Runway17

~ Good Luck ANA Boeing 747

ありがとうジャンボ JAL747最後の4日間 -2日目-

2011年03月07日 | JAL Boeing747
2/27、いよいよグアム当局全面協力により実現した歴史的なショーが始まります。


朝8時にホテルを出発。
撮影ポイントは制限区域内のため、預け入れ荷物はホテルで回収され、
バスに乗る前にパスポートとセキュリティチェック。
全てのバスの出発準備が整ってから、警察のバイクが先導し一斉に移動開始。

しばらく乗ってから気付いたのですが、
途中信号が赤でも一度も止まりませんでした。
全ての交差点で警察が交通規制をし、ツアーバスを最優先で通していたのです。
物々しい雰囲気に、興奮が高まります。


20分ほどで会場に到着。
本当に滑走路のすぐそばでした。

曇りがちな空で、会場で待っている間に2回程強いスコールがあり、
その度にテントに避難しました。
クラシックジャンボ退役のときの下地島での雷雨が思い出されましたが、
ジャンボがタキシングを開始するとぴたっとやみ、太陽が出てきました。



タキシングを始めたジャンボ。





ここから先は夢中でシャッターを切り続けました。
ほんの一部ですが撮影した写真をご紹介します。






"cleared for take off"



"gear up"



"set heading 243"



"abeam check"



"cleared to touch and go"


















タッチアンドゴー2回、ゴーアラウンド1回の後、
もういちどタッチアンドゴー、そしてフルストップ。
わずか30分余りのショーは、あっと言う間に終わりました。




興奮も覚めやらぬままに空港ターミナルへ移動。
搭乗の前にはランプエリアに降りて機体を撮影することができました。
曇り空になってしまったのが残念でしたが、
間近でジャンボの大きさを実感できました。


帰りの便名はJL8744。


クルーたちのサイン。


ジャンボに向けて搭乗ゲート前に飾られた大きなケーキ。

たくさんのグアムのスタッフに見送られ、JA8088はグアムの地を後にしました。
離陸後しばらくして、機長からのアナウンスが。
「みなさまへのプレゼントとして、これからタッチアンドゴーのコースを一周します。」
なんと乗客を乗せたままタッチアンドゴーのコースを飛んでくれたのです。
ゴーアラウンドでエンジン全開にしたときの音と振動は鳥肌モノの興奮でした。
乗客全員拍手。


記念品のポストカード、ステッカー、ストラップ。


Aコンパートメントの様子を最後に。
コックピットが2回にあるジャンボならではの空間。

現行塗装になったジャンボの一号機として、
長い間JALの顔として活躍した機体JA8088は、
このフライトがラストとなりました。


成田に到着。
この便のクルーは、機長もCAもみんな最後のジャンボ乗務ということで、
着陸後には涙ぐんでいました。

ジャンボとのお別れに相応しい内容の、本当に充実したツアーでした。
(グアムは全く観光してないので、今度機会があったら行こうかな...)


さて、普段なら荷物を受け取ったあとは京急の改札へと進むのですが、
今回向かった先は...


JALのチェックインカウンター。
そうです、これからもう一度チェックインし、
JALジャンボ最後の地、ホノルルへ向かいます。


3日目へ続く...