無料オーサリングソフトDVD Flickを使ってDVDを作ろう★

無料DVDオーサリングソフト【DVD Flick】を使用してYouTubeやニコニコ動画、Veoh等の動画共有サイトからダウンロードした、FLV、AVIファイル等をDVD-R等に焼き付けて、家庭用TVで自作したDVDを観られるようにしてみましょう。

※検索やリンクで記事に飛んでこられた方は、【集めた動画をDVDにしてテレビで観る方法】にて最新バージョンのDVD Flick記事を載せておりますので、リンク先に飛んで下さいませ。

DVD Flickはavi, mpg, mp4, flv, mkv, mov, 等々の動画ファイルをDVDに変換出来ます。

海外のソフトなので難しく感じますが日本語化が出来、初心者でも簡単にDVDを作る事が出来ますので、気軽にトライしましょう。

DVD Flickは、DVD-R等に焼き付ける為のImgBurnが付属していますので、全て無料(フリー)でDVDを作る事が出来ます。

DVD FlickもImgBurnも、両方日本語化パッチファイルがありますので、そのやり方も解説していきます。

ImgBurnは文字数制限で書ききれませんでしたので、「DVD FlickとImgBurnを日本語化」をお読み下さい。

ダウンロードしたファイルは以下の画像のように「dvdflick_setup_～.exe」となっています。
この実行ファイルをダブルクリックしてインストールします。


最初の画面は「セットアップウィザード」になっていますので「Next(次へ)」をクリックします。


次はライセンスに許諾するかなので、I accept the agreement(私は許諾します)のラジオボタンをクリックして「Next(次へ)」押します。


次はどこにDVD Flickをインストールするか訊いていますので、デフォルト(初期値)はCドライブのProgram FilesにDVD Flickというフォルダを作ります、となっていますので、このまま「Next(次へ)」をクリックします。


スタートメニューに登録するかどうか訊いていますので、メニューに登録していい場合は、「Next(次へ)」を、作らないで欲しい場合は、Don't create a Start Menu folderの左にチェックマークを入れて下さい。


次は1つ目がデスクトップにショートカットアイコンを作るかどうか訊いています。Create a desktop icon
2つ目はDVD Flickのプロジェクトファイルを作るかどうか訊いています。Associate with DVD Flick Project files
好みでチェックマークを付けて、「Next(次へ)」をクリックして下さい。


次は今までの回答に対しての再確認ですので、Install(インストール)ボタンを押してソフトのイスントールを開始します。


インストールが終了すると、案内が出ます。そのまま「Next(次へ)」をクリックして下さい。


最後にウィザードが完了したので、ソフトを起ち上げるか訊いています。
Run DVD Flickにチェックマークを入れて、Finish(完了)をクリックして下さい。


起ち上がりの画面は以下の通りです。


さて、このままですと英語の表記になっているので、分かりづらいかと思います。
そこでDVD Flickを日本語化する為に、日本語化パッチをあててやります。
リンク先からファイルをダウンロードして下さい。

下の画像のようにdvdflick_～jp_patch_r1.zipというファイルがダウンロード出来たと思います。
このファイルを解凍します。


解凍すると2つのファイルが出来ます。1つはexeという実行ファイルで、もう1つはソフトを使用するにあたってのテキストファイルです。
テキストファイルを読むと分かりますが、日本語化の実行ファイルをProgram FilesのDVD Flickのフォルダに入れて実行して下さい、とありますのでその通りにします。


CドライブのプログラムファイルのDVD Flickのフォルダは以下の画像のようになっていると思います。(人によって多少異なっているかもしれません)
そしてファイルをダブルクリックして実行してやります。


ダブルクリックすると以下のような画面が出てきますので、アップデートボタンをクリックします。2枚目の画面が出たら「OK」ボタン押して完了です。



さて、これで再びDVD Flickを起ち上げ直すと、以下の画像のように日本語化になっています。


次にDVD Flickの各種設定をしていきます。

プロジェクト設定の部分をクリックして下さい。
まず「一般設定」になります。


画面のように初期画面ですと、プロジェクトの名前がUnnamed projectとなっています。
プロジェクトの名前を任意で付けましょう。

ターゲットサイズは、焼き付けるメディアの事です。
DVD-Rに焼き付ける場合は、DVD(4.3GB)のままで結構です。

エンコードの優先順位は、最初のデフォルト(初期値)のままだと、Below normalになっています。
Normal位で良いでしょう。

次に「ビデオ設定」になります。
デフォルト(初期値)からの変更点は、ターゲットフォーマットを日本の形式に直す為にNTSCにする事です。
エンコードの品質はBestにして、画質を劣化させず、出来るだけ綺麗にするようにします。
ターゲットビットレートはAuto-fitでかまいません。
ビットレートは高い程画質は綺麗になりますが、それだけファイルサイズが大きくなります。
沢山のファイルを入れて2時間くらいにしたい場合は、ビットレートを4Mbit/sにすれば、4.3GBのDVD-Rに収まります。


「ビデオ設定」の「詳細設定」ボタンをクリックします。
すると以下のような画面になりますので、横縞ノイズを除去するにチェックマークを入れて、なるべく動画の画質を良くするようにして「OK」ボタンを押します。


「オーディオ設定」では、何も変更する必要はありません。
Auto(自動)のままにしておきましょう。
ビットレートもAuto(自動)のままで結構です。


「再生設定」ですが、それぞれ動画のファイルを入れた時に、順次再生していくかどうかなので、Play the next titleで良いと思います。
DVDを再生したら、停止させるまでずっと再生を繰り返させるなら、「最後まで再生したら、最初からループ再生する」にチェックマークを付けて下さい。
一度再生し終わったら、止めたい場合はこのチェックマークは外して下さい。


「書き込み設定」では、最初の状態ですと、何のチェックマークも入っていませんから、下の画面のように「ISOイメージを作成する」と「プロジェクトをディスクに書き込む」にチェックマークを入れて下さい。
「ディスクラベル」は書き込むDVD-Rのラベルを付ける事です。任意の名前を付けて下さい。
「ドライブ」は焼き付ける時に使用するDVD-RAMの事です。自動的に認識されていると思いますので、そのまま変更しなくて大丈夫です。
焼き込むメディアがDVD-RWの場合は、「RWディスクを自動的に消去する」にチェックマークを入れて下さい。
焼き込みの速度ですが、これはDVDメディアの書き込みが対応している速度に合わせて下さい。
これで「適用」をクリックして基本的な設定は終わりです。


さて、次は好みの動画ファイルをDVD Flickに登録していきます。
貴方がダウンロードした動画ファイルがあるフォルダを開いて、どんどんDVD Flickにドラッグ・アンド・ドロップします。
ファイルを投げ入れるという感じですが、一番左にある黄色いバーが赤くならないよう、気をつけて下さい。


動画のタイトルを追加していくのに、一番右のバーでタイトルを追加したり、気に入った動画の順番を入れ替えたりして下さい。
順番を入れ替えるには、動画を選んで「上へ移動」「下へ移動」のボタンを押して移動させます。
「簡易リスト」とは挿入した動画のサムネイル表示を無くし、ファイル名だけの簡単表示にする事です。もう一度ボタンを押せば元に戻ります。



次にDVDのメニューを作成するかどうかです。作成する場合は上部にある「メニュー作成」ボタンを押して下さい。
2008年10月現在、6種類のサンプリングメニューがあります。
Mosaic, Orange LED, Plasma Sphere, Simple Black, Simple White, The Partyの6種です。
好みでメニューを選んで下さい。
自動再生メニューはDVDを機器に挿入した時、自動的に再生するかどうかなので、自動再生したい場合は、このままチェックマークを付けておいて下さい。


メニューを作成すると、以下の画面のように自動的に動画のタイトル毎にチャプターが出来上がります。
動画のタイトル表示はそれぞれ選んだメニューによって、表示方法が異なっていますので、好みのものを見ながら選んで下さい。
メニュープレビューから元の画面に戻るには、Esc(エスケープ)キーを押して抜け出て下さい。


気に入った動画が一通り入ったら、DVDを作成します。
「DVD作成」ボタンを押して下さい。
テトリスとあるのは、ゲームのテトリスです(笑)

最初に動画のエンコード、音声のエンコード、動画と音声の結合、DVDーオーサリングして、ひとまず最終処理が完了します。


最終処理が終わると、自動的にImgBurnが起ち上がって、ファイルを焼き付ける画面になります。


DVD-Rなどを入れて読み込まれると、灰色のアイコンがカラー表示されますので、そのアイコン部分を押せばDVD-R等に焼き付けられて完成です。


エラー表示が出るなど、上手く出来ない場合は弊ブログの「DVD Flickで良くある質問」の記事をお読み下さい。