日々之風流

社会の荒波に揉まれる日々を「これまた風流」とかなんとか言っちゃうゆる~い日記

スター・ウォーズ 1/144 ミレニアム・ファルコン (フォースの覚醒) バンダイ

2016年03月21日 | 【プラモデル】


今回は前置き一切ナシ、製作過程を画像を交えてイッキにご紹介します。
あふれんばかりのスター・ウォーズ愛とキットに対する意気込みを感じてやって下さい。
(製作にあたり「電撃ホビーWeb」紹介の作例を参考にしました)

【塗装準備】

・「ランナーごと塗装」に影響するパーツの切り出し
・切り出したパーツのゲート処理

細かいパーツは極力切り離さずに「ランナーごと塗装」としました。

・クリアパーツにマスキング



今回は探照堂さん(Webサイトhttp://masking.jp/)より販売されている「風防用マスキングシート」を使用しました。



こちら文句なしのジャストフィット、お手製のマスキングではありえない精度の高さに感動を覚えました。

【コックピットの塗装】

・コックピット仮組み ⇒ フラットブラックで塗装 ⇒ パネル等スミ入れ(グレー)

コックピット出入り口付近のパネルなんて本体に組み込んでしまえば見えないんですよね~、ここはあまり拘らず雰囲気重視で。
(ブラックで塗装した後、明るめのグレーでスミ入れするとそれっぽい雰囲気になりました)

【基本塗装~ウェザリング】

・基本色にによる全体塗装

「Mr.カラーC315グレーFS16440」をエアブラシでブワーっと塗装しました。ビン1本では足りない感じ、2本用意しておくと安心です。

・凹凸面へのスミ入れ



エナメル塗料の「ジャーマングレー」と「フラットブラック」を概ね7:3で調色しパネルラインや凹凸面へ面相筆で流し込みました。

・はみ出た墨をうすめ液で拭き取り

実はこれが結構な苦行でして、ガンプラ派のオイラにとって、これほどスミ入れ箇所が多いキットは初めて。
まぁ~根気のいる作業でした(×_×)

拭き取りはストレーキング(雨だれ等)を意識して、中心から外側へ向かって綿棒を動かしました。
綿棒は「少し汚れたら即取替え」といった感じで気前よく使用しました。

…完成後にフォースの覚醒の映画パンフレットを見たのですが(よりによって完成後orz)もう少し強くストレーキングを入れても良かったかも。

・組み立て

ストレートに組み上げました。
エンジン部分のフラップ支柱?やパイピング等の細かいパーツは流し込み接着剤でシッカリ固定しました。

・デカール貼り付け
・マークセッターによるデカールの密着化

ほぼ全ての貼り付け箇所に(デカール下に)凸モールが入ります(泣)
デカール貼り付け ⇒ マークセッター塗布 ⇒ 軟化するまで放置 ⇒ 凸部分を綿棒でそ~っと押さえつけ。
…それでも馴染まない場合はマークソフターをごく少量塗布 ⇒ 軟化を確認後、上からそ~っと押さえつけ。

といった感じで、デカールが裂けないよう細心の注意を払いました。
(それでも裂けちゃう箇所があったのですが、それは次の工程でリカバリーします)



・デカールを削って「塗装の剥げ」を表現

デカールの角やフチをデザインカッターでカリカリと削るのですが、この作業が地味に面白いんですよ。
つい削りすぎちゃった箇所もありますが、まぁ「味わい」って事で、これはこれで良しとします。

・つや消し塗布、表面のツヤを整える

「Mr.カラー182スーパークリアーつや消し」をエアブラシで一気に吹付け。
(よれてシワの入ったデカール部分には少し多めに吹付けました)

・再度スミ入れ、全体のトーンを整える

スミ入れの際に調合した塗料をさらに薄め、デカール貼り付け箇所やパネルラインに面相筆で流し込みました。
つや消しを塗布したおかげで、塗料がジワジワ~と広がりしっかり定着します。
フィルタリングを意識しつつもテキトーに、綿棒やキムワイプで大ざっぱに拭き取りました。

・スモークグレーを吹きスス汚れを再現

「Mr.カラー101スモークグレー」でシャドー吹き
シャドーを強く吹き過ぎた箇所には薄く溶いた機体色「Mr.カラーC315グレーFS16440」を吹付けて全体のバランスを整えました。



機首
開口部内のメカと開口部の周囲、機首、横のメカモールドに吹付け

本体
パネルラインを意識して吹付け

後部
排気口らしきモールドから延びるスス汚れを再現

スモーク吹付け完了後、再度「Mr.カラー182スーパークリアーつや消し」を全体に吹付け、
最後にクリアパーツのマスキングを剥がし、はみ出た塗料をうすめ液で拭き取って完成です。

【感想、総評】

率直な感想は「素晴らしい」の一言に尽きます。
もっと手軽に「素組 ⇒ デカール貼り ⇒ つや消し(缶スプレー) ⇒ スミ入れ&ウォッシング ⇒ ウォッシングを荒く拭き取り」だけでも満足度の高い仕上がりが期待できます。
組み立てについては「手軽さ」と「めんどくささ」のバランスが丁度良い感じがします。
ランナーの数に一瞬圧倒されましたが、組み始めてしまえば実はガンプラ(HGUC)よりストレスを感じませんでした。
細かく複雑なパーツ(主にパイピング)がカッチリ組み合さった時の感覚は、あたかもパズルを解いたような達成感を覚えました。
(同シリーズ1/72X-wingより簡単だったように感じました)

不満点や希望など
強いて挙げるとすればBB-8用のデカールが欲しかったな~と(笑)それ以外は特に無いですね~

希望としては、クリアパーツ用のマスキングシールが付属したら嬉しかったかも。あと旧3部作仕様とコンパチってのも悪くないと思ったり(プレバン辺りで円型アンテナだけでも販売しないかしら)

【その他】

・キャラクターの塗装(←実は1番の苦行)





スキマ時間でキャラクターを塗装してみました。

使用した塗料は以下の通り。

ガンダムリアルタッチマーカー
・ブラウン
・ブラック
・グレー

Mr.カラー
・C51薄茶色(旧名:肌色)
・C315グレーFS16440

陰影(スミ入れ)用のエナメル塗料
・ブラック、ブラウン、グレー

チューバッカ
・全体 ⇒ ブラウン
・ベルト ⇒ グレーうす~く溶いたブラックで目と体の陰影部分にスミ入れ

フィン
・フライトジャケット ⇒ ブラウン
・シャツ、パンツ ⇒ ブラック
・肌部分 ⇒ ブラウンこれまた薄く溶いたブラウンでスミ入れ

ハン・ソロ
・ジャケット ⇒ ブラウンを濃いめに(2度3度上塗り)
・パンツ ⇒ ブラック・肌部分 ⇒ C51薄茶色
・髪 ⇒ グレー
フィン同様、ブラウンでスミ入れ

レイ
・衣装 ⇒ C315グレー(機体色を再利用♪)
・肌部分 ⇒ C51薄茶色
・髪 ⇒ ブラウン
薄く溶いたグレーで陰影部分にスミ入れ

指定色とは違いますが、こちらもまぁ雰囲気重視で(^^ゞ、最後につや消しを吹付け完成です。

今回は「台座」にも手を入れてみました。



砂紋の溝にリアルタッチマーカー(イエロー)で適当に塗装、ぼかすように荒く拭き取った後、全体にタミヤウェザリングマスター(サンド)で表情を加えました。
最後につや消しを吹付けてこちらも完成でーす♪















…さて賢明な貴兄諸君は「おやおや?キミ何か塗装し忘れてないかい?」なんてお思いでしょうか?

そう思ったそこのアナタ大正解!そう!BB-8!

え~っとコレ絶対ムリ(>_<)

だって小さすぎよ、完全に塗装を諦めました(ゴメンよBB)
いつか米粒に文字を書く職人さんに会えたら塗装をお願いしたいと思います。

END

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