そよかぜから-映画

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シンデレラマン

2005年12月31日 | 人間/社会派ドラマ


2005年 アメリカ 144分
■原題「Cinderella Man」 
2005.9.17  TOHOシネマズ緑井
■監督 ロン・ハワード
■出演 ラッセル・クロウ(ジム・ブラドッグ)  レネー・ゼルウィガー(メイ・ブラドッグ)  ポール・ジアマッティ(ジョー・グールド)  クレイグ・ビアーコ 、ブルース・マッギル

《story》

「実在した男、実在した奇蹟」
「家族のために、これほど闘えるだろうか」


ジム・ブラドッグは有能なボクサーだった。しかし、右手の故障をきっかけに引退。3人の子と妻のために、その日の仕事さえありつけない貧しい生活を送っていた。そんなとき、ボクサー時代のマネージャーが、タイトルをねらうほどの実力をもった若いボクサーとの一夜限りの試合を持ちかけてきた。ブラドッグは家族を守るために、再びリングに立つことを決意する。

◎大恐慌の貧しい時代。家族をあきらめたくないために、戦う男。家族への思いが大きなエネルギーになるし、そうして力強く進んでいく姿こそ、多くの人々の心の支えになったことだろう。彼にはボクシングがあったからこそできたこと。進むべき道がない人がどれだけたくさんいたことだろう。たとえあったとしても、進めるとも限らない。

どん底からはい上がっていく感動がふくらむ映画だった。ロッキーと似ているけど、家族、とりわけ子どもたちに誇りを持って生きる、負けない父親を見せたかったのだろうと思う。そして、そのがんばりは、同じ苦しい生活をしいられている人々に夢と希望を与えてくれた。たたかれてもたたかれても立ち上がり、向かっていく、そんな人間の生き抜くすばらしさを感じさせてくれる。

公式サイト「シンデレラマン」



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