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■2008年 日本 103分
■2008.11.24 TOHOシネマズ緑井
■監督 矢口史靖
■出演
田辺誠一(鈴木和博) 時任三郎(原田典嘉)
綾瀬はるか(斎藤悦子) 吹石一恵(田中真里)
田畑智子(木村菜採) 寺島しのぶ(山崎麗子)
岸部一徳(高橋昌治)
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「ヒコーキ、飛ばします」
たくさんの人が出入りし関わっている空港。ある日のホノルル行きの便もそうだった。機長の昇格テストを受ける鈴木、教官の原田。初めての国際便となる斉藤、チーフの山崎、グランドスタッフ、管制塔、整備士、バードパトロールなど。安全な快適な飛行を目指して人々は働いていた。しかし、整備の工具が一つ行方不明。空港内ではかばんの取り違え。キャビン内では、飲みのを取り違えた、りデザートがなくなってその場で作ったり。そして鳥の衝突により器機の損傷。引き返すことになったが、台風が近づいていた。管制塔では、風の向きと強さを考え、着陸場所と時間の計算。模擬訓練では、飛行機を墜落させた鈴木の腕に、乗客の命は預けられた。
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月曜日のメンズデー1000円。前の日にインターネットでチケット予約をしていてよかった。カウンター前では長蛇の列。ロビーをはみ出てエレベーターの近くまで並んでいた。私は、そばのチケット発券機ですぐにチケットを手に入れ、椅子で一休み。毎日ストレスを抱え、潰れそうになれながらも働いている人にとって、こんまほのぼのとして、楽しく笑える映画は最高だ。ギスギスしていた心があったかくなって、どんと構える強さと、今まで受け入れられなかったものを正面から軽く受け取る勇気と優しさが、いつの間にか自分に安心をもたらせてくれる。みんな一生懸命に働いている。命に関わる仕事だけど、緊張も大事だけど、心にゆとりのない業務は、反対に大きな失敗を招き、失敗に対処できなくなる。多少の失敗は多めに見て、「こんなときは、ははは、って笑おう」
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