百日紅（サルスベリ）

今日も、リハビリで病院に。帰りがけに庭をみやると
漢字では百日紅ですが、サルスベリの赤い花が咲いていました。
咲き始めといってもいいのかもしれません。

　　　　　　　　　　

百日紅は、その名にあるように、ちょうど今頃から秋口くらいまで花を
つけるんですね。
青空を背景に、つるつるの白い樹皮。枝一杯のふさふさした赤い花。
百日紅は、夏をくっきりときわだたせる花です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

自主リハで時々通りかかる研究所の庭にも、百日紅が数本さいていました。
どうやら、これまで見過ごしていたようです。

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

サルスベリという名称の由来は、本当はサルが登れないわけはないと
思うんですが、ともあれ、つるつるしているのでサルも滑ってしまう
ところからきているというのは、だれでも知ってますよね。

漢字の百日紅の由来は、あちこちネットのサイトをみていましたら、
中国の物語で、１００日後に恋人の男性に会う約束した女性が１００日を
前に亡くなり、その後に花が咲いたことから来ているとありました。

それで、花言葉が「敬愛」とか「愛敬」などどされているんでしょうか。
もっとも「雄弁」というのもありましたので、どういう意味でしょうか。

所沢の郊外には、このサルスベリが街路樹になっている通りがあります。
車で行ってみましたが、ちょうど花をつけだしたようです。

　　　　　　　　　　　　
　　
　　　　　　　　　　

これから樹一杯に花が咲き、素敵な風情を醸し出してくれるはずです。
百日紅の花が終わるころには、もっと歩けるようになればいいんですがー。

　　　　　　　　　　

リハビリやってます

とにかくこのところ暑いです。
リハビリは、歩くことが一番なんですが、こう暑くては日中に歩くのも
難儀です。そんな言い訳を自分にしながら、夕方日が暮れるころになって、
ゆっるゆっると歩いています。

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
梅雨明けになった途端、セミが一斉に鳴きだしました。余計に暑い。
もっぱらアブラゼミ。夕方には「かなかな」とカナカナゼミ（ヒグラシ）
が鳴いてます。
セミにすれば、何年も地中で暮らしてきたわけですから、まさに人生の？
晴れ舞台。うるさいのは人間のほうかも。

このつえをついてもう３ヶ月以上になりました。少しずつつえで歩く距離を
のばしてるんですが、なかなか思うようにはいきません。
それでもバス停二つ分くらいは歩けます。
お医者さんによると生活上グッドなんだそうですが、先は長い感じです。

　　　　　　　　　

『半ひきこもり』のような状態ですので、ぼーっとしてきました。
そこで、これではいかんと、無謀にも、無料の川柳添削に１句出して
みました。
意外と乗り物で席を譲ってくれる人がいるんです。

　「杖歩行　温かい目に　励まされ」

添削した先生曰く、“杖は歩くためですから、〈歩行〉はなくてもいいで
しょう。こんなふうにしたらどうですか。”

　「杖の汗　温かい目に　励まされ」

さすが、プロ。

最近はやっている「大人の塗り絵」に挑戦中。とにかく根気がいります。
脳が活性化するんだそうですが、見せられる人は「たまらない化」。

　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　

くれぐれも皆様、お体大切に
　

夕暮れの陽ざし

日中、あれほどに熱かった陽ざしも、夕暮れにはおだやかに
なってきます。
一日の疲れも今日はこのくらいにして、さあ休みにしましょう、
そんな雰囲気がただよってきます。

夕陽がフェイドアウトする光景は、もの悲しさというよりも
癒される思いがするんです。
　　　　　　　　　　　

夕方の散歩コースで、夕陽にうかぶ草木のシルエットをとらえる
ことができました。
偶然ですが、我ながらうまく撮れたんじゃないかと思いますが
どうでしょうか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

あたりは次第に薄墨色の世界になっていきます。
道路沿いの家々の花壇の花たちも、きょうはそろそろこれくらいに
しますと言っているようです。

メドウセージのようにも思うんですがー。
　　　　　　　　　　　

この花木はなんという名前でしょうか。ノウゼンカズラではないか
と思いますがー。結構大きな木にオレンジの花をたくさんつけていました。
　　　　　　　　　　　

これはたぶんハナニラじゃないかと思います。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
カズラの仲間のようにも思うのですが、フウセンカズラなら緑色
ですよね。チョウチンカズラ？　
どうやらこれは、アオイ科の花で、和名は浮釣木（ウキツリボク）、
英名はアブチロン。チロリアンランプとよばれている花だそうです。
　　　　　　　　　　

これは萩に似ているんですが、ちょっと違うようです。
白い花びらの先に赤い紅をさしています。
　　　　　　　　　　

これは野草なんです。シランに似ている気もしますがー。
草むらにひっそりと咲いていました。
　　　　　　　　　　

そろそろアジサイもおわりですが、夕暮れに凛とした姿をみせて
いました。
　　　　　　　　　　

夕方のリハビリ散歩もこれくらいにして、また明日がんばることに
します。

　　　　　　　　　　




　　　　　　　　　

朝の陽ざし

このところの雨が一休みしたようで、まぶしい陽ざしが戻ってきました。
もはや真夏到来かと思わせるくらいですがー。
早起きして、まだ静けさの残る街をぶらぶら歩いてみました。

朝、陽がのぼってきます。
　　　　　　　　　　　

やがてすみずみまで照らし出します。
　　　　　　　　　　　

木々が輝きだし、
　　　　　　　　　　　

木立をとうして草木を照らし出します。
　　　　　　　　　　　

草が生き生きしだします。
　　　　　　　　　　　

草の影も建物の壁に、くっきりと映し出されました。
　　　　　　　　　　　

散歩コースに咲く花も輝きだしました。
オニユリ、
　　　　　　　　　　　

アジサイの一種でしょうか、
　　　　　　　　　　　

ヒルガオ、
　　　　　　　　　　　

名前がわかりませんが、白いロート状の花がたくさん
ついています。よくみると、真中にアブが蜜をすって
いました。
　　　　　　　　　　　

オシロイバナはきりっとした姿をみせています。
陽の光は、まさに命の源なんです。
私の自主トレを励ましてくれているようです。
　　　　　　　　　　　

緑にやさしい雨

このところの雨で、木々などの葉の緑が目にやさしくとび込んできます。
　　　　　　　　　　　

アスファルトの路面に、雨粒が輪を広げています。
杖をつきながら、傘をさして歩くのはちょっと大変なんですが、
リハビリは継続が大事。
　　　　　　　　　　　

いつもなら、やりすごしてしまう光景ですが、ゆっくり歩くお蔭で
こんな風情をカメラに納めることができました。
　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　

雨に濡れた葉がこんなにも美しいとは、思いもよりませんでした。
雨というと、とかくうっとうしい感じがしますが、神様はこうした素敵な
光景を私たちにみせてくれるんですね。
　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　

我が家のベランダでも、やさしい花が咲いています。

モナラベンダー。シソ科の仲間です。あわい紫色の花をつけます。
　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
ペチュニア。よく知られた花ですね。
　　　　　　　　　　　

ランタナ。我が家のランタナは真ん中が黄色でまわりがピンクの花をつけます。
やがてぱらぱら散っていきます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

オキザリス。濃い赤紫の葉に、うす紫の花をつけます。
夕方や雨模様の中ではロート状にしぼんでいますが、陽射しの中では花を広げます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今日、かつて仕事を一緒にした仲間の一人からメールがありました。
彼は体調がおもわしくなく、ずっと病院通いをつづけていたのですが、
最近になって薬を飲まなくてもいいようになったとのこと。うれしそうでした。
わたしもほんとうにうれしくなりました。

ペチュニアの花言葉は、「あなたと一緒にいると心から和らぐ」。
「お互い気長にやりましょう」といってくれた彼の言葉は、今日の雨にしっとり
濡れた緑をいっそう優しいものに感じさせてくれました。