ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

工業団地に浸水

2011年10月13日 05時29分20秒 | 日記
過去50年で最悪といわれる洪水被害の拡大は続く一方で、
約2600人の小中学生が通うタイの日本人学校は、安全確保のために13日から臨時休校。


28県の工場では浸水被害がおきている。
762の工場で洪水による被害がでており、失職者は10万人に及ぶと言われている。
    →関連記事 2011/10/8ブログ 「タイの洪水被害」  
                10/10 「在タイ日本大使館 バンコクの洪水に注意喚起」  
                10/11 「緊急支援 今できることは」

    

タイ人の10万人の失職。
水が引いたとしても膨大な数の人々が仕事を失ったままだ。



今回甚大な被害を被ったアユタヤは、日本企業が多く進出している県だ。
住友物産、味の素、パイオニア、ニコン、SONY、CANON、トヨタ、三菱、日産などなど。
日本の大企業の重要な生産ポイントだったのだ、しかし
浸水が始まり、それらの工業団地にも退避命令が出た。

   
    洪水で操業を停止したホンダの工場
   http://www.yomiuri.co.jp/feature/graph/thaiflood/garticle.htm?ge=1011&gr=3992&id=127995  より


日本企業に与える影響はどれほどのものか。






【トヨタなど大手自動車メーカーのタイ工場、大洪水の影響で操業停止】
    ウォール・ストリート・ジャーナル 10月13日(木)10時10分配信
         http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111013-00000015-wsj-bus_allより

タイやカンボジア、ベトナムなどのインドシナ各国が近年ない大洪水に見舞われ、被害が深刻化している。
 タイでは過去50年で最悪とされ、インラック首相は「バンコクも洪水の直撃を受ける」と市民に警戒を求めている。
記録的な洪水は地球温暖化も一因とされ、各国で大洪水が恒常化する懸念もある。

 タイのキティラット副首相は8日、本紙に「洪水が広がり続け、非常に危険な状況だ。
被害額はすでに300億~400億バーツ(約742億~990億円)にのぼる」と語った。

 タイでは北部や東北部の大雨でチャオプラヤ川の上流や源流域が洪水になり、山間部のダムからの放水で下流も氾濫を始めた。
特に中部アユタヤの被害は甚大で、住民の女性(28)は「こんなにひどい洪水は初めて。家が水没したので親類宅に避難した」という。

 日系の自動車部品工場が集まる工業団地が水没したのに続き、ホンダの自動車工場がある別の工業団地も市の避難要請で大半の工場が停止した。
アユタヤから離れたタイ日産自動車の工場も「部品調達が滞り、一部車種の生産を止めた」としており、
部品工場の操業停止が自動車各社の生産に影響を及ぼす懸念がある。
 

       
       水に浸かった自動車

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