そよかぜから-映画

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奇談 キダン

2007年01月04日 | ホラー

2005年 日本 89分
■2007.1.1 wowow
■監督 小松隆志
■出演
  阿部寛(稗田礼二郎)
  藤澤恵麻(佐伯里美)
  ちすん(静江)
  柳ユーレイ(中原巡査)
  神戸浩(重太)
  菅原大吉(加納英臣)

《story》

「奇跡が始まる」

民俗学を専攻している大学院生の佐伯里美は、最近変な夢を見るようになった。大きな穴と手をふる少年だった。里見は、7才の夏親戚に預けられ、そのときの記憶がなく、夢を何か関係があるのではないかと調査を始める。里見が預けられた村は、隠れキリシタンの里と言われていた渡戸村だった。その村の奥に「はなれ」と言われる、村人が触れたがらない村があることも知った。さっそく里見は調査に出かけるのだった。そこで、考古学の調査に来ていた稗田礼二郎に出会う。ともに調べていくうち、磔の刑に処せられたような殺人事件、そして18年前にともに行方不明になった新吉が子どもの姿のまま現れた。次第に、里見は記憶を取り戻していくのだった。

題材はおもしろいけど
でも三流映画だと思った。「隠れキリシタン」を題材にしているのはよかった。最初は、どうな秘密が隠されているのかワクワクした。神隠しが関連していたり、江戸時代に神隠しになった少女が戻って成長していたり、そこまでは何かが待っていそうで期待に胸がふくらんだ。そして「はなれ」の存在も興味を引き立てた。しかし、結局、しずえや里見はどこに行っていて、何を見て体験してきたのかよくわからないし、新吉もどうしてもどってきたのだろう。さらに「はなれ」がこんなに近くにあるなんて、7才くらいの知能で、どうやって共同生活してきたのか、なぜこのような磔をおこなったのか、何か無理矢理結びつけているようで、違和感があった。最後のシーンもよくわからなかった。あの穴は何。聖書を読まないとわからないんだろうか。

夢と言えば初夢
富江のようなカラーでリアルな夢を見る人がいるという。私は、白黒でぼやけた夢だ。この間見た初夢は、家族で体育館のような場所にいた。何かを見に来たようだった。そこで、2人の子どもがお年玉をもらった。2人で21000円だそうだ。2人はその分け方でけんかして大泣きをしていた。そこで、こう提案した。分けるのではなく、みんなのためになるものを買ったらどうか、と。うん、なかなかいい提案だと自分で思った。が、家族の者はこの意見を受け容れないだろうと思った。そのあとどういうわけか、医務室のようなところに運ばれ注射をされた。今年はお金に関わるトラブルがある。そして、自分の意見は受け容れられない。そのことで精神的に悩み、病気になり治療を受ける。そんな夢だったのかと解釈した。今年もしんどい年になるのかな。


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