日々之風流

社会の荒波に揉まれる日々を「これまた風流」とかなんとか言っちゃうゆる~い日記

映画「バットマン ビギンズ」レビュー!!

2005年06月21日 | 【映画】

行ってきましたよ、映画「バットマンビギンズ」試写会

これまでも何度か試写会には招待されたのですが、
今回の試写会では初めて「金属探知機を使ったボディチェック」
を受けました。これは盗撮防止の対策として撮影機器を館内に
持ち込んでいないかのチェックだったんですが
いやぁー これもご時勢ですねぇー

上映中も通路の脇にガードマンが数名立ち、盗撮が行われて
いないか監視していたりと、一般公開前のピリピリムードの中
での観賞でしたが、映画自体は素直に「面白かったー!」と
言える内容でした

5作品目となる今回のテーマは「バットマン誕生の起源」
ブルース・ウェインがゴッサムシティの善なる力としての
ダークヒーロー(バットマン)になるまでを描いています

両親を目の前で殺害されたブルース・ウェインは、世にはびこる「悪」へ
の復讐のため、世界を放浪しながら犯罪者の心理や格闘術を学びます
また同時に己の心に潜む「闇」についても見つめることになります

やがて故郷ゴッサムシティに戻ったブルースは、街を脅威にさらす
「悪」と戦うために「悪に対する恐怖の象徴=バットマン」になること
を選択するのです。

今回のバットマン=ブルース・ウェイン役にはクリスチャン・ベイルが
扮していますが、これマジいいよ!?今までのバットマンシリーズで
一番のハマリ役なんじゃないでしょうか?鍛えられた肉体に加えて
「知的でハンサム」といった感じが好印象でした。

・・・ちなみにクリスチャン・ベイルですが、スピルバーグ監督の映画
「太陽の帝国」(1987)にも、少年役で出ていたようで、あの少年が
こんなに大きくなっちまったのかと、ちょっと驚きました。
(ってクリスチャン・ベイルは子役の頃から日本人俳優と共演してた
んですね、もっとも太陽の帝国では伊武雅刀とガッツ石松でしたが)

また、ブルース・ウェインを導く指導者の役にはリーアム・ニーソン
が扮しています。一貫した「ある信念」を持ち、ブルースに戦う術と
「心の闇と光を見つめ、自分の可能性を引き出す術」を教え込むという
重要な役なのですが、ここにリーアム・ニーソンを持ってくるなんて
もう確信犯じゃないですかね?(だがそれがいい!!)申し分のない
演技だったと思います。

ちなみにブルースとの殺陣シーンは、思わずクワイ=ガン・ジン
を彷彿とさせましたよ。(個人的な事を言えばリーアム・ニーソン
は「シンドラーのリスト」を見て以来、好きな俳優の一人です)

その他、執事のアルフレッド役にマイケル・ケイン
ヒロインのレイチェル役にケイティ・ホームズ
(先日トム・クルーズとの婚約が発表されましたね)
ウェイン産業の応用科学部担当役にモーガン・フリーマン
ゴードン警部補にゲイリー・オールドマン
自警団「影の同盟」リーダー役に渡辺謙と
いずれも実力派俳優が脇を固めております。
(しかしアレですね、渡辺謙ってチョットしか出番ないんですよ
それでも殺陣のシーンでは、ただならぬ存在感を放ってました)

【映像など】

作品全体を通じて「ダークでリアルな雰囲気」に満ちています
危険な雰囲気に満ちたゴッサムシティや、何代にもわたって
引き継がれてきたウェイン邸、滝が印象的なバットケイブなど、
一見、映像的には地味な印象ですが、ダークヒーローたる
バットマンの世界観としては、これが正解なんじゃないでしょうか?
文句なしの出来だったと思います。

ただ1つだけ気になったのは、アクションシーンにおいてアップの
映像を多く使っていて、スピード感と迫力があって良かった反面
とても見づらいんですよ。(画像のトーンが低い分余計)
せっかくの殺陣シーンも何だかゴチャゴチャした印象だったし、
敵が「あれ?何でいきなり吹っ飛んでるの?」ってよく見たら
「あぁ殴られてたのね、近すぎて分かんなかったよ」といった感じ。

引きの画像とアップの画像を、もうすこし上手く絡めて
くれたら、もっと見やすかったのになぁという印象でした。

【ストーリーなど】

主人公の内面や葛藤、亡き父との思い出、執事(アルフレッド)の
ブルースへの深い愛情など、人間ドラマを丁寧に描き出すことで
今までの作品にはない深みと奥行きを与えています。

また、超人的な能力を持たない生身の人間がハイテク機器を
駆使して戦う様や、世間を欺くためにプレイボーイを演じたり、
戦いで出来たアザの言い訳のために「ポロでも始めなさい?」と
アルフレッドに助言されたりと、ヒーローらしからぬ人間くささが
散りばめられていて、その事によってリアル感が増しています。

そういったしっかりした基礎の上に「非現実的な事件」が乗っかる事で、
作品自体が、重くなりすぎず軽すぎずと絶妙なバランスを保っていて、
むしろ大人が見て楽しめる内容だったと思います。ヒーロー物はイマイチ
って方や前作を見ていない方でも全く問題なく楽しめますが、逆に親子で
見るには向かない内容かもしれませんね。

上映時間2時間20分、主人公の内面や苦悩、バットマンに至るまでの
経緯、街を脅かす悪の脅威や自分との戦いと、今までの作品に比べると
ヒューマンドラマが強調された内容ですが、とても面白い映画でした。
オススメです!

「バットマンビギンズ」レビュー予告

2005年06月13日 | 【映画】

映画「バットマン」が面白かったのはマイケル・キートンが演じていた
2作目までだったと思うんですよ。ロボコップなんかもそうだけど
何でシリーズ途中で主役(役者)が交代しちゃったんでしょうかねぇ?
やはりイメージが定着するのって、役者的には嫌な事なんでしょうか?
マーク・ハミルやキャリー・フィッシャーもスターウォーズでの
役のイメージが強く、それを払拭するのに相当苦しんだそうですが、
そういった点で言えばシガニー・ウィーバーと水野晴郎って
ホント凄いですよねぇ(シベ超見たことねぇけど)

さて、公開目前の映画「バットマン ビギンズ」の試写会に招待
されました、観賞しだい追ってレビューなどUPしたいと思います

「バットマン ビギンズ」公式サイト
http://www.jp.warnerbros.com/batmanbegins/

「アクティブな若者」だったら飲んどけ!

2005年06月10日 | 【日記】

「ドクターペッパー」ってご存知でしょうか?

現在コカ・コーラ社から販売されている炭酸飲料なのですが、俺大好きなんですよ。

最近たまたまDrペッパーのサイトを見たのですが、興味深い記事が満載でした。
http://drpp.jp/contents.html

なんでも「1885年にテキサス州のとあるドラッグストアの薬剤師が作った」のが始まりだそうで「アメリカの主要な清涼飲料の中で最古のブランド」との事、まぁそれが現在に至ってるって話なんですが…

そんな歴史あるDrペッパーの現在のコンセプトはズバリ

「アクティブな若者のための飲み物」

「個性的でまねのできない独特の味のドクターペッパーは、気分を盛り上げたいとき、ノリのいいときにぴったり!です」だそうですよ奥さん!?

若者たちへ商品をアピールするため、Drペッパーにはこれにちなんだキャラクターがボトルにデザインされております

その名も「PEPPY5」

アメコミ風のセクシーな女性型アンドロイド5人のキャラクターで、さながら戦隊物風味です

サイトには5人(5体?)のキャラについてスリーサイズから好きな男性のタイプ、特技や性格などが詳しく載っております

以下抜粋

PEPPY1

リーダーで気分屋でわがまま、反面正義感が強い

PEPPY2

常にクール、格闘技マスター、姉さん的存在

PEPPY3

メカ好き、ブリッコ&ナルシスト、好きなタイプはマッチョ(!?)

PEPPY4

好きなタイプ 男性なら誰でも

特技 しっぽから数万ボルトの電流を発する ボーイハントにも使ったりする

性格 メンバーの中で最も男好きで、自ら淫乱だと認めている

自ら「淫乱」だと認めている!?

淫乱キター━━(゜∀゜)━━!!

…えーっと、このドリンクのコンセプトは確か

「アクティブな若者のための飲み物」

アクティブな若者が、そっち方向でもアクティブ(淫乱)ではボク本当に困ってしまいます(いや笑いながら言ってねぇって)

まぁね、このサイトを見た若者達にはどうか「アクティブ」の意味をはき違えないよう切に願うばかりです。

そんなDrペッパー及びPEPPY5を、これからも応援します☆

…えっ?5人目のキャラ(PEPPY5)の説明は無いのかって?

えーっと淫乱が来た時点で自分的に5番目はどうでもよくなってしまいました(^_-)-☆