※8月30日から9月3日までの掲載馬について
抹消後の情報を追記しました。
それぞれの日付に戻ってご覧ください。
今日のニュース
先日お知らせしたダンツフレームの最後の様子に関する
記事が、地方競馬教養センター便りの中に掲載されました。
8月中旬に撮影された、現役時代の面影もないダンツの姿と、
候補生の「一度でいいからG1馬に乗って、走路で駈けて
みたかった。」ということばに、また悲しみがよみがえって
きてしまいました。
祭壇の遺影やセンター内に作られた墓標に供えられたお花や
寄せられたメッセージを見ると、彼がいかに愛されていたかを
あらためて感じます。
現役時代はもとより、引退してからも候補生たちに夢を与え、
死してなお研究のために役立てられたダンツフレーム。
彼こそ本当の意味での「功労馬」と言えると思います。
彼が一時行方不明になった時、消息をたどろうとしても
なかなか情報をつかむことができず、不安になったファンは
少なくありませんでした。
ここで日々登録を抹消された馬たちの情報を記載していても、
十分な情報をお伝えすることができず、一個人としてできる
ことの小ささを痛感するばかりなのですが、
もしかして、もしかしたら、「この馬を何とかしてあげたい。」
と思ってみてくれている人もいるかもしれない・・・
密かにそんな小さな期待を抱く今日この頃です。
9月2日に登録を抹消されたユウキャラットが名古屋競馬へ
移籍、角田輝也厩舎へ入厩しました。
99年、ウイニングチケット産駒の彼女。02年のオークスでは
前走の忘れな草賞を勝って2番人気に指示され、最後の直線
粘りに粘って3着を確保。続く秋華賞やエリザベス女王杯でも
淡々とした逃げで5着、6着と大健闘しました。相手があの
ファインモーションだったんですから、上出来です。
6歳になった今、地方への移籍というのはちょっと意外でしたが、
持ち前の先行力を活かしての活躍に期待しましょう。