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サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

ユーロ SF スペインvsポルトガル

2012-06-28 11:13:32 | Weblog

スペインはサプライズのネグレド先発。しかしこの奇策は機能しなかった。やっぱりトーレス先発が一番機能するんじゃないかなあ。スペインはパスを回して相手のPA内への突破を図るというスタイルだが、その時点でPAで張っているFWがいない。特にこの試合のようにパスがつながらない場合はよりトーレスのようなタイプが必要となると思うのだが。

さてスペインはいつものようにパスを回してじわじわと詰めていく。ポルトガルは中盤を省略してとにかくボールをすぐにナニとロナウドに預けるという戦法。またポルトガルは高い位置からプレスをかけてスペインにパスを回させないようにしてきた。これが90分機能すればいいのだが、これでは後半もたないのでスペインがそのうちにゴールできると予想した。

しかしポルトガルの運動量はほとんど落ちなかった。逆にスペインの動きがにぶくなっていった。ポルトガルはカウンター狙いで、それに対処できないスペインのDFは多くのFKを与えた。というかロナウドはFKを取るのがいやらしいほどうまい。フェイントかけて突破しようとして自分の前にスペインのDFがいるので、自分から突っ込んでいくだけでファールとなる。

3-4回はあったいい位置からのFKをロナウドが1回でも決めていればポルトガルは勝てたはずだ。実際ポルトガルがゴールできるチャンスはロナウドのFKしかなかった。しかしこれをすべてはずした。これがポルトガルの敗因といえば敗因。

PK合戦の場面でポルトガルのブルーノ・アウベスは順番を間違えてナニの順番の際にPAに行ってすぐに戻ってきた。顔が引きつっていたのでこの選手はやばいと見えた。案の定、自分の番ではしっかりとはずした。PKは選手の蹴る前の顔を見ていればはずすかどうか大体分かる。

スペインは大苦戦したものの決勝進出。決勝ではトーレスを先発させてほしい。


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