自家製酵母パン屋開業日記。

岩手県花巻市石鳥谷町で
パン屋開業準備中。

店名は「パン屋 √s(ルーツ)」。

√s(ルーツ)・土木事業部の再始動(笑)。

2009-10-22 19:21:37 | 店舗
やっと外壁と内装の一部の修正工事に入った。
今回は八幡平ではなく、地元・花巻市の大工さんにお願いすることとなった。



↑もともとの自宅の外壁を剥がしたところ。
シートを貼ってます。雨、入らないといいけど・・。(入るだろうな・・)



↑新たに建てた物置小屋と、もともと自宅の外壁部分にも雨漏りしたため、
こちらの外壁もサイディングするため(白いシート部分ですね)、
足場を組んでもらった。かなりな面積デス。



↑見上げるとこんな感じ。白いシート部分が、外壁を剥がした個所。
足場も相当、高さがあります・・。



↑一人で外壁を剥がし、シートを張り巡らしてくれた棟梁。
内装の壁の張り替えも早い。仕事、早すぎます・・・。



↑棟梁が貼り替えてくれた内装の壁。
設計士さんがビスの部分にパテを埋めてくれた。

さて、これから私がこのパテ部分にヤスリをかけて、ペンキ、塗ります。
おお、√s(ルーツ)・土木事業部の再始動なのです(笑)

修正工事は今月いっぱいかかりそうな感じ。
開店はまた持ち越しになりました。

どうなるのかわかりませんが、ボチボチ行きます。

輝蔵との毎日。

2009-10-16 08:12:19 | パン
オーブンには輝蔵(テルゾウ)と名付けた。
ドイツ・バハテル社製なので「テル」を勝手にもらい、輝蔵(テルゾウ)とする。

輝蔵は毎日働いてくれていて、だんだんと仲良くなれてきたように思う。
課題だったスチームの加減もなんとなく掴めてきた。



胡桃のカンパーニュ。
胡桃は使うたびに炒るので、その香ばしさがバツグン。私は大好きなパン。
クープの割れ方も勢いがあって、輝蔵のおかげです。



↑いちじくのカンパーニュ。
白と黒のオーガニックいちじくが入った、甘味のあるパン。
全粒粉を入れてあるので、その香ばしさと甘味がよく合う。(と思っている)



↑大きいのはナント、「和胡桃」のカンパーニュ。
和胡桃はお餅や団子などの和菓子に使うのは一般的。でもパンでは見たこと
ないなあ。。。
私は通常、パンには西洋胡桃(いわゆるウォールナッツですね)を使うが、
和胡桃を殻ごと安く調達できたので、殻を割って実を取り出し、使ってみた。
胡桃の香りがいい。
でも和胡桃はもろく、パン生地に入れて混ぜる段階で実が砕けてしまうので、
西洋胡桃のように大きい塊が感じられないのが残念。

あ、壁の工事のやり直し、進んでないです。
資材調達や大工さん手配がなかなかスムーズにいきません・・。
今月の開店は無理かも・・・。
地道に頑張りマス。

壁、やり直し。(マジすか・・・)

2009-10-04 08:56:33 | 店舗
凄く雨が降った。
と、翌朝、店の床の一部に水が溜まっているではないか!

すぐに設計士さんを呼んで診てもらう。
・・・はっきりしたことはわからないが、もともとついていた車庫の外壁
の板が一部剥がれはじめ、そこから店の「壁の中」に水が入り、それが下
の方へ伝わり、床が濡れたらしい。
つまり、外壁を伝って、「壁の中」に水が入ったというコト。

・・・・は??
そんなコトあるんでしょうか・・???と呆然。

じゃ、今後、雨に降られたらどうなるんでしょうか???・・と
脳ミソの足りないアタマでグルグル考え始める。

ひとまず、店の壁は張り直しをしなければならない。
壁の中に雨が入り、このままにしていたら腐ったりしてくるハズ。

で、壁の一部をやりなおす。



↑石膏ボードを剥がした壁。水がしみて、石膏ボードが湿っていた・・。(凹むなあ・・・)

で、水が入らないようにコーキングをする。
この上に石膏ボードを再度はめ込み、またペンキを塗ることになる。

しかし、店の壁をやり直すだけでは問題解決はしない。
もともとの外壁になんらかの策を講じなければ。



↑問題の外壁。(黄色部分)板が若干剥がれている箇所がある。
そこを封じなければまた同じことが起こりますな。
ひとまず、撥水の応急措置でペンキを速効で塗り直しました。


しかし・・・。全面的に板を張り替える場合、ハンパじゃなくカネがかかる。
家族会議の結果、もともとの外壁に全面的にサイディングを使用することに。
そうすれば雨風の被害はなんとか受けずに済むらしい・・。

ま、外壁を全面的にサイディングするとすれば、多少時間がかかるので、
店を始める前の今のタイミングで発見できたことは不幸中の幸い。
(う~、強がったりしてマス)

しかし、いつになったら完全に終わるんだろうか・・。

ま、こういうのも私らしい。(と、しておこう。)




蔵戸が入り、店が完成。

2009-10-01 17:35:24 | 店舗
店の玄関戸は蔵戸にしたいと思っていた。
(当初から蔵戸を熱望していた記事はこちら

しかし。。。気に入る骨董品の蔵戸は高くて、貧乏パン屋の及ぶところではない(泣)。
ネットオークションでは競り負けたし・・・。
骨董品でも手に入りそうなものは、やはりデザイン的に少し納得いかないものになる。
・・・で、建具屋さんに蔵戸を作ってもらうことにした。
本当はどこかで使われていた蔵戸が希望だが、それは前述のように高いものに
なるので、建具屋さんの力を借りた。

↓で、建具屋さんが作ってくれた蔵戸がこちら。

標準的な蔵戸のデザイン。塗装は設計士さんが担当してくれた。
本当は重厚感がほしいので、金具も付けて欲しかったのだが、財政難で断念しま
した。

でも、あまり重厚感がない蔵戸のほうが、この小さなパン屋には似合ってるかも
しれない・・と無理やり納得(笑)。
ま、私が使っていずれ骨董品にしよう、と目論んでいる。




↑外壁塗りの様子。
私が白壁を担当したので、がっつり養生した。
プロの塗装屋さんはこんなに養生しないらしい・・・。あたりまえか・・・。



↑外壁塗りを終了。茶色部分は主に設計士さん、白壁は私が担当。
ペンキがはみ出している部分、いろいろと誤魔化してマス(汗)。
(外壁だけでなく、内装も誤魔化しポイントがたくさんありマス・・・。)
シャッターが降りている時の全体像はこんな感じ。
(これは蔵戸がまだ付いていない段階の全体像)




↑蔵戸をハメての店。
外灯は蔵戸のそばにつけたいと思ったが、夏季の虫を考えると入口から離した
ほうがいいと判断し、店の左端へ。
(↑ココ石鳥谷町は大自然なんです!・・・田舎ともいいます。)

というわけで、大工さん、水道屋さん、電気屋さん、屋根屋さん、基礎屋さん、
建具屋さん、資材屋さん、そして設計士さんのおかげで店が出来上がりました。
皆様、本当にありがとうございます。
皆様の仕事の積み重ねでこの店ができたこと、ずっと忘れないと思います。

おばあちゃん家のようなパン屋でありたいなあ、ハード(店自体)もソフト
(商品を含め、パン屋としてのあり方)も。

開店まではもう少し時間がかかりそうだが、できることをできるペースで積み
重ねたい。