リーダーの大切な役割として「チームの活性化」があります。
チームが有機的に機能するためには、まず個人を活性化が必要です。
個人が活性化するためには、リーダー自身が生き生きとしなければなりません。
そして、リーダーがチームの仲間を「尊重」することが必要です。
部下をきちんと尊重していますか?
~二条彪先生のブログより抜粋~
自分が尊重されたと思えると,人は元気が出ます。
やる気も生まれ,前向きに考えることができるようになります。
いろいろな人とうまく人間関係を作るためには,尊重されたと思わせることが大切です。
それでは,人はどんな時,自分が尊重されたと思うのでしょうか。
一つは,褒められた時です。
褒められると誰でも,「ああやってきてよかった」と思えます。
また,認めてあげた時も尊重されたと思えます。
意見や考え方を,「そういう考えもあるよね」と肯定されると,尊重されたと思えます。
尊重されたと思える時は,もう一つあります。
それは,「自分の否定的な感情の裏に関心を持ってもらった時」です。
「これはいやなんです」
「それは,もう無理です」
そんな否定的な感情には,その感情を引きおこす何かがあるはずです。
それは何かな?と相手に関心を持たれると,人は「ああ,自分は尊重された」と感じるのです。
「どうしてそう思うの?」と訊く必要はありません。
訊くことだけが関心を持つことではありません。
ただ,関心を持つだけでよいのです。
関心を持つとは,相手の言うことを受け止め温かい目で見つめてあげるということです。
人は,自分の否定的な感情の裏の関心を持ってもらった時,尊重されたと思います。
ぜひ,あなたの周りの人たちの「感情の裏」に関心を持ってほしいと思います。
※ちなみに,癒される心理も同じです。
否定的な感情の裏に関心を持ってもらった時,人は癒されたと感じます。
癒すことはどういうことか?
癒すとは,そういうことなのです。
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リーダーは経験も豊富で能力や知識もあります。故に「正論」を強く求めすぎるあまり「誠論」をおろそかにしてしまうことに気を配らなければいけませんよね。