タイトル考え中

にわとり飼ってたことあります。映画(とクラシック)が多いです

2017年3月に観た映画

2017-04-30 | 観た映画リスト
2017年3月のまとめ。

満足度の基準は以下。

★★★★★  傑作
★★★★   非常に面白い
★★★     基本的に楽しく観られた
★★      つまらない
★        縁がなかった

必要に応じて☆を★の半分の意で用いる。
普通に面白いは誉め言葉です。上から目線にならないようにしたい。


劇場で

『トリプルX:再起動』★★★★
10年以上前の映画を徹底したキャラものにすることで見事に復活させた3作目。アジア人がたくさん出ていて躍動しているのも心にきた。

『モアナと伝説の海』★★★
正直『ズートピア』で上がりきった私の中でのディズニーアニメのハードルは高すぎた。冒険して成長して終わり、ではいまいち何かが足りなく満足度低し。まあ私が色々考えて賢く観られているとはとても言えないけれど。

『パッセンジャー』★★★★
これは単純だけど好き。予告で得られる情報と得られない情報とがうまく物語の進行に効いていた。


ソフト/配信で

『ワイルド・スピード EURO MISSION』★★★☆
5の路線の継承。

『ワイルド・スピード SKY MISSION』★★★
5と6に比べて大雑把すぎないかしら。監督が変わったこともあるのだろうか、悪役含め新しいキャラクターが使い捨てられてるように感じた。とはいえこれで8を劇場で観られるぞー!

『エイリアン3』★★★
評判悪いらしいが、エイリアンシリーズの正編としてしっかり作られているし無茶なことはない、嫌いじゃない。しかし如何せん暗すぎるし地味すぎる。坊主しか出ないのはそりゃそうだよ。

『エイリアン4』★★★☆
とんでもないZ級映画だった。ビジュアルがいろんな意味で派手で私の好きなのだった。最後にはとんでもない奴が生まれてくるし良くぞ新たなビジュアルでここまで攻めたなと感心することしきり。

『パニッシャー:ウォー・ゾーン』★★★☆
これもビジュアルで攻めたのが効いている。

『海街diary』★★★☆
安定。多少食い足りなさを感じた。是枝監督は多作だからいろいろやってみているのだろうか。

2017年2月に観た映画

2017-04-01 | 観た映画リスト
2017年2月のまとめ

満足度の基準は以下。

★★★★★  傑作
★★★★   非常に面白い
★★★     基本的に楽しく観られた
★★      つまらない
★        縁がなかった

必要に応じて☆を★の半分の意で用いる。
普通に面白いは誉め言葉です。上から目線にならないようにしたい。

劇場で

『ドクター・ストレンジ』★★★
MCUのなかでも微妙なほうだと思う。なんでだろう。
予想していた以上のことが起きないからか、アツくなれない。

『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』★★☆
ティム・バートン映画は初心者。ファンタジーもの、冒険成長もの、どれも中途半端に感じた。

『マグニフィセント・セブン』★★★★
とにかくかっこよくて、格好良ければ万事OKという映画だと思う。どの画もいちいちバシッと決まっていて様式美を感じた。過去作との比較は要所で「お、ここ同じだ」と楽しめたが、比較すること自体には意味はそんなにない。

『ラ・ラ・ランド』★★★★
曲がいい。踊りもいい。自分にとってミュージカルは話は二の次で歌と踊りで楽しくなれればいいという立場。それゆえピークは前半の2曲だった。しかし後半もテンション落とさず一気に魅せてくれて楽しかった。終盤でバックに声楽が入るのはちょっとどうかなと思った。予告編の期待値を超えられなかったのはやっぱりストーリーが物足りなかったからか。


ソフト/配信で

『猿の惑星:新世紀』★★☆
イライラしてしょうがなかった。銃所持を捨てきれないアメリカを描いてると言えばそうなんだろうが、あそこまで話し合いをしようとしない人間(猿)達に共感できるはずがない。

『ファイナル・デッドブリッジ』★★★☆
大分シャープな殺しのピタゴラスイッチだった。3D効果は分からないが、映画館で観たらアトラクションのように楽しめそう。前の4作とだいぶ空いて観たので比べて言及することはできず。

『トリプルX ネクスト・レベル』★★★
1作目とは打って変わって社会派に。ガジェット盛り沢山なのは最初だけだった。

『ゾディアック』★★★★
終始張り詰めた緊張感。実話に基づいていて登場人物の名前も実在の人物と同じ。前半はサスペンスが面白く後半は事件を諦めきれない男の話。事態を煽っておいて何も起きないという場面には製作者の余裕を感じる(意味不明です)。

『荒野の七人』★★★
リメイクを観たいがために鑑賞。テーマ曲はもともと知っててめっちゃいい曲!から入った。とはいえ『七人の侍』と比べてここが違う、こっちは同じと観るのがこの作品は面白い。ちなみに『大脱走』はめっちゃ面白かった記憶がある。

『黒い家』(1999)★★★
小説を読んだので観た。大竹しのぶって綺麗なのね。小説のテイストからすればちょっと物足りない。

『トレインスポッティング』★★★
映画は時代性を表す最も良い大衆的な芸術というならば、これはそのものなのだろう。あとはローカル性も。だからいま日本にいる(年齢は同じくらいだろうが)私は、「あ、そう」としか思えなかった。

『ヒックとドラゴン』★★★★
ストレートでとても良い。終盤の都合のいい展開もテーマを描き切るためには必要か。寄り道一切なし、無駄なシーン一切なし。しかし原題は『How To Train Your Dragon』となっているので、結局はする側とされる側に落ち着いてしまうのは、ヒックとトゥースの交流を尻尾の尾翼を介して温めてきたのを観ている私はちょっと残念に思うのだった。

『ゾンビランド』★★★☆
ゾンビ映画はほとんど観たことなくこれから勉強したい。これは普通に面白い。

『エターナル・サンシャイン』★★★★☆
1にも2にもこの設定、発想、ストーリーにおったまげた。とんでもない傑作。

『回路』★★★
『CURE』からだったので、サイコものだと思ってたら、最後まで幽霊の話でしかもまさかの終末もの。これには驚いた。大きい音で脅かすことはほぼなくそれなのにとても怖かった。しかし特に後半は男が単独行動で自分から死にに行くようなことをしたりと、イライラ。

『17歳のカルテ』★★★☆
とても良かった。特に印象的な場面で使われる「DownTown」と「The End Of The World」はもっとオールディーズ聴いてみたいと思わせるに足る名曲だと思う。もっと若いときに観たかった。ただ振れ幅が大きかっただけなのだ。

『プラトーン』★★★
何とも言いづらい。自分が戦争映画に何を期待して観るのか。そこら辺をはっきりさせないとどうやってみたらいいのかわからない。画は悲惨だったし、ほぼジャングルでの本当に局地的な戦闘を描くもので、アメリカの戦争を表すものでは一切なく、個人にとっての戦争をひたすら見せられる映画だった。

2017年1月に観た映画

2017-02-26 | 観た映画リスト
2017年1月のまとめ

試しに★の数で個人的満足度をつけてみる。基準は大まかに以下のようにした。

★★★★★  傑作
★★★★   非常に面白い
★★★     基本的に楽しく観られた
★★      つまらない
★        縁がなかった

必要に応じて☆を★の半分の意で用いる。
どうしても劇場で観た映画のほうが満足度は高くなりがちですね。


劇場で

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』★★★☆
私がいまいち乗り切れなかったのはなぜなのか考えてみたら、元も子もない「スカイウォーカーの物語じゃないから」と言うしかなかった。一番興奮したのはターキン総督の登場と、ダース・ベイダーの登場場面だった。あとはアクバー提督似の、劇中では名前を追えなかったラダス提督だった。ただやはり主要人物それぞれの描写は薄すぎると思う。

『シン・ゴジラ』★★★★☆
上映終了前に逃すまいと2回目の鑑賞。やはり会話劇こそが面白かった。それと後半の展開は意外とエモーショナルで応援したくなった。これは1回目では気づかなかったことだった。ほかには1回目観た後で「アーティスティックな人達はゴジラに感情移入してゴジラかわいそうで泣く」という話を聞いていて、確かにそれもあるなと理解はできた。ただこれは言われなければ自分では絶対思わなかったので、観る人による感想の幅を感じることができた。

『この世界の片隅に』★★★★★
具体的に言葉にできない。もう一度観に行くつもり。保留。

『沈黙―サイレンス―』★★★★
詳しくないのでなんとも。だからこそ話には引き付けられた。先が読めず、棄教するしないもハラハラ。神は本当に語り掛けたのか、それとも思い込みなのかなど。ハリウッド映画史上一番違和感のない日本(現代ではないけど)だったかしら。

『ザ・コンサルタント』★★★★
話や人物設定、アクション、きちんとした伏線の回収など娯楽映画として高レベル。大変面白かった。


ソフト/配信で

『バトルシップ』★★★
公開時以来の2回目。エイリアンとの海戦やタイトルの意味が分かる場面は興奮もの。ただしほかは真新しいこともないかなという感じ。

『猿の惑星:創世記』★★★
オリジナル5作とティム・バートン版を経てある程度の期待をもって鑑賞。期待以上でも以下でもなかった。猿たちの身のこなしが軽すぎるのがまあまあ気になった。あのでかさのオランウータンだったらもっと動きがもっさりしそうなものだ。金門橋の鉄骨を渡っていくのに失敗し、何頭かドボンみたいなシーンがないと猿たちの運動神経が万能すぎてなんとも。

『トリプルX』★★★
新作を観たくて鑑賞。若干中だるみしたりもするが、良い出来のスパイ映画。雪崩の場面はすさまじい迫力で必見。実はヴィン・ディーゼルがこんな人間味のある、感情を表に出す演技をしているのが新鮮だった。ワイスピでのいつも冷静な彼しか観たことなかったので。

『トム・ヤム・クン!』★★★☆
奪われた象を取り戻す話。アクションは圧倒的で中盤の長回しは感動的ですらある。ただ私はストーリーの語り方が雑すぎると思った。確かにアクションが主役でストーリーは添え物でいいのだが、うまく呑み込めなかった。しかしとにかく力業で進めていく爽快感は他では味わえない。

KINENOTEでの採点と分類

2017-02-24 | 映画雑記
昔KINENOTEで書いたシリーズのまとめ。
いくつかの映画のレビューと採点、ラックの分類です。
すぐに疎遠になってしまったのでそんなに使ってなかったです。完全に自分用ですが。

採点

アジョシ                   80点
インセプション                80点
バットマン ビギンズ             84点
ダークナイト                 80点
ダークナイト ライジング           86点
アメイジング・スパイダーマン       80点
007 スカイフォール            90点
ロード・オブ・ザ・リング           90点
ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔     90点
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還   90点
ALWAYS 三丁目の夕日'64        80点
マトリックス                80点
ターミネーター               80点
リンダ リンダ リンダ           100点

計14作

★はレビューも書き、当ブログに転載済


KINENOTEには、映画を自分の好きなようにタイトル分けして本棚(ラック)のように分類できる
ラックという機能がありました。面白い機能だと思います。
ビジュアルもしっかりしていたのでWeb上でDVDを分けるようにお気に入りの棚を作ることができそうです。
私は以下のように分けていました。語彙力がなさすぎです。

ラック

邦画(お気に入り)
リンダ リンダ リンダ
1作

邦画(ええやん)
ファンシイダンス
シコふんじゃった。
ALWAYS 三丁目の夕日
ALWAYS 三丁目の夕日'64
THE 有頂天ホテル
ザ・マジックアワー
6作

邦画(うーん・・)
ALWAYS 続・三丁目の夕日
1作

洋画(SF)
スター・ウォーズ6作
MCU フェイズ1の5作(キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーまで)
スパイダーマン3作
アメイジング・スパイダーマン
ロード・オブ・ザ・リング3作
ダークナイト3作
インセプション
マトリックス3作
アニマトリックス
ターミネーター
27作

洋画(いえーい)
007 スカイフォール
1作

韓国映画
アジョシ
チェイサー
2作

イーストウッド
ミリオンダラー・ベイビー
チェンジリング
グラン・トリノ
3作

計41作


記録を付ける必要に駆られたために始めてみたのに使わなくなってしまったわけです。
理由としてはもともとこまめなタイプじゃない、文章を書くのが得意じゃないなどがありましたが、KINENOTEが使いにくかったのも大きいかなと思います。サーバーが重く、UIもわかりづらすぎでした。

Filmarksなんかは楽で使いやすそうですがどうなんでしょう?

リンダ リンダ リンダ

2017-02-22 | 邦画
昔書いたレビューその5

新作・旧作のレビューもどんどん書いていきたいものですがなんとも・・・

と1年前に書いたのだけどそのままにしてた。
月1回観た映画まとめるくらいから書いていきたい。

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大好きな映画。

ブルーハーツを好きになったのが先か、この映画を好きになったのが先か、鶏と卵のどっちだろう。

何気ない会話のひとつひとつがいい。ああ、高校生の時はよかったなあ、何かに熱中できるっていいなあ。
ブルーハーツとの出会いがまたいい。たまたまそうだとは思わずにかけたカセットからリンダリンダが流れてくる。この場面が一番好きだ。

夜の屋上でくっちゃべる場面もいい。見ながらひとりでにやにや笑ってしまう。なんて幸せな時間だと思う。でもみんなはそうだってわかってるのかな。ソンさんはわかってそうだよね。

別に下手だっていいと思う。ヒロトは歌うとき暴れまわってるけど、棒立ちで演奏しても歌ってもいいと思う。そこは気にするところじゃないと思う。とにかくこの幸せな感じが好きなんだ。

この映画を知らなかったら僕の右手も知らないままでいたと思うと・・・・・ぜひ見てほしいと思う。

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いやあ、この映画は素晴らしいですよ。

山下敦弘監督のはこれきっかけで他のも観てみて、『ばかのハコ船』が特に良かった。
『リアリズムの宿』は芸風が振り切れてて「面白く」は観れなかった記憶がある。

『マイ・バック・ページ』から以降観れてないなあ・・・
去年も『ぼくのおじさん』を観るチャンスはあったものの、結局『インフェルノ』観たんだっけ。