みなさん、こんにちはこんばんは。
そしてお久し振りです。見てくれてる人いるのかな…?
最近ネタがないなーと思いつつ、デカレンジャー全話をちょこちょこ借りたついでに何本か映画も借りました。
その中でも、強く脳裏に焼き付いた映画がこちら。

タイトルからも分かってもらえると思いますが「エレファントマン」です。
シザーハンズとフューリー、ビッグも合わせて見たんですけどその中でこれが1番印象的です。
あらすじ↓
19世紀のロンドン。生まれつき奇形で醜悪な外見により「エレファント・マン」として見世物小屋に立たされていた青年、ジョン・メリック(ジョン・ハート)。肥大した頭蓋骨は額から突き出、体の至るところに腫瘍があり、歪んだ唇からは明瞭な発音はされず、歩行も杖が無ければ困難という悲惨な状態だった。
ある日彼を見世物小屋で見かけた外科医、フレデリック・トリーブス(アンソニー・ホプキンス)は興味を覚え、研究したいという理由で持ち主のバイツ(フレディ・ジョーンズ)から引き取り、病院の屋根裏部屋で彼の様子を見ることに。
はじめは白痴だと思われていたジョンだったが、やがてトリーブスはジョンが聖書を熱心に読み、芸術を愛する美しい心の持ち主だということに気付く。当初は他人に対し怯えたような素振りを見せるジョンだったが、トリーブスや舞台女優のケンドール婦人(アン・バンクロフト)と接するうちに心を開いていく。
(Wikipediaより引用)
この映画、実話なんですよね。
実在した、ジョゼフ・メリック氏の半生を描いた映画です。
初めてテレビの画面に映った時はあまりにも衝撃的で、私もトリーヴスと同じような状態になりました。
しかし、周囲の人々と接するうちにジョンも心を開いていく。
映画を見た方は分かると思うのですが、彼はとても温厚で紳士的な性格なんですよね。見た目が恐ろしいだけで、本当は誰よりも人間らしい美しい心を持っている方なんです。
しかし、彼を見たがりバカにする人たちに良いように遊ばれてしまいます。
帽子を被った男が彼でお金を集めて、部屋まで忍び込んで部屋を荒らし回り、お酒を垂らしてやりたいだけやって帰って行く。ジョンを物扱い。
しかも、ジョンが作っていた聖堂を壊してしまう。
なんて酷いことをするんだろう。
あのシーンは本当に腹が立ちました、どうして見た目が違うだけで彼はあんな風にされなければならないのか。
あの男を殴ってやりたい程怒りが込み上げてきました。
そして、バイツに連れ戻されてしまいます。しかし、ジョンは衰弱していて立ち上がる事も出来ません。
バイツもジョンを使えない事を知ると、「俺の宝物」と言っていたのにも関わらずもう役に立たないと猿の檻に閉じ込めてしまう。
人間の意地汚さ、社会的弱者を痛め付ける非情さ。これでも血の通った人間なのかと怒りを通り越して呆れました。
見世物小屋に人々に逃がしてもらったメリックは遠くに逃げます。
しかし、その途中で頭巾が取れてしまい彼は不思議なもの見たさに追いかけ回されてしまう。
そこで、今回のタイトルのセリフをジョンが言うんです。
「僕は化け物じゃない!人間だ!」と。
それは、多分心からの叫びだったと思います。見た目が醜いだけで勝手に言われて続けて、彼はどれだけ傷ついたでしょう。
そのセリフを聞いた瞬間、もう涙が止まりませんでした。彼の言う通りなんです。
彼は何も悪くない。
彼は化け物でも象でもありません。彼は立派な、誰よりも人間らしい人間です。
その後、彼はトリーヴスの元へと戻ってきます。
ケンドール夫人の劇場で、長靴を履いた猫を見て、感激したジョン。
その夜、彼はとうとう聖堂を完成させます。
そして、もう衰弱していて自分の死期が近い事を悟っていたのでしょうか。
彼はどうしてもやりたかった、「普通の人のように仰向けで寝る」事で生涯に幕を閉じました。
一言で表すと、やはり切ない、です。
彼の心はとても美しい、汚れないというのは正にこの事を言います。
しかし、私は、彼のような人と会った時にケンドール夫人のように、優しく接してあげられるか自信がありません。
それが、人間の「汚さ」なんです。
やはり、恐ろしい。という思いが勝ってしまうと思います。出来るだけ、彼らと仲良く接してあげたい。しかし実際に目の当たりにしてしまうとやはり恐怖が出てくる。
これでは、ただの綺麗事なんです。
私たちが彼らへと歩み寄り、慈善活動としての目当てや利益でなく。
彼らを「友人」として受け入れてあげること。
それが彼らを理解する上での第一歩となるのではないでしょうか?
そしてお久し振りです。見てくれてる人いるのかな…?
最近ネタがないなーと思いつつ、デカレンジャー全話をちょこちょこ借りたついでに何本か映画も借りました。
その中でも、強く脳裏に焼き付いた映画がこちら。

タイトルからも分かってもらえると思いますが「エレファントマン」です。
シザーハンズとフューリー、ビッグも合わせて見たんですけどその中でこれが1番印象的です。
あらすじ↓
19世紀のロンドン。生まれつき奇形で醜悪な外見により「エレファント・マン」として見世物小屋に立たされていた青年、ジョン・メリック(ジョン・ハート)。肥大した頭蓋骨は額から突き出、体の至るところに腫瘍があり、歪んだ唇からは明瞭な発音はされず、歩行も杖が無ければ困難という悲惨な状態だった。
ある日彼を見世物小屋で見かけた外科医、フレデリック・トリーブス(アンソニー・ホプキンス)は興味を覚え、研究したいという理由で持ち主のバイツ(フレディ・ジョーンズ)から引き取り、病院の屋根裏部屋で彼の様子を見ることに。
はじめは白痴だと思われていたジョンだったが、やがてトリーブスはジョンが聖書を熱心に読み、芸術を愛する美しい心の持ち主だということに気付く。当初は他人に対し怯えたような素振りを見せるジョンだったが、トリーブスや舞台女優のケンドール婦人(アン・バンクロフト)と接するうちに心を開いていく。
(Wikipediaより引用)
この映画、実話なんですよね。
実在した、ジョゼフ・メリック氏の半生を描いた映画です。
初めてテレビの画面に映った時はあまりにも衝撃的で、私もトリーヴスと同じような状態になりました。
しかし、周囲の人々と接するうちにジョンも心を開いていく。
映画を見た方は分かると思うのですが、彼はとても温厚で紳士的な性格なんですよね。見た目が恐ろしいだけで、本当は誰よりも人間らしい美しい心を持っている方なんです。
しかし、彼を見たがりバカにする人たちに良いように遊ばれてしまいます。
帽子を被った男が彼でお金を集めて、部屋まで忍び込んで部屋を荒らし回り、お酒を垂らしてやりたいだけやって帰って行く。ジョンを物扱い。
しかも、ジョンが作っていた聖堂を壊してしまう。
なんて酷いことをするんだろう。
あのシーンは本当に腹が立ちました、どうして見た目が違うだけで彼はあんな風にされなければならないのか。
あの男を殴ってやりたい程怒りが込み上げてきました。
そして、バイツに連れ戻されてしまいます。しかし、ジョンは衰弱していて立ち上がる事も出来ません。
バイツもジョンを使えない事を知ると、「俺の宝物」と言っていたのにも関わらずもう役に立たないと猿の檻に閉じ込めてしまう。
人間の意地汚さ、社会的弱者を痛め付ける非情さ。これでも血の通った人間なのかと怒りを通り越して呆れました。
見世物小屋に人々に逃がしてもらったメリックは遠くに逃げます。
しかし、その途中で頭巾が取れてしまい彼は不思議なもの見たさに追いかけ回されてしまう。
そこで、今回のタイトルのセリフをジョンが言うんです。
「僕は化け物じゃない!人間だ!」と。
それは、多分心からの叫びだったと思います。見た目が醜いだけで勝手に言われて続けて、彼はどれだけ傷ついたでしょう。
そのセリフを聞いた瞬間、もう涙が止まりませんでした。彼の言う通りなんです。
彼は何も悪くない。
彼は化け物でも象でもありません。彼は立派な、誰よりも人間らしい人間です。
その後、彼はトリーヴスの元へと戻ってきます。
ケンドール夫人の劇場で、長靴を履いた猫を見て、感激したジョン。
その夜、彼はとうとう聖堂を完成させます。
そして、もう衰弱していて自分の死期が近い事を悟っていたのでしょうか。
彼はどうしてもやりたかった、「普通の人のように仰向けで寝る」事で生涯に幕を閉じました。
一言で表すと、やはり切ない、です。
彼の心はとても美しい、汚れないというのは正にこの事を言います。
しかし、私は、彼のような人と会った時にケンドール夫人のように、優しく接してあげられるか自信がありません。
それが、人間の「汚さ」なんです。
やはり、恐ろしい。という思いが勝ってしまうと思います。出来るだけ、彼らと仲良く接してあげたい。しかし実際に目の当たりにしてしまうとやはり恐怖が出てくる。
これでは、ただの綺麗事なんです。
私たちが彼らへと歩み寄り、慈善活動としての目当てや利益でなく。
彼らを「友人」として受け入れてあげること。
それが彼らを理解する上での第一歩となるのではないでしょうか?
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