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■2005分 韓国 105分
■原題「SAD MOVIE」
■2008.1.19 wowow
■監督 クォン・ジョングァン
■出演
チョン・ウソン(ジヌ=消防士)
イム・スジョン(スジョン)
チャ・テヒョン(ハソク=別れさせ屋)
ヨム・ジョンア(ジュヨン)
シン・ミナ(スウン=聾唖者)
イ・ギウ(サンギュ)
ソン・テヨン(スッキョン=母)
ヨ・ジング(フィチャン=息子)
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「愛はどうして 終わる瞬間に 一番輝くんだろう」
「涙のあとに残ったのは、永遠の愛」
・消防士のジヌは、人命救助に果敢に挑む。心配しながらそんな彼を見守るアナウンサーのスジョン。番組放送中に火事現場から消防士の事故ニュースが飛び込んできた。
・定職につけずふらふらしているハソク。恋人から別れ話を持ち出されたものの、彼女の気持ちを取り戻そうと、仕事探しをする。ひらめいたアイデアが「別れさせ屋」順調に仕事の依頼がきた。しかし、ある日、彼に仕事を依頼したのは・・・
・耳が聞こえないスジョンの妹スウンは、遊園地の着ぐるみのアルバイトをしていた。そこに毎日やってくる絵描き青年に恋し、青年も着ぐるみの彼女に関心を抱く。青年が留学することが決まり、スウンは着ぐるみを脱ぎ、彼の前に立つ。
・忙しい母と息子のフィチャンはいつもすれ違い。ある日、その母が倒れた。フィチャンにとっては、毎日母と一緒にいられるのでうれしい。しかし、母の病気は・・・
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別れは美しいものではない。美しく見せようとしているけど、その裏側には、涙しか見えない。後悔と苦しみしかない。あのときもっと引き留めていれば・・あのときもっと自分の気持ちを伝えていれば・・・あのときもっと自分がしっかりしていれば・・・あのときもっと素直になっていれば・・・別れの先にあるものは後悔と苦しみ。美しい愛の思い出なんかあるわけがない。美しく見えるのは、別れたあとのその先が見えないから。だれだって別れたくて人を愛しているんじゃない。その愛が伝わるように、ずっとずっと続くことを願って、人を愛そうとしているんだ。先に別れがある愛なんて踏み出したくはない。ジヌは生還してほしかった。ハソクは彼女の心にもっと向き合って、自分を変えて、彼女の心を引き戻してほしかった。青年はもっとスウンの心をつかんでほしかった。母親には助かってほしかった。悲しみで終わる映画はあまり好きではない。
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