■ 株式投資においては、配当収益も重要
■ これから大企業が中心となって、配当額は増加する
■ 配当を行うための原資はたっぷりとある
増配という、企業行動の変化は、私たち株式投資家にとってポジティブな動きだ。
株式投資において、収益を稼ぐためには、値上がり益も重要だが、配当も重要。
株式投資からの収益=値上がり益+配当収益
今回のフジテレビの大幅増配は、今後の配当動向を占う大きな一歩といえよう。
結論から言えば、これからも増配は続く。そして、その中心は大企業だ。
大企業が中心となるため、増配する絶対額も同時に増えていくことになる。
従来、配当といえば電力・ガスや石油・石炭など、インフラを主力とする企業が中心であった。
そのため、私たち株式投資家は、配当政策への関心は低くても良かった。
しかし、昨年以降、動きが大きく異なってきた。
スティール・パートナーズなど投資ファンドが、買収をちらつかせ、増配を引き出した実例が出てきたからだ。
スティール・パートナーズが投資した先は、ユシロ化学やソトーなど、中小型株。
こうした動きを見ていても、大企業は、自分達とは無関係だと思っていた。
しかし、ライブドアの一件でそうも言っていられなくなったのだ。
配当は、乱暴に言ってしまえば、「企業として他に儲かる投資先がないので、一旦投資家へ返します」という性格。
投資家から預かっている資金で、さらに儲かる投資先が見つかれば、なにもせっかく預かっている資金を返す必要はない。
現在では、成長株といわれてきた、ホンダ、キヤノンまで配当を増やすという行動をとっている。
本来、フジテレビも、より儲かる投資先へ投資をし、企業価値を高める努力をする選択肢もあるはずだ。
しかし、残念ながら日本企業は、儲かる投資先が見つかりにくいという現実を突きつけられている。
一方、資金をため込んでいる日本企業は、非常に多い。
配当原資はたっぷりあるのだ。
敵対的買収を防ぐ、ということがキッカケとなり、企業の配当方針は、明確に転換してくるだろう。
私たち株式投資家の懐に、増配という形となって入ってくる。
現在の日本株式市場の平均利回りは、1%程度。
フジテレビの増配により、フジテレビの株式利回りは、2.2%。
十分魅力的な水準だ。
低金利状態が長らく続く、日本の金融資産運用市場においては、投資家の株式利回りへの注目は依然として高い。
株式投資を行う上で、配当という観点からも企業を見ていくことが、ますます重要になってくる。
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「プロだけが知っている上がる株の物語」 → http://blog.livedoor.jp/rsquare1/
■ これから大企業が中心となって、配当額は増加する
■ 配当を行うための原資はたっぷりとある
増配という、企業行動の変化は、私たち株式投資家にとってポジティブな動きだ。
株式投資において、収益を稼ぐためには、値上がり益も重要だが、配当も重要。
株式投資からの収益=値上がり益+配当収益
今回のフジテレビの大幅増配は、今後の配当動向を占う大きな一歩といえよう。
結論から言えば、これからも増配は続く。そして、その中心は大企業だ。
大企業が中心となるため、増配する絶対額も同時に増えていくことになる。
従来、配当といえば電力・ガスや石油・石炭など、インフラを主力とする企業が中心であった。
そのため、私たち株式投資家は、配当政策への関心は低くても良かった。
しかし、昨年以降、動きが大きく異なってきた。
スティール・パートナーズなど投資ファンドが、買収をちらつかせ、増配を引き出した実例が出てきたからだ。
スティール・パートナーズが投資した先は、ユシロ化学やソトーなど、中小型株。
こうした動きを見ていても、大企業は、自分達とは無関係だと思っていた。
しかし、ライブドアの一件でそうも言っていられなくなったのだ。
配当は、乱暴に言ってしまえば、「企業として他に儲かる投資先がないので、一旦投資家へ返します」という性格。
投資家から預かっている資金で、さらに儲かる投資先が見つかれば、なにもせっかく預かっている資金を返す必要はない。
現在では、成長株といわれてきた、ホンダ、キヤノンまで配当を増やすという行動をとっている。
本来、フジテレビも、より儲かる投資先へ投資をし、企業価値を高める努力をする選択肢もあるはずだ。
しかし、残念ながら日本企業は、儲かる投資先が見つかりにくいという現実を突きつけられている。
一方、資金をため込んでいる日本企業は、非常に多い。
配当原資はたっぷりあるのだ。
敵対的買収を防ぐ、ということがキッカケとなり、企業の配当方針は、明確に転換してくるだろう。
私たち株式投資家の懐に、増配という形となって入ってくる。
現在の日本株式市場の平均利回りは、1%程度。
フジテレビの増配により、フジテレビの株式利回りは、2.2%。
十分魅力的な水準だ。
低金利状態が長らく続く、日本の金融資産運用市場においては、投資家の株式利回りへの注目は依然として高い。
株式投資を行う上で、配当という観点からも企業を見ていくことが、ますます重要になってくる。
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