初詣の帰りに ふとのぞいた 古物商の片隅で見つけてしまったそうです。
” 全部まとめて ・・・・円 ”
驚愕の金額 書きたくありません
私が プロのクリーニングしたところ・・・ この素晴らしさ
3点とも 帯どめ
- 左 は おそらく 9金製
- 中央 は おそらく 銀製
- 右 は K18の刻印入り
昔の 小柄で趣味深いご婦人のために作られた工芸品です。
現代帯の飾りとしては 小振りすぎるのでしょう。 需要が少ないという理由で こんな扱いをされているとは・・・・ 日本の伝統文化の伝承の危機を ここにも感じます。
実は・・・ 私も 古物商の片隅に眠っている宝物を 探してみたい衝動に駆られたのですから
これらの もったいないお宝を どんな方法で 『 蘇らすか 』 が 私たち ” 技法屋 ” の 腕のみせどころなんですね
- 第一段階は この古い美術品を清めました。
クリーニング液のなかに 3つ それぞれ ” 違う色の汚れ ” が浮き出てきてビックリ
個々の異なる歴史が刻まれていることの証拠を お客さまと一緒に 目撃することとなりました。 お手入れ後 ホワイトセージの煙で お清めしました。
この3点の中で どれが一つ ”粒金技法でリフォーム” するとしたら・・・・ 貴方なら どれをチョイスしますか?
明日につづく
粒金ホワイティー 店長 片口 由美 (公休 月曜日)
http://www.newotaniarcade.jp/si-ryukinwhity.html
ホテル ニューオータニ 東京 アーケード階
営業時間 11:00~18:30 年中無休
03-3221-4190. info@j-whity.com