中之条町のシンボル、嵩山(たけやま)
今日はそのお山のてっぺんまでハイキングに行ってきました (写真は男岩、頂上はその奥で見えません)
道の駅たけやま沿い 親都神社の登山口から入ります
でも この鳥居をくぐったら あんな世界が広がっていようとは想像していませんでした
嵩山は標高789mの岩山で…そう、岩山、という表現がしっくりくるかんじのお山でした
それに加え霊山、坂東三十三番の観音像が独特の雰囲気を醸し出し
スリルと展望、緩急あるコースのなかにも
ここが古の霊場であり またかつて悲運のお城のあった場所だと偲ばれもするのでした
小天狗
またまた崖っぷち
頂の不動明王像
小天狗からの眺め さて岩櫃山はどこでしょう~
答えは最後に
観音様は登山道の所々におわします
蝙蝠岩とか
崖のはりつきなど
意外な場所にもおられるので 探すのもひとつの愉しみ
鎖場をせっせとわたり
おお弥勒様~
胎内くぐり
狭すぎて挟まっちゃった方…(ウソです)
また岩・岩・岩~ そう簡単には拝顔させていただけないのであった
そして実城の平(無情の平)
71体の石像がコの字型に並んでいます
~そもそも此の城と申すは岩石岨立ちて険阻なる事、北国倶利伽羅峠が城と申せども是には勝るべしや、
斎藤が運命尽きたる相には用害の険阻なるを頼みて昨日軍兵残らず城に入れ籠城したりし故なりけり。
城虎丸は本城北の天狗の峯に駆け登りければ、敵隙間なく懸りければ、天狗岩より飛落ちたまいて
終に岩石に当り微塵になりて失せ給いける。
その外、属随たる女房達ここかしこの岩の下に落重なりて壱人も残らず失せ給いける。~【加沢記】
最後に
大天狗からの眺めをどうぞ
左が十二ヶ岳、小野子山 右が榛名山
冠雪している浅間山
たっぷり実のつまった3時間半でした
山は登ってみなければわからない
ものですね
ちょっと岩にハマる人の気が知れました(笑)
岩櫃山を探せ、の答え
ちなみにこちらは
吾妻川方面からみた嵩山の姿です
見る方向によってこんなに印象が変わるものです~