■陰日向に咲く

劇団ひとりは嫌いじゃないけど、小説とかあんまり読まないが、
知人に薦められた事と、たまたま空き時間ができたので、読んでみた。

それも本屋で立ち読み。ｗ

まあちょっと時間つぶしがてらに、
何日か少しずつ読み続けて、昨日ついに読破。

何編かの短編で構成されてて、お互いが少しずつリンク
してるんだけど、一つ一つがしっかり構成されてて
どれも面白かった。

ニヤリとするシーンや、ジ～ンとくる部分もあり
すごくバラエティーに富んでいて、面白かった。
立ち読みしながら、泣きそうになって、
ちょっとドギマギした。ｗ

作品の中のちょっとしたトリックもさることながら、
細かい描写が凄くリアルだと思った。
読んでてビジュアルが頭の中に浮かんでくる感じ。

続きが読みたくなり、ちょっとした時間の合間に
手軽に読み進められるのもよかった。
短編なのだが、シーン毎に段落分けされていて
しおりが無くても、どこまで読んでいたのか
パッと発見できるのも便利だった。


最後の方は、足が凄く痛くて（ずっと歩いたり、
立ちっぱなしで、足が凄く痛くて）集中できず
微妙に理解できなかった部分があるけど、
（今度しっかり読み直すつもり）
凄く読みやすいし、普段本を読まない人にもコレは超お薦め！

陰日向に咲く 幻冬舎 このアイテムの詳細を見る