ふくおかネットワークの議員や運営委員など20人で、日本で唯一の紙オムツリサイクル工場を視察しました。
高齢社会の進行により、要介護者が増加するとともに、紙オムツの使用量も、今後も増えていきます。2000年の使用済み紙オムツの排出量300万トン、これが2025年には、550万トンを越えると予測されています。
大牟田市のエコタウン内にある紙オムツリサイクル工場は、平成16年8月から操業を開始しました。現在、福岡県内と熊本県・佐賀県の一部(いずれも車で一時間以内の圏内)の病院・施設から紙オムツを回収しています。
紙オムツの成分は、ビニールとパルプ、高分子ポリマー。
水で洗うことにより、し尿とビニール、上質パルプ、低質パルプ(高分子ポリマーを含む)を分けます。
ビニールはRDF燃料に、上質パルプは再生紙オムツ、パルプモールド、スラグ石膏版などに再生され、低質パルプと排水処理施設の汚泥は土壌改良剤になります。
現在、使用済み紙オムツの処理については、自治体によってその扱いが違うとのことです。福岡市や北九州市などでは、一般廃棄物、燃えるゴミとして焼却処理されています。しかし、産業廃棄物として処理しなければならないとされている自治体もあり、そういうところでは処理費用が高いので、ゴミとして処理するよりは、同じ処理費用でリサイクルにまわそう、ということに賛同した病院・施設が、この紙オムツリサイクルに参加しているとのこと。
紙オムツの使用量は、病院や施設は3割で、7割が家庭での使用であるとのこと。
今後も高齢社会が進み、紙オムツ使用量が増えていくことを考えると、これをただゴミとして焼却(または埋立て)処理することは、問題です。
紙オムツのリサイクルを広げるには、福岡市や北九州市のように人口の多い自治体は、当然当該自治体内にリサイクル施設をつくる必要があります。
いくつか課題があることもわかりましたが、実現に向けて、具体的な検討を始めなければならないと思います。
高齢社会の進行により、要介護者が増加するとともに、紙オムツの使用量も、今後も増えていきます。2000年の使用済み紙オムツの排出量300万トン、これが2025年には、550万トンを越えると予測されています。
大牟田市のエコタウン内にある紙オムツリサイクル工場は、平成16年8月から操業を開始しました。現在、福岡県内と熊本県・佐賀県の一部(いずれも車で一時間以内の圏内)の病院・施設から紙オムツを回収しています。
紙オムツの成分は、ビニールとパルプ、高分子ポリマー。
水で洗うことにより、し尿とビニール、上質パルプ、低質パルプ(高分子ポリマーを含む)を分けます。
ビニールはRDF燃料に、上質パルプは再生紙オムツ、パルプモールド、スラグ石膏版などに再生され、低質パルプと排水処理施設の汚泥は土壌改良剤になります。
現在、使用済み紙オムツの処理については、自治体によってその扱いが違うとのことです。福岡市や北九州市などでは、一般廃棄物、燃えるゴミとして焼却処理されています。しかし、産業廃棄物として処理しなければならないとされている自治体もあり、そういうところでは処理費用が高いので、ゴミとして処理するよりは、同じ処理費用でリサイクルにまわそう、ということに賛同した病院・施設が、この紙オムツリサイクルに参加しているとのこと。
紙オムツの使用量は、病院や施設は3割で、7割が家庭での使用であるとのこと。
今後も高齢社会が進み、紙オムツ使用量が増えていくことを考えると、これをただゴミとして焼却(または埋立て)処理することは、問題です。
紙オムツのリサイクルを広げるには、福岡市や北九州市のように人口の多い自治体は、当然当該自治体内にリサイクル施設をつくる必要があります。
いくつか課題があることもわかりましたが、実現に向けて、具体的な検討を始めなければならないと思います。