平吉は、源吉から泥棒の虎の巻を借りて、修行し技術を身につけ、二十面相と戦うことを決意。平吉は、町中で、二十面相に追いかけられていた葉子を救出。二十面相は、葉子の祖父が発明したどこにでも電気を送る装置を狙っていた。そのカギを葉子が握っていた。平吉と葉子、そして真相をつきとめようと明智の協力し、二十面相を追いつめる。しかし、囚われた平吉の前に現れた二十面相の正体は・・。

 痛快でとても楽しい

映画館で切なくなったり悲しくなったりして涙があふれる映画がいいと思っていた。でも、最近の精神状態では楽しく見られる映画がいいと思うようになった。さわやかで笑い(無意味な笑い、人をバカにする笑いではない)があって、気持ちよく見ることができて、気持ちよく映画館を出て家路につける。基本は「寅さん」のような気がする。または「always」でもあるかもしれない。
極端な格差社会、未来はたいていそんな社会が多い。平等を目指してきた歴史は、また元にもどる。ある意味二十面相はヒーローだ。まるで「ルパン三世」のようなイメージがここにある。上流社会の明智探偵は、一見正義のヒーローに見えるがここではそうではない。ヒーローは階層にこだわらない。貧しい者の味方だ。だから、ラストの予感はあった。新しいヒーローの二十面相の誕生。そして二極化した階層を一つにもどし、再び平等の社会にもどそうと、これからの活躍に期待できそう。

 公式サイト「K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝」

 鬱だと思う? それとも逃避? 遠くから見たら何の変哲もないものなのに、いやでいやでたまらない。あっという間に終わる注射なのに、それをするというだけで、逃げ出したくなる。精神的に弱くなっている。今まで以上に頭が下がり、下しか見なくなってしまった。顔を上げるのがしんどい。どうしてなんだろうね。映画館も遠ざかってしまった。家の中の部屋に閉じこもってしまうことが多くなった。いかん。
ポイントでデジカメを買った。決断した。光学倍率18倍のパナソニックのLumixだ。水曜日に商品を取りに行って、今日箱を開けた。外に撮影しようと出たけど、寒くて1枚も撮らずに帰った。暖かいと気持ちも変わるかもしれない。春までがんばれ。



最新の画像もっと見る