ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

山岳民族 ラフ族の村へ 5   共生する村 ・ラフ族の学校を見る

2010年10月05日 11時00分34秒 | チェンマイ
着いた。  ラフ族の村。 同じラフ族でも昨日とはちがう村。 この村では竹製品は作っていない。
  


家は高床式。
  


子どもたちがかわいい。 だけど、やっぱりシャイ。 すごくシャイ。 恥ずかしがって逃げてしまう。
    


  



ここが今夜私たちが寝泊まりするところ。 その玄関。
  


高床式の階段を上がると
   

村の眺め。 山に張り付くようにして、高床式の家が建っている。
    


お腹がすいたー! やっとお弁当。
バナナの皮で包まれた パッタイ(タイ風やきそば)。いいな、情緒がある。タイではよくバナナの皮に包んだ食べものを食べる。
 おいしい!おいしい! 
この場所で食べるからなのか、今まで食べてきたパッタイの中で 一番おいしいパッタイだった。
   

 お い し い ー!
 


しばらくすると、この家の女の子が、マコーを炒ったものをもってきてくれた。
こんなにたくさん。 来るときにも生でかじったマコー。
栗のようなイガイガが覆っているので一つむくのにも大変だった。
それを、こんなにたくさん・・・。 もてなしてくれてるんだなあと、じんとくる。
 


鳥が歩き、豚が歩き、猫が歩き、犬が歩く。
猫は鳥を食べないの? 犬は鳥を狙わないの? とペックさんに聞いてみるけど、食べないのだとか。
なぜ? 
「共生している」と、もう一人の隊員が一言言った言葉が、まさに言い得てると思う。
ここでは、すべての生き物が共生しているよう。
  

  グワッグワッ     ニャーニャー    ブヒブヒ







この村にある商店。 ちょっとしたクッキーなどのお菓子、パンなどがおいてある。 下の町や村からもってくるらしい。
 


村にある学校を見せてもらうことに。 
    


先生が、学校のルールを書いてる。  今は学期休みだけど、普段はここでラフ族の子どもたちは勉強するのか。
   




ペックさんの話によると。
  学校には問題がある。
  先生が、下の街からやってくるが、来ないときもあるし、
  来てもお酒を飲んでいて子どもたちに教えない。
  だから、子どもたちは特に勉強という勉強は出来ていなくて、
  民族の言葉しか話せない子が多い。
  タイ語はあまり話せなかったり、話せても、読み書きはほぼできない。


お年寄りも、タイ語があまり分からない人が多いよう。 
話しかけても返事がなかったのは、ただたんに恥ずかしがり屋なだけでなく
返す言葉を持たなかったことも理由だったんだと、今更ショックを受けてしまった。




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