そよかぜから-映画

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フォーガットン

2005年12月31日 | サスペンス/ミステリー

2004年 アメリカ 92分
2005.6.12   アルパークシネマ
■監督 ジョセフ・ルーベン
■出演者 ジュリアン・ムーア(テリ-・パレッタ)  ドミニク・ウェスト(アッシュ)  ゲイリー・シニーズ(マンス医師)  アルフレ・ウッダード(ボーブ刑事)  ライナス・ローチ(親切な男)  アンソニー・エドワーズ(ジム・パレッタ)

《story》

「あなたの大切な人生が ひとつ残らず消えていったら」

テリーは、9才の一人息子のサムを飛行機事故で失った。あれから1年と2ヶ月、テリーの周りで異変が起き始めた。写真立てのサムの姿が消えたり、アルバムからサムだけが消えて、初めからいなかったかのように変わっていった。夫のジムは息子などいなかったと言い始めた。精神科医もテリーの妄想だと決めつけた。そこで、同じく飛行機事故で娘のローレンを亡くした、元ホッケー選手のアッシュを訪ねた。初めは娘などいなかったとアッシュは言っていたのだが、壁紙をはがすと娘が描いた落書きが現れ、記憶を取り戻す。二人で真相を突き止めようと、飛行機事故から探っていく。しかし、二人は警察から追われる身となり、行く先々で、危険にさらされる。人が空に吸い上げられる不思議な光景も目にする。果たして、子どもはほんとにいたのか。真実は何なのか。

◎自分の記憶なんて疑わしいものだ。人より自分の方が危ない。ここまで自分を信じることができるなんて。それがこの映画のポイントかも。特に自分の子どもを思う母親だからこそ、想いはひとしお。展開としてはおもしろかった。しかし、この未知の存在はいったい何なのか、疑問が残る。忘れさせるには手間がかかるだろうに。なかったものにするには、あらゆる痕跡をなくさなければいけないし、人々の記憶から消去しなければならない。何のためにそこまでするのだろうか。映画の中で語られていたのかもしれないが、私にはよくわからなかった。

公式サイト「フォーガットン」



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