グルメ、スーパーマーケット、食品評論家です。

辛口ブログを書いていきたい!!

五輪終わっちゃいましたね!!この後どうなることやら。

2008年08月25日 | Weblog
いろいろありましたが、北京五輪が終わりました。
まず日本の成績については、いろいろ見方がありますが大成功とまではいきませんでした。
特に野球がちぐはぐでした。開始前から今一雰囲気が盛り上がっていませんでしたから---いくら年俸総額断トツといってもモチベーションや団結力が違いましたね。
金のソフトボールや、ナデシコは大活躍でした。水泳北島も、陸上男子リレーも。

中国の活躍が結果すごいですが、判定も盛り上がりも中国国体だという新聞も!? 旧ソ連時代のオリンピックの活躍を髣髴とさせる、共産主義国の国を挙げての力の入れようです。

極端に大きなテロやトラブルが無かったことは良かった。これで、成功との見方も有るようですが、人権問題や、少数民族問題には進歩が見られたとはとても言えない。印象に残ったのは開会式での、56少数民族の少年少女の行進が大半漢民族によるやらせだったらしいということ。
個人的には、五輪開幕前から、TIBETやウイグル問題に代表される少数民族問題を懸念していました。そんな中、8年前のSIDNEY五輪の開会式では、先住民をテーマにしてオーストラリアの少数先住民をうまくそつなく演出していた記憶をよみがえらせていました。もちろん背景が違うのでそのまま比較するのは酷かもしれませんが、いや酷というなら、弾圧を受けている少数被支配民族こそが被害者ですよね。期間中の18日にもTIBET民がまた相当犠牲になったという報道がありますから。

そして、行進のやらせ疑惑です。皆えりすぐられたかわいい子達ですよね。映画や演劇で目玉を作るとすると子供や動物の子供を起用することという定番がありますが、まさにそれですね。

今後の中国はどうなるのか、一応成功裏に終わった五輪によりより強い民族意識の団結がこれからも起きるのか。でも経済的にピークを過ぎ、小数民族に代表される抑圧問題、一部で暴動に近いことが起きていること等々、問題山積みである。

紳士的な応援も出来ず、日本へのブーイングで民族意識だけ高めようとする、嫌われ者の人たち---これからどうなることやら

五輪で熱くなる---日本は女性が大活躍

2008年08月22日 | Weblog
五輪は応援しまいと決めていたが、やはり気になる。応援していまいます。

ナデシコは大健闘でしたが及ばず4位でしたね。よくやった!!

ソフトボールの優勝には驚きろきました。上野の2日間で3試合というのもすごい---高校野球並みの連戦連投!!

野球の方は駄目でしたね。銅メダルに気持ちを切り替えるしかないでしょう。

こう考えると、日本が結果を残しているのは女性陣が圧倒的に多いよう。数回前の五輪からそのような傾向にありましたが、とくに前回のアテネから活躍の傾向が顕著に。

ところで、ナデシコのことを英語でなんと言うかご存知ですか?
誰でも知っている身近な英語なのに、それを認識していない方が多い。 ナデシコ=PINKです。ピンクという色は日本語では桃色で桃の花から来たようですが、西洋ではナデシコの花の色から来たようです。ナデシコJAPANもユニフォームをPINKにすればよかった?


五輪がナデシコでstart、意味深な対戦相手

2008年08月13日 | Weblog


猛暑で私もパソコンも体調を崩し、BLOGの更新がなかなかできませんでした。
気が付けば北京五輪がstartし佳境に入りつつあるのでしょうか。

ただ、TIBET・ウイグル問題、その他少数民族問題、人権問題、2年前の上海反日暴力デモに代表される反日感情を思い、五輪開始1-2ケ月前から、テレビは見まい、応援もしまいと決めていた。
今や押しも押されぬ大国中国は、政治・経済だけでなく軍事の面でも世界の大国である。北朝鮮問題にしても中国抜きでは何も出来ないことから、政治・軍事の門でも重要な国である。文化面でも世界から認められ尊敬される国になれるかは、時間はかかるだろうが、この五輪をGUIDE POSTとして大きく一歩を進めることになるのであろう。

しかし、これを機会に、TIBET、ウイグル、他の少数民族問題、人権問題等が、世界の注目を浴び、一歩でも二歩でも前進することを期待する。独裁政権ではこの面での自浄能力はないと見る。世界のマスコミや人々の発言や行動を期待したい。

ところで日本の最初の五輪ゲームは、ナデシコJAPANのNEW ZEALANDとの対戦でしたね。
中国語では、この国を「新西蘭(シンシーラン)」と言います。発音と一部漢字の意味をまねた訳語でしょうが、この言葉で一般の中国人が何を思いうかべえるかご存知ですか? NEW ZEALANDの国名でなく、少数異民族の住む西の未開発地区を思い浮かべるらしい。新は「新彊ウイグル自治区」、西は「西蔵(=TIBET)自治区」、蘭は、これら広大な西域の入り口(出発点)である「蘭州」を指すらしい。今問題の地域ばかりでないか!?
新西蘭と中国人が聞くと、過酷な自然っであり、不便な田舎であり、行きたくない場所という意味になるらしい。昔から差別的にあった言葉か、文化革命時田舎で強制労働させられた時期に出来た言葉あるいは再使用された言葉かは分からない。
結果は、ナデシコが追いついて、勝てなかったが、引き分けでした。何か、この五輪の結果を象徴するではないか。 

テロ等の血なまぐさい事件は起きてほしくはない。もう起きているが、大きいものはもちろん、一切これ以上は起きてほしくはない。無事に終了することで中国も一流国の仲間入りするのだろうか。しかし、同時に少数民族問題も忘れられることなく世界が注目する形が広がればと願う。開催国執行部の一人勝ちなく、少数派との引き分けdrawになってほしい。