原発の会見は一応毎日見てるようにしてますがなかなか有益な情報が出てこない(出さない?)状態が続いているようです。
会見を見ているとイライラしてきます。
原発の構造はこうして見るとTV等で出ているのはかなり簡易的がものというのがよく分かります。
細かい構造見て驚嘆しました。クリックで拡大
実際こうして見ると炉というのはこれらの配管や電気系統が生きていてはじめて
まともに動くという物だと改めて思いました。
左から3号機と4号機
3号機アップ
Fukushima Unit 3 Two Theories - 福島第一原発3号機
パート2
アーニー・ガンダーセン(Arnie Gundersen)博士
【何がdetonationを引き起こしたのか?】
deflagrationは、衝撃波が音速。
detonationは、音速を超える。
detonationは、deflagrationより破壊的である。
この二つの差が1号機と3号機で起きたことの違いである。
3号機は、もちろん音速を超えるdetonation。
1号機噴煙の建屋から離れていく動きは、3号機のものと比べて、とてもゆっくりしている。1号機は、deflagration。
【3号機についていくつかの明確に判明している点】
●3号機の爆発は、1号機の爆発に比べ、はるかに大きい。
ベクトルと呼ぶ爆発のエネルギーの方向は、1号機と違い、すごい勢いで真上に伸びている。3号機の上向きのベクトルは、1号機のベクトルにはない。3号機では明らかに爆発があった。水素・酸素の化学反応(水素爆発)だけではdetonatinは起こらない。それ以外の何かがなくてはならない。
●黒い煙が立ち上る前に、明るい黄色の閃光が見える。
●プラントから2マイル(約3.2キロメートル)も離れたところから多数の燃料棒の破片が見つかっている。
●4号機の使用済み燃料プールには水がなく、燃料棒は露出しているが、燃料集合体は損傷を受けていない。
つまり、2,3マイル吹き飛ばされた燃料棒の破片は4号機の使用済み燃料プールからではなく、3号機からと思われる。
●とても細かな粒子のウランがハワイと西海岸で検出された。同じくパウダー状のプルトニウムも検出され、アメリシウムは、ここニューイングランドでも検出されている。
これらの物質は、超ウラン元素と呼ばれ、ウランよりも重い。そして、その核種の検出は、福島の燃料棒が揮発したことを意味する。
●爆発後の3号機の写真を見ると、建屋の大部分、とくに南側がなくなっていることが分かる。しかし赤外線写真を見ると同じ場所に高温部分の熱源が確認できる。
これは、3号機の格納庫と原子炉は損傷を受けていないということ。
原子炉に損傷はないのに、建屋は吹き飛んでいるのはなぜか?
50×50×50フィートの使用済み燃料プール容器内の「水」は空の状態だったと思っている。
そこにガスが溜まり上向きに爆発した。プール上部はもともと吹きぬけており、側面は防御するバリアとして働くので、その構造が上方への爆風を起こした。プールは上に向けられた銃口のようなもので、上に向けて狙い発射した。
●ビデオを見ると、多量の破片が落ちてくるのが見える。
それらは、燃料棒を含む燃料集合体で、プルトニウムやウランの破片でしょう。プルトニウム、ウランは2,3マイル離れたところからも検出されているのが納得できる。
●その他として、噴煙の黒さ。
その黒さは、ウランやプルトニウムが揮発したことを意味する。
それらはごく細かな粒子となり、太平洋を越えて、ハワイ・西海岸や、ここニューイングランドにまでも到着した。
水素爆発では3号機の丈夫な側壁を破れず、衝撃波が使用済み核燃料プールにある燃料を襲い、核燃料棒が変形し集約され、即発臨界を起こす。
【なぜこのようなことが起きたか?】
なぜかというのはまだ明らかにされていないが、適切であろう理由として
1、水素・酸素の化学反応が始まり(水素爆発が起こり)
2、それによって燃料棒が激しく動いて変形するような衝撃波が生じた。
3、使用済み燃料プールでの燃料棒が変形し(集約したことで)即発臨界による核反応を引き起こした。
4、その核反応が、プールから燃料棒・燃料集合体などを吹き飛ばし噴煙を噴き上げる爆発のエネルギーとなり、3号機での劇的な場面を作り出した。
この仮説を確かめるには、この噴煙に含まれる同位体を調べることです。現在、米軍機がサンプルを採取しているので、ラボで分析中でしょう。
2つのキセノン(Xe)の同位体ですが、比率によりますが、それによって、使用済み燃料プールで即発臨界を起こしたかどうかがわかる。
証拠は、まさにそこにあるが、まだ私達の手には入っていない。おそらく、政府は持っていると思う。
以上、アーニー・ガンダーセン(Arnie Gundersen)博士の弁
つまり博士は、4号機の爆発の違いなどから三号機は即時臨界
つまり小規模核爆発と言いたいようです。
博士のビデオです
http://www.universalsubtitles.org/ja/videos/2TnNJkefdfyZ/ja/72595/
☆清水社長は未曾有の津波という言葉で免責を勝ち取りたいようですが
どうもそうはいかなくなって来たようです。
ま、実際色々な事実が暴露されてきてますので、東電としてはどうも分が悪いようです。
そのことに関しては情報をまとめて載せたいと思ってます。
会見を見ているとイライラしてきます。
原発の構造はこうして見るとTV等で出ているのはかなり簡易的がものというのがよく分かります。
細かい構造見て驚嘆しました。クリックで拡大
実際こうして見ると炉というのはこれらの配管や電気系統が生きていてはじめて
まともに動くという物だと改めて思いました。
左から3号機と4号機
3号機アップ
Fukushima Unit 3 Two Theories - 福島第一原発3号機
パート2
アーニー・ガンダーセン(Arnie Gundersen)博士
【何がdetonationを引き起こしたのか?】
deflagrationは、衝撃波が音速。
detonationは、音速を超える。
detonationは、deflagrationより破壊的である。
この二つの差が1号機と3号機で起きたことの違いである。
3号機は、もちろん音速を超えるdetonation。
1号機噴煙の建屋から離れていく動きは、3号機のものと比べて、とてもゆっくりしている。1号機は、deflagration。
【3号機についていくつかの明確に判明している点】
●3号機の爆発は、1号機の爆発に比べ、はるかに大きい。
ベクトルと呼ぶ爆発のエネルギーの方向は、1号機と違い、すごい勢いで真上に伸びている。3号機の上向きのベクトルは、1号機のベクトルにはない。3号機では明らかに爆発があった。水素・酸素の化学反応(水素爆発)だけではdetonatinは起こらない。それ以外の何かがなくてはならない。
●黒い煙が立ち上る前に、明るい黄色の閃光が見える。
●プラントから2マイル(約3.2キロメートル)も離れたところから多数の燃料棒の破片が見つかっている。
●4号機の使用済み燃料プールには水がなく、燃料棒は露出しているが、燃料集合体は損傷を受けていない。
つまり、2,3マイル吹き飛ばされた燃料棒の破片は4号機の使用済み燃料プールからではなく、3号機からと思われる。
●とても細かな粒子のウランがハワイと西海岸で検出された。同じくパウダー状のプルトニウムも検出され、アメリシウムは、ここニューイングランドでも検出されている。
これらの物質は、超ウラン元素と呼ばれ、ウランよりも重い。そして、その核種の検出は、福島の燃料棒が揮発したことを意味する。
●爆発後の3号機の写真を見ると、建屋の大部分、とくに南側がなくなっていることが分かる。しかし赤外線写真を見ると同じ場所に高温部分の熱源が確認できる。
これは、3号機の格納庫と原子炉は損傷を受けていないということ。
原子炉に損傷はないのに、建屋は吹き飛んでいるのはなぜか?
50×50×50フィートの使用済み燃料プール容器内の「水」は空の状態だったと思っている。
そこにガスが溜まり上向きに爆発した。プール上部はもともと吹きぬけており、側面は防御するバリアとして働くので、その構造が上方への爆風を起こした。プールは上に向けられた銃口のようなもので、上に向けて狙い発射した。
●ビデオを見ると、多量の破片が落ちてくるのが見える。
それらは、燃料棒を含む燃料集合体で、プルトニウムやウランの破片でしょう。プルトニウム、ウランは2,3マイル離れたところからも検出されているのが納得できる。
●その他として、噴煙の黒さ。
その黒さは、ウランやプルトニウムが揮発したことを意味する。
それらはごく細かな粒子となり、太平洋を越えて、ハワイ・西海岸や、ここニューイングランドにまでも到着した。
水素爆発では3号機の丈夫な側壁を破れず、衝撃波が使用済み核燃料プールにある燃料を襲い、核燃料棒が変形し集約され、即発臨界を起こす。
【なぜこのようなことが起きたか?】
なぜかというのはまだ明らかにされていないが、適切であろう理由として
1、水素・酸素の化学反応が始まり(水素爆発が起こり)
2、それによって燃料棒が激しく動いて変形するような衝撃波が生じた。
3、使用済み燃料プールでの燃料棒が変形し(集約したことで)即発臨界による核反応を引き起こした。
4、その核反応が、プールから燃料棒・燃料集合体などを吹き飛ばし噴煙を噴き上げる爆発のエネルギーとなり、3号機での劇的な場面を作り出した。
この仮説を確かめるには、この噴煙に含まれる同位体を調べることです。現在、米軍機がサンプルを採取しているので、ラボで分析中でしょう。
2つのキセノン(Xe)の同位体ですが、比率によりますが、それによって、使用済み燃料プールで即発臨界を起こしたかどうかがわかる。
証拠は、まさにそこにあるが、まだ私達の手には入っていない。おそらく、政府は持っていると思う。
以上、アーニー・ガンダーセン(Arnie Gundersen)博士の弁
つまり博士は、4号機の爆発の違いなどから三号機は即時臨界
つまり小規模核爆発と言いたいようです。
博士のビデオです
http://www.universalsubtitles.org/ja/videos/2TnNJkefdfyZ/ja/72595/
☆清水社長は未曾有の津波という言葉で免責を勝ち取りたいようですが
どうもそうはいかなくなって来たようです。
ま、実際色々な事実が暴露されてきてますので、東電としてはどうも分が悪いようです。
そのことに関しては情報をまとめて載せたいと思ってます。