年末ですね。うちのような弱小サロンでも、
12月に入ったらそれなりにワサワサしておりまして、
ブログがまた滞ってしまいました。
そういえば来年は子年かあ、年女だ。
話が逸れました。
さて、健康の秘訣は腹八分目とか。
実験でも「満腹ねずみ」より、「ちょっと空腹ねずみ」
の方が長生きすることがわかっているそうです。
今回は、アロマテラピーサロンでコースを選ぶときも、
ちょっと物足りないくらいがちょうどいいですよというお話。
■ リラックスするぞー・・・でもちょっと待って!
そろそろホリデーシーズンです。
たまのご褒美で、さあアロマテラピーサロンへという時、
あるいはホテルでゴージャスなスパ付きのトリートメント
という方もいらっしゃるかもしれません。
でもちょっと注意してください。
そんなときに「せっかくだから」と、
長ーい、リッチなコースを選んでしまって、
結果、翌日までだるさが残ったり、
揉み返しのような症状が出てかえって辛くなったり
したことはありませんか?
イベントとしてのトリートメント、非日常のお楽しみ、
気持ちはとってもよくわかるのですが、
ストレスが続いて今日こそリラックスするぞーという時ほど
注意が必要です。
■ リラックスしすぎで頭痛
定期的にトリートメントを受けている方や、受け慣れている
方なら心配無いかもしれませんが、
かくいう私も何度も自分の身体で「やりすぎ」を体験済みです。
あまりにも深くリラックスしすぎて、
血圧が一時的に下がってしまい、ひどい頭痛になったこともあります。
そもそも私は拡張性の片頭痛持ちなので
自分で注意するべきだったのですが。
だって気持ちがいいんですもん、せっかくするなら
ゆっくりトリートメントしてもらいたい、
と欲張りたくなる時もあります。
でも、やっぱりちょっと短めが本当はちょうどいいんです。
■ 予想外の反応
リラックスとひとことで言っていますが、
アロマテラピーでは何をしているかというと、
精油成分の働きとタッチによって、脳の視床下部を刺激しているのです。
視床下部に、自律神経の「戦闘モード」と「ゆったりモード」
(交感神経と副交感神経)を切り替えるスイッチがあるのです。
長時間トリートメントを受けると、この刺激の量も多くなります。
また、同じ時間のトリートメントを受けても、
さほどストレスがなかった人が受けるのに比べて、
長期のストレスで身体がビリビリ興奮したまま
固まっているような状態にある人の場合では、
その固まりが完全にほどけるまでトリートメントすると、
トリートメント前後の変化の幅は、非常に大きいものとなります。
あまりにも大きな変化に対しては、身体は思いもかけない
反応を表すことがしばしばあるのです。
■ 個人差もあります
人それぞれの身体の癖もあります(私の場合は片頭痛です)。
その人の普段の状態、身体の反応の癖など、
しばらくおつきあいしてからなら、セラピストの側からも
ある程度想像がついて、刺激の量も加減できるように
なってくるのですが、初めての方には本当に難しい。
コースを選択するのはお客様自身。
「せっかくだから」が裏目にでてしまうことも実際あります。
ですから、たまに行く時こそ控えめが一番安全なんですね。
アロマテラピーの刺激はトリートメント後しばらく持続します。
その場ではちょっと物足りないくらいの方が、
徐々に脳の中で調節が進み、身体に行き渡って、
数時間から一晩経ったくらいで、ちょうどうまいところに
落ち着いたりするのです。
■ 上手なトリートメントのコツ
ちょっと脅かし過ぎましたか。
もちろん少々多めに受け過ぎたとしても、
時間がたてば落ち着きます。
トリートメント前よりは良い状態に、
最終的にはたどりつくことがほとんどです。
が、その過程でちょっとしんどいことになることもあるので、
どうぞ八分目にしてねというおすすめでした。
そして、更なるコツは、そういうライトな刺激を、
間隔を狭めて頻繁に受けること。
「たまのご褒美をどっさり」ではなく、「八分目をちょいちょい」。
これが、あまりこわばりをひどくしないうちに回復する
メンテナンスのパターンです。
こうして直ぐに回復する癖をつけていくと楽ですよ。
「弾力」がでてきてますます回復しやすい身体になってきます。
これからのホリデーシーズン、楽しみにしている方もいらっしゃるでしょう。
ぜひ、上手に気持ちよくトリートメントを受けてくださいね。
次回、アロマテラピーがどのように自律神経に働きかけるか
について少し補足します。
12月に入ったらそれなりにワサワサしておりまして、
ブログがまた滞ってしまいました。
そういえば来年は子年かあ、年女だ。
話が逸れました。
さて、健康の秘訣は腹八分目とか。
実験でも「満腹ねずみ」より、「ちょっと空腹ねずみ」
の方が長生きすることがわかっているそうです。
今回は、アロマテラピーサロンでコースを選ぶときも、
ちょっと物足りないくらいがちょうどいいですよというお話。
■ リラックスするぞー・・・でもちょっと待って!
そろそろホリデーシーズンです。
たまのご褒美で、さあアロマテラピーサロンへという時、
あるいはホテルでゴージャスなスパ付きのトリートメント
という方もいらっしゃるかもしれません。
でもちょっと注意してください。
そんなときに「せっかくだから」と、
長ーい、リッチなコースを選んでしまって、
結果、翌日までだるさが残ったり、
揉み返しのような症状が出てかえって辛くなったり
したことはありませんか?
イベントとしてのトリートメント、非日常のお楽しみ、
気持ちはとってもよくわかるのですが、
ストレスが続いて今日こそリラックスするぞーという時ほど
注意が必要です。
■ リラックスしすぎで頭痛
定期的にトリートメントを受けている方や、受け慣れている
方なら心配無いかもしれませんが、
かくいう私も何度も自分の身体で「やりすぎ」を体験済みです。
あまりにも深くリラックスしすぎて、
血圧が一時的に下がってしまい、ひどい頭痛になったこともあります。
そもそも私は拡張性の片頭痛持ちなので
自分で注意するべきだったのですが。
だって気持ちがいいんですもん、せっかくするなら
ゆっくりトリートメントしてもらいたい、
と欲張りたくなる時もあります。
でも、やっぱりちょっと短めが本当はちょうどいいんです。
■ 予想外の反応
リラックスとひとことで言っていますが、
アロマテラピーでは何をしているかというと、
精油成分の働きとタッチによって、脳の視床下部を刺激しているのです。
視床下部に、自律神経の「戦闘モード」と「ゆったりモード」
(交感神経と副交感神経)を切り替えるスイッチがあるのです。
長時間トリートメントを受けると、この刺激の量も多くなります。
また、同じ時間のトリートメントを受けても、
さほどストレスがなかった人が受けるのに比べて、
長期のストレスで身体がビリビリ興奮したまま
固まっているような状態にある人の場合では、
その固まりが完全にほどけるまでトリートメントすると、
トリートメント前後の変化の幅は、非常に大きいものとなります。
あまりにも大きな変化に対しては、身体は思いもかけない
反応を表すことがしばしばあるのです。
■ 個人差もあります
人それぞれの身体の癖もあります(私の場合は片頭痛です)。
その人の普段の状態、身体の反応の癖など、
しばらくおつきあいしてからなら、セラピストの側からも
ある程度想像がついて、刺激の量も加減できるように
なってくるのですが、初めての方には本当に難しい。
コースを選択するのはお客様自身。
「せっかくだから」が裏目にでてしまうことも実際あります。
ですから、たまに行く時こそ控えめが一番安全なんですね。
アロマテラピーの刺激はトリートメント後しばらく持続します。
その場ではちょっと物足りないくらいの方が、
徐々に脳の中で調節が進み、身体に行き渡って、
数時間から一晩経ったくらいで、ちょうどうまいところに
落ち着いたりするのです。
■ 上手なトリートメントのコツ
ちょっと脅かし過ぎましたか。
もちろん少々多めに受け過ぎたとしても、
時間がたてば落ち着きます。
トリートメント前よりは良い状態に、
最終的にはたどりつくことがほとんどです。
が、その過程でちょっとしんどいことになることもあるので、
どうぞ八分目にしてねというおすすめでした。
そして、更なるコツは、そういうライトな刺激を、
間隔を狭めて頻繁に受けること。
「たまのご褒美をどっさり」ではなく、「八分目をちょいちょい」。
これが、あまりこわばりをひどくしないうちに回復する
メンテナンスのパターンです。
こうして直ぐに回復する癖をつけていくと楽ですよ。
「弾力」がでてきてますます回復しやすい身体になってきます。
これからのホリデーシーズン、楽しみにしている方もいらっしゃるでしょう。
ぜひ、上手に気持ちよくトリートメントを受けてくださいね。
次回、アロマテラピーがどのように自律神経に働きかけるか
について少し補足します。
>「せっかくだから」と、
長ーい、リッチなコースを選んでしまって、
結果、翌日までだるさが・・。
はい、これ経験あります。
結局、1週間のスタンスでみてみると、かなり
身体は楽に動いているので、良いことなのですが・・。
>「八分目をちょいちょい」、の方を更年期
真っ只中の年齢的にも、これから試したいですね。
ブログ、参考になります。
これからもアロマテラピー共々楽しみに
しています。