My Rosemary Nights

映画の感想などなど

(記事に無関係あるいは御遠慮願いたいトラコメは削除いたします)

一気読み

2009年09月30日 | Weblog
yomyom vol.12 「落照の獄」 と 「ダメ人間 溜め息ばかりの青春期」 、一気に読んでしまいました。

1日目に 「落照の獄」 を、2日目に 「ダメ人間・・・」 を。
睡眠時間を気にしながら、それぞれ一気読み。



「ダメ人間 溜め息ばかりの青春期」 は文章がとても読みやすく(難しい言葉など使っていない、素直な文章)、ホントにダメ人間だったんですね~と思いながらさくさく読んでいきました。
読んでホッとしたのは、本当にダメ人間だけど悪い人ではなかったってことでしょうか。
根本は自己中心的だけどちゃんと優しさも持っている。
心温まる作品を作る方だときいているので、尚更監督作品観たくなりました。
文章中はいくつか心にくる言葉もあり、一番好きなのは 「体にこびりついた根拠のない自信」 を 「“謙虚”と“感謝”でゴシゴシ」 というくだり。
今現在私自身がダメダメ状態なので、等身大の言葉で記されているこの本は案外良いタイミングで読めたのじゃないかと感じています。

啓蒙書みたいな本も持っていますがあんまり頭に入ってこないのですよね。
私、大人になりきれていないので、難しい本ってダメみたいです。
(そこもダメダメ部分?)
ちなみにその啓蒙書はハードカバーでお値段もそこそこするのに文字がでかい。
1頁に書かれている字数はそんなにないのです。
1文字がそんなに価値があるんかい?(値段をつけるのか?)
広く人の為になる言葉なら、価格つり上げたりせずに、もっと誰でも手に取れるように安くするべきではないの?って思います。
私は仕事上の書類を作成する時でも、紙の面積の割に文字が少ないのは許せない性質で、とにかく枚数が嵩張るのは大嫌いなのですよ。
その啓蒙書は人に薦められて買ったのですがほとんど読んでいません。
その点は 「ダメ人間・・・」 はソフトカバーでめくりやすく、文字の大きさもOK!
しいて言うなら上下の余白はもっと狭くていい、特に下部。
頁数の周りにそんなに余白作らなくていい。
そこはブックデザインの方のお仕事の範疇なのかな?

鈴井監督、この本作品化(映画化)してくれないかな。
自己嫌悪に貧乏神にはては死神。
面白いと思います。



「落照の獄」 の感想は・・・書けない!
一言だけ、なぜこのタイトルなのかは最後まで読めばわかります。



いろんな方のブログを拝見していると2冊とも場所によっては売り切れていたりするらしいですが、私、近所の本屋さんで両方とも一発でgetできました。
高知だからかしらん。
「yomyom」 は数冊積んでありましたね。
「ダメ人間・・・」 は新刊コーナーを探したのですが棚にはなかったので、見本に飾られていた1冊をいただいてきちゃいました。


さて、次は 「yomyom vol.12」 の残りの頁を読むことにしましょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。