そういえば…科博の「シアター36○」ですが、「宇宙137億年の旅」のタイトルが「宇宙138億年の旅」になってます。この作品は2009年から上映始まりましたが、2013年頃に宇宙の年齢が137億年から138億年に変わったのでタイトルも修正されたんですね(´∀`)
— 大西さん (@2012apocalypsis) 2016年9月14日 - 22:24
この「宇宙138億年の旅–すべては星から生まれた–」は、ナレーションが竹中直人さん、音楽が川井憲次さんです。この作品では南米チリのアタカマ高地にある「NANTEN2」をEOS 5D Mark IIを2台用いて360度タイムラプス撮影しました。この映像は物語の前後に登場しています。
— 大西さん (@2012apocalypsis) 2016年9月14日 - 22:34
「NANTEN 2」の前に10mのレールを引いてモーションコントロール撮影しました。日没前後と星空の3回撮影して時間経過を表現しています。標高4800mなので酸素はかなり薄く、気温は0度近くで風速は常に10mな過酷な環境です… pic.twitter.com/pEMJQdCSCw
— 大西さん (@2012apocalypsis) 2016年9月14日 - 22:54
これが現場の様子です。ここは基本的に8時間しか居る事が出来ません。高山病になる可能性高しだったので、この撮影の為に日本で低酸素カプセルを使った高地トレーニングをして撮影に臨みました。ちなみにここでは「走る」とか全然無理です(´∀`) pic.twitter.com/T1E5x2pRJK
— 大西さん (@2012apocalypsis) 2016年9月14日 - 23:05
4mの大きさのパラボラアンテナの前でもタイムラプス撮影をしています。これは一番頭のカットで出てきます。ぶっちゃけ星の日周運動とアンテナの動きだけで、カメラの横移動は要らなかったですね(汗) pic.twitter.com/FZn1OilrhM
— 大西さん (@2012apocalypsis) 2016年9月14日 - 23:17
アタカマ高地はとても乾燥している土地なので、電波望遠鏡の観測に凄くいい環境なのですが、特に僕らが撮影してた日は1年に1回あるかないかの極低水蒸気な日だったようで、研究者たちから「何やってるんだよ~はよ、アンテナ返せよぉ~!」とプレッシャーかけられました(汗)
— 大西さん (@2012apocalypsis) 2016年9月14日 - 23:21
ところが翌日に、撮影した素材を睡眠時間削って編集してその動画を見せしたら、「これ最高じゃん!ウチの大学(ドイツ)に見せてもいい?自慢出来るわー」とか言われ、「気が済むまで撮ってね。終わるまで待ってるから」という応援モードになりました。頑張って即日編集して良かったです(´Д`;)
— 大西さん (@2012apocalypsis) 2016年9月14日 - 23:28
そんなこんなで僕が行った2009年6月の時点の「ALMA」はまだ試験&建設中でした。ちなみに一番最初に標高3,000mにある管理施設で身体検査があるんだけど、この検査で血圧が高いと判断されると上に行くことが出来ません(汗) pic.twitter.com/a2giplFtsJ
— 大西さん (@2012apocalypsis) 2016年9月14日 - 23:43