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【嘘の戦争】 第5話

2017-02-11 09:27:30 | ドラマ・映画(草なぎくん)

(浩一)九島享は、大手銀行の肩書がよりどころの人間だ。だから、それを奪う。職場も不倫相手も妻も全部失って、たった一人で・・・地獄に落ちろ。

 

標的は政治家・・・裏金5億を奪え!激化する天才詐欺師の復讐劇

 

2017年2月7日に、関西地方で放送された番組です☆

あらすじと、ネタバレありの感想、キャストを書いてます☆

草なぎ君ファンであるということを前提で、お読みください。

 

 

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≪あらすじ≫ (TVの番組表 & 番組HPより引用)

嘘の戦争 第5話(2017.2.7)

医師の五十嵐(甲本雅裕)、弁護士の六反田(飯田基祐)、刑事の三輪(六平直政)、さらに一家殺害の原因となる事件をもみ消した四条(ジュディ・オング)とその息子も陥れ、浩一(草彅剛)はついに興三(市村正親)への復讐(ふくしゅう)に王手をかける。その頃、二科家では30年前の犯行の証拠となる録音テープの存在を知った興三が、再び悪に手を染めようとしていた。隆(藤木直人)はそれを阻止しようと、自らテープの在りかを突き止めようと動き出す。また隆は浩一と“千葉陽一”との関係を確かめようとバー800に乗り込み、「千葉という人物を知っているか?」と浩一に直接問いただす。
浩一は、30年前に起きたOL殺しの主犯で、今は大手銀行に勤める九島亨(平岳大)の存在に気がつく。九島の亡き父は銀行の元副頭取で、30年前、興三に多額の融資をしていた。その融資こそが一家殺害の報酬だとにらんだ浩一は、九島と彼の弱みを握っている愛人の五十川芙美(真飛聖)にも接近。相棒のハルカ(水原希子)と共にパイロットとキャビンアテンダントに扮(ふん)し2人の前に現れて…?
一方、楓(山本美月)は長年にわたり興三との間に確執があることを浩一に打ち明ける。なんとか興三に会いたい浩一は、そんな楓をやさしく諭し、心を動かされた楓は興三に会いに行くが…。

 

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(浩一)小型機ぐらい 操縦できるからな。

(カズキ)ふふっ。

(浩一)タイの空軍にコネがあって、訓練受けさせてもらった。

(カズキ)嘘だよな?

(浩一)嘘か、ホントか。どっちだと思う?

(カズキ)・・・

(浩一)人をだますには、まず自分をだますんだ。

 





今回のターゲットは、九島享。

カズキは、九島が愛人と一緒に11階の部屋に向かうのをロビーで確認。

浩一とハルカは、11階で待ち伏せし、わざとぶつかり、ワインを割らせる。



(回想・カズキ)九島享。帝都中央銀行、本部営業第一部 次長。上司の娘と結婚。子供はなし。同じ頃から不倫し始めた職場の女性と今でも付き合ってる。

(回想・浩一)うん。副頭取まで務めた九島のおやじは、30年前、仁科会長に多額の融資を。そのおかげで、今のニシナコーポレーションがある。俺の家族を殺した報酬だ。

(回想・百田)でも、死んじゃってんだろ?その副頭取。

(回想・浩一)去年、病気でね。

(回想・百田)死んじゃってたら、復讐できないね。

(回想・オウム)デキナイネ、デキナイネ。

(回想・浩一)九島享が、30年前、事件の事をどこまで知ってるか分からないけど。

(録音・仁科)ばかな大学生たちが、ある事件を起こした。ばか息子の親達に頼まれ、私がもみ消した。

前回、四条は、『主犯は九島享。大学の同期で。』とも言っていた。

(回想・浩一)ばか息子が起こした殺人事件が発端ですから、罪を逃れて、のうのうと生きてきたやつらには、相応の償いをしてもらわないとね。

(回想・ハルカ)銀行内の評判最悪だったよ、九島享。上の人間には、やたら腰が低くて、下の人間には威圧的。権威に弱い。人を見かけや持ち物で判断する。

(回想・浩一)いいね。そういうやつに近付くのは簡単だよ。まず、こいつは自分よりスペックが上だと思わせればいい。





(浩一・心の声)相手が自分より上と認識した途端、腰が低くなる。

浩一の思惑通り、九島は浩一を自分より上と認識し、高級なワインを割った事を謝罪する。

お詫びにお金を払おうとする九島だったが、浩一は『代わりに一緒にお酒でもどうです?』と誘う。

 



 



浩一は、仕事着からスーツ姿に着替え、九島達とお喋りをしていた。

遅れて登場したハルカのミニスカートに釘付けになる九島享だった。

(九島)羨ましいな。国際線の機長で、こんな可愛い彼女がいて。

(浩一)九島さんこそ、素敵な彼女が。その上、帝都中央銀行といったら、国内一のメガバンクだ。そこの本部の次長って、すごいじゃないですか。

嬉しくて笑いが止まらない九島享。

(浩一)毎日、大きなお金を動かしてるんでしょうね




(浩一・心の声)権威に弱い人間は、自分より上と認識した相手の褒め言葉に弱い。自慢話をさせてやれば、小さな虚栄心は、あっという間に満たされて、相手に好感を持つ。



ハルカの希望で全員で写真を撮るが、芙美は敢えてみんなのソファーの後ろに移動させる。

芙美が疲れたと部屋に戻ろうとすると、ハルカも部屋に戻ると話す。

ちゃっかり、九島と携帯番号を交換し、投資の相談にのってもらう約束も忘れずに。



ハルカは、芙美に追い付き、話しかける。

芙美は、ハルカに対し、年齢やミニスカートなど嫌みっぽいことを言うが、ハルカは動じず。

(ハルカ)羨ましいな。

(芙美)えっ?

(ハルカ)ちゃんとした仕事があって、結婚にも縛られないで自立してる。芙美さんみたいな30代、憧れです。

この言葉に機嫌を良くした芙美は、ハルカと二人で呑みながら話すことに。

(芙美)一年契約?キャビンアテンダントってそうなの?

(ハルカ)彼の会社は大手だけど、私は新規参入の格安航空会社なので、いつ切られるか。

(芙美)へぇ~、大変ね。

(ハルカ)彼とのことも、私はずっと一緒にいたいけど、一条さん(浩一)は違うかも。

(芙美)そう?えっ?一条さん、本気なんじゃ?

(ハルカ)彼は・・・誰にも本音を見せない人だから。



その頃、浩一は九島と、趣味の狩猟の話などをしていた。

(浩一)一流の仕事に趣味、奥さんに彼女か。理想の人生ですね。



 



一方、ハルカの方は・・・

(芙美)彼が離婚できないのは、奥さんが上司の娘だから。それに、彼のお小遣い稼ぎには、奥さんが経営してるエステサロンが好都合。それに、私とも別れられない事情が。

(ハルカ)どんな?

(芙美)ふふっ。私に余計な事しゃべられたら、彼は大変なことになる。打算と愛は・・・よく似てんのよ。

(ハルカ)何か凄いですね、芙美さん。

(芙美)あなたも探してみれば?一条さんの弱み。彼があなたから離れられなくなる理由。




浩一とハルカは、それぞれ話を終え、事務所に戻った。

芙美が九島の弱みを握っているということで、それを聞き出し、九島を破滅させる計画となった。

(浩一)それが終われば、あとは2人だけだ。

仁科興三と、実行犯の仁科の部下か殺し屋。

(浩一)九島享は、大手銀行の肩書がよりどころの人間だ。だから、それを奪う。職場も不倫相手も妻も全部失って、たった一人で・・・地獄に落ちろ。





 



翌朝、浩一はバー800に顔をだす。

カズキは仁科のPCの監視を続けていた。

隆はすでに家を出ており、晃は下手くそな将棋をしていた。

浩一たちがしゃべっていると、お客さんが来店し、百田が開店前なので断ろうとすると・・・そのお客さんは隆だった。

(隆)ここに入っていくのが見えたんで。

(浩一)このビルの大家さんなんですよ、こちらのマスター。

浩一は百田にも隆を紹介し、バー800に来た理由を聞く。

(隆)時間がない。単刀直入に聞く。千葉という人物を知ってるか?

(浩一)千葉?

(隆)今、仁科家にとって、ある脅威が生まれてる。その脅威を排除するためなら、父は、どんな手でも使うだろう。私は無用な犠牲は出したくない。

(浩一)犠牲ですか?

(隆)もし、君が千葉という人物と組んでるなら、彼の名をかたってるなら、それがどんなに危険なことか・・・

(浩一)分かりませんね、何の話か。千葉って誰です?仁科家にとって脅威って?

(隆)本当に何も知らないのか?

(浩一)ええ、本当に。嘘は嫌いですから。

(隆)そうか、分かった。

ちょうどその時、ハルカが『おなかすいた~』と登場し、一瞬全員固まるが、常連客を装いセーフ。



車に向かう途中、隆はハルカに見覚えがあると感じる。




帝都中央銀行で、やる気のない九島は、ずっとハルカ達と撮った写真を眺めていた。

九島は、ハルカの投資の相談に『いつでもいいですよ』と返事をすると、即効返ってきた返事で今夜会うこととなった。





浩一は、千葉陽一のオーストラリアblogに届いたメールを見ていた。

『千葉陽一さんへ
あなたの目的は?
会って話をさせて下さい。
わたしは、再びの悲劇は望んでいません。
Nより』

(浩一)仁科隆か。

浩一がメールを見終わると、突然電話がかかってきた。

相手は楓で、近くまで来ているということで、手を繋いで食事に行くことに。

浩一と楓を目撃したハルカは、その夜、約束していた九島に会いに行った。

(九島)へぇ~、1年契約なんだ。CAの世界も厳しいんだね。

(ハルカ)だから、ちゃんと貯金とか、投資とかしなきゃって。

(九島)結婚しちゃえば?一条さんと。

(ハルカ)はぁ~、やだ、もう。簡単に言いますよね。

九島の手に、自分の手を重ね、誘惑するハルカ。

(九島)ハルミちゃん?

(ハルカ)芙美さんが羨ましい。

(九島)えっ?

(ハルカ)亨さんとの強い絆があって。

(九島)強い絆っていうか、まぁ、大人の事情かな。

(ハルカ)不思議。亨さんといると安心する。

(九島)そう?

(ハルカ)あはは。今夜はずっと一緒にいてくれない?

(九島)いいけど、一条さんは?

(ハルカ)彼には今、他に気になってる人がいるから。

(九島)そうなんだ。

(ハルカ)私とは全然違うタイプの子。怖くて・・・彼が本気であの子の事、好きになっちゃったりしたら、どうしようって、怖いの。


 

 

レストランで話す浩一と楓。

(楓)あのね、浩一さんを父に紹介するって話だけど、実はもう何年も、父とはまともに話もしてないの。

(浩一)うん?でも、ねっ、こないだパーティーで。

(楓)晃兄さんがうるさくて、誕生日だけは来いって。・・・仲の良かった同級生がいたの。その子んち、工場経営してて、ニシナコーポレーションの仕事をしてた。でも、そこの経営が危なくなって・・・。もともと、うちのむちゃな発注が原因だったのに・・・。父は、あっさり見捨てた。その一家は夜逃げして・・・噂だと無理心中したって。許せる?浩一さんなら。ニシナコーポレーションのためって一言で何でも切り捨てる父を・・・許せる?

(浩一)うん、許すよ。怒りなんて、ずっと抱えてても苦しいだけだよ。忘れられるなら忘れる!許せるものなら許したい。その方がずっと楽だよ。

(楓)誰かいるの?

(浩一)ん?

(楓)浩一さんが許せない相手。

(浩一)別に。どうして?

(楓)ただ、何となく。

(浩一)家族がまた一つに。そう思うなら、楓も動かないと。

 





その頃、浩一の事務所を何者かが漁っていた。





次の日、浩一は、帝都中央銀行の九島の元へ行き、ロスに住む友人から預かった美術品を、友人の父が来週上京した時に渡してほしいとお願いする。

ハルカも浩一もフライトで渡せず、思い出の詰まった大事な品なので業者に頼む気になれない、先日会話して信頼できると確信したからという理由で。




事務所に戻ってきた浩一は、机を誰かが触ったこと、盗聴器が仕掛けられているのに気付く。



(百田)盗聴器?

(浩一)いつも3mm隙間を開けとく引き出しがぴったり閉まってた。それでおかしいなと思って。

(ハルカ)大丈夫なの?

(浩一)まあ、仁科隆があれだけ言うんだ。ヤバい連中が動くだろうと思って、見つかって困るものは全部移動しといたよ。

(百田)盗聴器ね。

(浩一)気付かないフリして、そのまま置いてあるから、おい、お前(カズキ)。上に上がった時、気を付けて話せよ。

(カズキ)うん!うん!

作っていたピラミッドのトランプが崩れ、ガックシなカズキ。

(浩一)お前さ、分かってんのか?

(カズキ)う~ん。

(百田)物騒な話だ。連中の狙いは?何を探してるわけ?



(浩一)録音テープです。あれが表に出たら、仁科家は、えらい騒ぎになる。

 




仁科会長が、約束した1週間が経ったので、六車を動かしたことを隆に告げる。

浩一の事務所を調べさせたり、盗聴器を仕掛けたりしたのは、六車だった。

六車が動き出したからには、隆に手を引けと言う会長。



その日の夜、会長の自宅を訪れた楓は、浩一を紹介したいと話す。




一方、浩一は、ハルカと九島が仲良さそうに話しているのを、芙美と一緒に目撃し、落ち込んだフリをする浩一。

 

 



(浩一)はぁ・・・。

(芙美)ははっ、大丈夫。ただの遊びよ、2人共。

(浩一)自信があるんですね、芙美さんは。

(芙美)ははっ。彼、私とは別れないもの。私を怒らせたら、亨は銀行にいられなくなる。彼が銀行を辞められるわけない。だから、私とも・・・

(浩一)分かってないな。

(芙美)えっ?

(浩一)亨さん、ハルミに言ったそうですよ。銀行なんか辞めて、一からやり直してみたいって。

(芙美)ははっ、まさか。

(浩一)ハルミと一緒になれるなら、離婚してもいいって。

(芙美)嘘よ。

(浩一)ハルミなら若いし、再婚して子供も作れる。

(芙美)彼は子供が嫌いなの。今までそんな話、一言も・・・

(浩一)50を前にして、初めて欲しくなったんだよ、自分の子供が。

(芙美)嘘よ!亨がそんなこと言うはずない。何なの?あなたは、私達の仲、壊そうとしてるの?

(浩一)そんなことして、私に何の得が?あなたと私は、共通の利害関係で結ばれてる。だから、こうやって言いにくいことを伝えてるんです。

(芙美)許さない。再婚なんて、そんな・・・はぁ・・・

(浩一)しっかり亨さんのこと、見張ってて下さい。




立ち去ろうとする浩一に、晃から電話がかかり、一緒にご飯を食べに行くことに。

晃は、長年会話が出来てなかった楓と父の関係が、浩一のおかげで良くなろうとしてることを喜んでいた。

(晃)君は救世主だ。仁科家に笑顔を呼ぶ幸福の神様だよ。



浩一は、酔った晃と二人で事務所で更に飲むことに。

晃のハマっている将棋をちゃっかり用意していた浩一は、わざと勝負に負け続ける。

久しぶりに人と将棋をするという晃・・・

(晃)何か、俺、友達少ないのかな?

(浩一)何ですか?いきなり。

(晃)学生の頃は、顔広かったんだけどな~。ほら、みんな、結婚とかするとさ遊ぶ機会とか少なくなるよね。

(浩一)うん、そうですね。

(晃)大学の時、つるんでた先輩とも、まあ、色々あってな・・・今は音信不通だもんな。草野球だってさ、あれ、会社の連中、無理矢理集めてやってるだけだもん。何か寂しいね、俺。

(浩一)いや、そんなこと言ったら、俺だって友達なんかいませんよ。

友達いない同士、野球チームを作ろうと盛り上がる。




浩一から預かった美術品を渡しに行く日。

九島は、指定されたホテルの部屋に行くと、厚労省麻薬取締部の2人が現れ、美術品が入ったケースの中から麻薬が見つかる。

焦った九島は、『日本ルミナス航空機長の一条に頼まれた』というが、日本ルミナス航空にそんな男はいないと言われる。

麻取に名前や住所を聞かれ、逃げた九島の元に、浩一から電話がかかり、時価1億円する品だったので1億で償うこと、警察に行くと屋上から落として殺すと脅される。

実際には、麻取役は百田とカズキ、白い粉は上物の小麦粉、一条という機長は存在せず、飛び降り自殺した女性は定食屋のおばちゃんの変装だった。

(浩一)後一押し。考える時間を与えず、一気に追い込む。

 





九島が帝都中央銀行に戻ると、ハルカが待っていた。

ハルカに浩一について問い詰めるが、ハルカも制服に騙され、運び屋をさせられてたと言う。

警察に行ったら殺されるので、一緒に国外に逃亡することにしたハルカと九島。

(九島)隠した金が取ってくるから、君は安全なとこで待ってて。

(ハルカ)でも、今すぐ逃げないと。

(九島)僕は猟銃も持ってる。簡単に殺されたりしない。

(ハルカ)芙美さんは?

(九島)あいつとは別れる。君と一緒に、一からやり直す。

(ハルカ)亨さん!

(九島)連絡するまで電話にも出ちゃだめだよ。

(ハルカ)うん。待ってる。



そんな二人の様子を部屋で隠れて見ていた芙美さん。



(芙美)彼の罪を告発する。



(浩一)告発?

(芙美)彼、奥さんが経営してるエステサロンに、本来なら下りない額の融資を行ってるの。何度も。

(浩一)へぇ~。

(芙美)他にも不正を・・・迂回融資で、マージンとして10%受け取ったり、証拠は私が全部握ってる。

(浩一)そうですか。

(芙美)そうやって作ったお金で、あの子と逃げようなんて、絶対許せない。上司と警察に・・・告発する。

(浩一)それがいい。私も2人のことは許せません。

 



九島は、別荘にある猟銃と隠し金を取りに行く。

(浩一)いくら隠してるんですか?鹿を追い込んで、一発で仕留めた時の快感がたまらないか。



(浩一)30年前のOLも、そんな感覚だった?

(九島)えっ・・・

(浩一)30年前、あんたと四条司が殺したOLのことだよ。

(九島)・・・

(浩一)知ってた?あんた達の罪隠すために、殺された一家がいたこと。何の関係もないのに。

(九島)そう。何の関係もないのに、警察に余計なこと喋ろうとしたんだろう?親父に聞いたよ。変な正義感持った医者のせいで、その家族まで死んだって。

(浩一)ふ~ん、知ってたんだ。

(九島)何なんだよ。もう、とっくに時効だろう?

(浩一)すまないと思わなかった?あんたたち、ばか息子2人守るために、殺された家族に。

(九島)知るかよ!俺がやらしたことじゃない!巻き添えになる方がバカなんだろう。

突然、そばにあった灯油を九島にかける浩一。

(浩一)このまま閉じ込めて帰ったら、いつ、誰が見つけたくれるかな?

(九島)ちくしょう。

(九島)・・・銃の使い方なんて知らないだろう?

(浩一)軍人だったやつに、武器の扱いは一通り習った。

(九島)でも、できない。人を撃つなんて、訓練とは違うんだ。・・・殺せるはずが・・・

(浩一)殺したこともある

銃で九島を狙い続ける浩一。

(浩一)なんて、信じた?

(九島)はぁはぁ・・・何者だ?30年前の事件の関係者か?恨むんだったら、二科親子を恨めよ!

(浩一)親子?

(九島)二科の親父と、ばか息子だよ。

(浩一)ばか息子って?

(九島)晃だよ!二科の長男の。大学の後輩で、あの夜も、俺たちが女を連れてこいって言ったら、ホントにナンパしてきた。女が死んだ時、あいつは近くで見張りをしてた。だから、二科の親父は必死だったんだよ。

(浩一)お前らのためじゃなかったのか?

(九島)他人の子供のために人まで殺すかよ。ううっ・・・30年前の一家殺しは、二科家の大事な長男を守るため、晃のためだ!


≪浩一は先日、晃と飲んでいた時の会話を思い出す≫

(晃)大学の時、つるんでた先輩とも、まあ、色々あってな・・・

 

(浩一)そういうことか。

(九島)だから、どうか・・・

浩一は去っていった。

 

九島が地下から出てきた時、猟銃が床に置かれたままだった。

お金と猟銃を手に外に出ると、突然名前を呼ばれ、九島は発砲。

しかし、相手は警察で、銀行から業務上横領で被害届が出たこと、公務執行妨害および銃刀法違反で逮捕される。

 

 

隆は、会長の誕生日パーティーの写真で、ハルカが映っていたことに気付く。

浩一は、晃のために買ったグローブで、野球の練習をしていた。

(浩一)もう一人、見つかった。

(ハルカ)えっ?

(浩一)地獄見せなきゃいけないやつが、もう一人。罪を逃れて、のうのうと生きてきた奴には、それ相応の償いをしてもらわないとな。

(ハルカ)それ、一体誰のこと?

グローブを投げつける浩一。

(浩一)二科晃だ。

 

 

 

浩一と会長がついに会う日。

(会長)反対じゃなかったのか?楓と一ノ瀬の交際には。

(隆)今も反対です。でも、今日だけは客として迎えます。九島の息子も逮捕されたそうです。金を奪える相手から奪わない。となると、目的は復讐。残るターゲットは・・・

(会長)私と晃か。

(隆)それでも、僕は六車の暴力には頼りたくない。なぜ、一ノ瀬が関わってるのか、何を企んでるのかそれが知りたい。だから・・・今日は冷静に話そうと思います。

 

 

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嘘の戦争・・・まさかの晃も関わっていたという・・・

そうですよね。自分の息子が関わっているからこそ、もみ消そうとしますよね。

 

楓が話した同級生が誰かと関わりあるのか・・・

 

次回が楽しみですね☆ 

 

 

 

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≪キャスト≫

 

一ノ瀬浩一(旧姓:千葉)【詐欺師】 : 草なぎ剛


◆詐欺師仲間◆

十倉ハルカ【女詐欺師・相棒】 : 水原希子

百田ユウジ【浩一の兄貴分】 : マギー

八尋カズキ【詐欺師見習い】 : 菊池風磨

 

◆児童養護施設◆

三瓶 守【経営者】 : 大杉 漣

 

◆仁科家◆

仁科興三【会長】 : 市村正規

仁科 隆【次男・社長】 : 藤木直人

仁科 晃【長男・子会社社長】 : 安田 顕

仁科 楓【長女・医師】 : 山本美月

 

◆ニシナコーポレーション◆

七尾伸二【会長秘書】 : 姜 暢雄

四谷果歩【社長秘書】 : 野村麻純

 

≪スタッフ≫

脚本 : 後藤法子

音楽 : 林ゆうき ・ 橘 麻美

演出・プロデューサー : 三宅喜重

演出 : 宝来忠昭

プロデューサー : 河西秀幸

 

 

関西テレビ【嘘の戦争】HPは、こちら☆http://www.ktv.jp/uso/index.html

 

 

 

 



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