ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

恐竜博物館

2011年12月27日 16時51分25秒 | コンケン 第9特別教育センター

今日は「ダイノーサオモーング!」を心から楽しんでいる姿に感動。   (→ 本日ブログ 「感動したダイノーサオモーング!」
みんなの余韻がさめやらぬうちに、恐竜関係の芸術活動をこのまま続行したい。
これで、椅子に座って文字の練習をするなんて、もったいなさすぎる!


このまま高揚した気持ちのままで、いろんな恐竜をつくろう。
急いで数種類の恐竜のかたちを描く。
子どもたちに好きな恐竜を選んでもらう。
私のやる活動には、ほぼ必ず、子どもたちが「選ぶ」という項目がある。
色を選ぶ、大きさを選ぶ、かたちを選ぶ、好きなものを選ぶ、
渡されてだまってやるのではなく、自分で考え選び、うけとって
「ありがとう。」と言う。
やりとりのコミュニケーションもできるし、えらぶ作業には楽しみがある。


お母さんの一人が言う。
「じゃあ、クーサーイ。今日は恐竜博物館ね!」
なるほど!! そうそう、この間作ったのが水族館、  (→ 過去ブログ 「水族館をつくる」   「水族館が完成」
今日は、恐竜博物館を作ろう!
お母さんのその一言に手伝ってもらって、みんなの気分もますます上がる。


どんな色を塗ってもOK。
色を塗って、ハサミで切る。
      


できたー!
    



教室の隅っこにあった、緑のスプレーで汚れた廃材の模造紙を利用して
みんなの恐竜を貼っていく。
どう?まるで草原に恐竜たちがいるみたいじゃない?
        






お昼はまた、このクラスのお母さんが作ってきてくれたごはんを
教室で一緒にごちそうになる。
楽しい時間を共有した後は大人同士もすごく仲良くなっている。
私もお母さんたちといるだけで楽しい。
「ダイノーサオ」「モ-ング」という言葉がときどき飛び交う。
なんだか、わかり合っている気がしてくる。
      



午後の個別学習も、子どもたちとの距離がまた近づいているように思う。
こう感じられるまでに長い時間がかかったなあ。
魚が好きなこの子は、今日も
「クーサイ、タムプラー タムプラー」(さちえ先生、魚作って、魚作って)
とねだる。 おやすい御用よ。
    

描いた魚をじっと見る、長いこと見る。
    


お母さんの所へ持って行って、切ってほしいとおねだりする子。
お母さんたちがハサミを取り出して、この子のために
魚を切ってあげる。
     


お母さんと子どもたちとが、共有できる今日あった何か。
みんなで楽しんだ時間があり、それを話題にしながら、
互いに笑いあったり、楽しかったねと言い合ったり、
魚を手元にお母さんたちがあつまってハサミで切ってあげたり。
そんな時間が、とてもいいなと思う。、

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