本日、5か月継続中だった、の治療を終えました。
歯科医院までの、往復3時間の道のりをほぼ毎週通いました。 遠かった。
でも、この歯医者さんに行くようになってから、20年来の顎の痛みがなくなったです。 ほんとに。
今までも半年にいっぺん、地元の歯科医院に、きちんと検診とスケーリングには通っていたのですが、
そこの先生が(まだ40代なのに)脳梗塞で倒れてしまい、しかたなく歯科医院を変えることになりまして・・・
この先生に出会えてよかった
初診で、いきなり、「あなたは、歯周病です。歯磨きが全然できていません。顎の痛みはかみ合わせの悪さが原因です。」とガツンといわれ、
がーん でも
「問題を一つずつ解決していけば、絶対に良くなります。一緒にがんばっていきましょう。」
と力強く励まされ、治療が始まったのでした。
先生は、常に「直すのは僕じゃなくて、患者さん自身ですよ。」と、おっしゃいます。
「僕は患者さんの立場だったらどうしてほしいか、と考えて一生懸命やりますから、患者さんも歯磨きをがんばってくださいね。」と
まずは、歯磨きの仕方を直されました。 (長くなるので詳細は省きますが、歯磨きの方法を変えただけで歯グキの状態が変わりました。)
きちんと1本ずつていねいに磨く。 鏡をみながら。 歯間ブラシも使用。
それと、歯に対する意識が変わったのが、
一本治療を進めるごとに手鏡を持たされ、自分の歯を見せてくれる(見させられる)こと。 これは効きます。
自分のムシ歯を見たときの衝撃といったら! ほんとに歯に穴が空いている! こんな風になってはいけない。と危機感がつのります。
目視と同時に、レントゲンやホワイトボードで歯の状態を説明 ⇒治療方針を決めて実施 という感じで
納得しながらさくさくと治療が進んでいき、ほとんどの歯を治され(きちんと検診受けていたのにかかわらず虫歯が9本もあり)ました。
気がつけば、あれほど悩まされた顎の痛み(顎関節症)と不眠症が治っていた、というわけで、まさに神業 と思います。
でも、もっと感心なのは、先生の しっかり患者に向き合うという姿勢 なのでした。
先生の「何とかこの歯を治してあげたい!」 という熱意は言葉の端はしからも感じられ、
これだけ言ってもらえるなら、その気持ちに応えなくては。 と 日ごろの歯磨きもおろそかにはできません。
一日の診察を終えた後に、歯の模型を片手に、よりよい成形をシュミレーションするのが趣味・・・という熱心な先生。
毎回プロフェッショナルな仕事をありがとうございます
こういう職人!な方にお会いすると、刺激をうけます
皆さまも歯をお大切に