そよかぜから-映画

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南極物語

2006年04月05日 | ファンタジー/アドベンチャー


1983年 日本 145分
■2006.4.5 T.V
■監督 蔵原惟繕
■出演 高倉健(潮田暁)  渡瀬恒彦(越智健二郎)  岡田英次(小沢隊長-第一次越冬隊)  夏目雅子(北沢慶子)  荻野目慶子(志村麻子)
タロー ジロー シロ リキ 風連のクマー 紋別のクマ  ゴロ アンコ デリー モク ぺス  アカ  ジャック  クロ ポチ

《story》

「どうして見捨てたのですか。
 なぜ犬たちを連れて帰ってくれなかったのですか」


1958年 南極の昭和基地。観測船「宗谷」で第一次越冬隊と第二次越冬隊が交替するはずだった。しかし、悪天候のため中止となる。置き去りにされた15頭の犬は鎖につながれたままだった。潮田は自分の手で殺してやればよかったと悔やむ。そして、犬の拠出者に謝罪の旅に出る。数年後、潮田と越智は再び昭和基地に戻る機会を得る。基地に着いた二人が見たものは・・・。

◎よくもまあこんな氷の世界での撮影ができたものだと感心する。「植村直己物語」もそうだった。映像の中の主人公達も大変だが、それを撮影しているまわりの人たちも過去な状況だっただろうなあと思った。夕日に映える氷の世界など、美しい場面がいっぱいあった。と同時に、海中に沈む犬の姿や犬たちに食べられるあざらしなどの姿もあった。自然の厳しさもそこにあった。
置き去りにしなければならないときのあの気持ちはいてもたってもいられない、胸を締め付けられるものだっただろうなと思う。どうしようもない状況だったと思うが、それをずっと心の中にかかえていたからこそ、生き延びた2匹との再開が感動的だったのだろう。
リメーク版の「南極物語」見ようかどうしようか迷った。今回は、日本の元の映画で感動を味わい、いつか時間がたってから機会があればみようと思う。日本の映画のリメークはあまりいい映画がない。



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