liquid

perception

テストと、映画の逃避的効用

2006-05-18 06:38:58 | Weblog

こんな更新してないのにアクセス数が妙に増えている。なぜだ。

再来週のテスト期間が迫ってきてエッセイ、課題、プレゼンなどが締切間近。
ええ、私だけじゃないですよ大変なのは。でも愚痴ってやる。

むりー

山は論述テスト2つと、レポート1つ。
フランス語のクラスはマスターのを取ってしまったゆえ難しい。
開発経済(金融)、開発学、経済機構のゲストスピーカーの話をきく授業。
この3つの授業からどんなテストが出てくるんだ?と恐怖におののくばかり。
面白いんだけど、やればやる程根本の知識のなさに愕然とする…
というか、あったらどんなに面白いだろうと思う。
(経済学部に入りなおしたいw)

でもとりあえず今はそういうのを置いといて。
この3つの授業で単位をとることが目標。
どんな成績でもいいから、通りたいー

これで心底手一杯なのにちょこまか入ってくる他のテストetcが実に面倒。
で、もう分かりやすくイライラしてます。

いつもは見過ごすちゃらい店員にも思わず小さく舌打ちしちゃう感じ。
そんな私を「おい!落ち着け!!」と見かねた友達に半ば強制的につれられ


…ダヴィンチコードみちゃいました

母が絶妙に残していった1巻だけ予習済。
続きが気になったけど買うのもあほらしかったので映画で解決することに。
初日だったのできれいに満席。
結論としては、本の方が格段に面白いと思う。

オドレイ・トゥトゥがよかった。英語上手。
なんとも言えない潤った雰囲気がうまく役にマッチ。
というかこのかすかすっとした映画の中で唯一の救いw
トム・ハンクスは微妙。存在感がなさすぎる。
英語でも細部を理解するのは厳しかった。
キリスト教に関連する分からない言葉が多く、謎解きの展開が早い。
それにしてもあまりに壮大な「説」をおっかけていくので
この時間でやると、どうしても都合よい「解釈」にのせられてる感じ。
敵味方のやりあいにも大して興奮せず。

ネタばれになるので詳しくは書きませんが
ラスト近くでトム・ハンクスがオドレイに
「~~~、ジーザス・クライスト」
と言うシーンがあって、ここで見事に会場全体が笑ってた。
うーん、これはちょっと笑っちゃうよな。ジョークだもん。

その他に「ありえないーー」みたいなことを叫び続けてる迷惑な男がいたり
周りが「うっせーーよ」と怒鳴りあってたりして。


なんか、疲れた…


すっきりしたいなら観るべきはMI3だなw
あの音楽には無条件にのせられてしまう私。
このトム・クルーズはやっぱかっこいい。
というかトムによるトムの為の映画だけど。

その他。
ソフィア・コッポラとキルスティン・ダンストの「マリーアントワネット」
がやってくる。トレーラーを観た限り、激しくこけたにおいがする。
…見所はコスチュームだろうなw

そしてそして!
大好きなアルモドバルの新作がやってくる。
(写真はそのポスターin Odeon)
オールアバウト・マイマザー以来で、ペネロペ・クルスが主演らしい。
スペインな顔は男女共にど真ん中。彼女もツボ。
でも演技も好き。彼女はうまい。母国ではいい映画に出ていると思う。


まあ、これと6月のソルドを楽しみにがんばろう。
ラストミニットパーソンらしくね。



両刀

2006-05-08 08:11:04 | Weblog
サークルの状況を聞いて引いた。

「忙しいから」
っていうのは本当に理由にならないと思う。
まあ所詮は建前だし本音は自分で分かっているんだと思うけど。


私はこうして仕事もせずに留学なんかしてるわけで
人の事言える立場じゃないのは重々承知。
でもこれだけ離れてもやっぱり心配してしまうのは
偏にコミュニティへの愛情ゆえ、だと思う。
…これ自分しか感じてなかったらさみーなーw


将来の事を考えて行動するって至極全うな話なんでしょう。
でもそれで今何かを犠牲にしてしまうのはもったいない。
今欲しいものにはとことん貪欲になればいいと思うし
そうすると大体の事ってどうにかなっちゃうものだと思う。

個人的な好みだけど
それで将来予定が合わなくなってあたふたしながらも
なんとかやってくくらいの人がやっぱり好き。人間らしくて。
鷹揚に構えておけば大した事では潰れないし。

ええ。こうして私のやりたい放題、無鉄砲かつ
思い立ったが吉日的性格が形成されているんでしょうw


こういう所で愚痴る?っていうのは不思議な気分。
まあ、たまには。とりあえずすごく驚いたので。

それにしても帰る気がうせたな。誰かモチベーション下さいww

四月末

2006-05-01 00:21:00 | Weblog


自分と他人との、連鎖連鎖

でも結局最後は投げてしまう

事後報告で何が悪いのかしら


なんだかここ数ヶ月は、色々な事がありすぎたし
Xデーも近づいてきて、
「留学における感情曲線」のパターン通りに
私のも、ちゃんと右下がりのカーブを描いているんだと思う

帰国だけじゃない色々な要素がさらに押し下げる
これはきっと、他の国にいる他の人もそうだね


聞きたかった友達の声がきけて、やっと書けましたw
感謝。



久々の雨で、久々に息が白い。
この寒い部屋の感覚。
これでほんとに最後かもなあ。

町と近況

2006-04-06 07:10:31 | Weblog
目まぐるしい最近でした
何から書こう

どこかに何かを見に行くのも楽しいけど
よく「町」そのものに魅了される
程度は違っても
それぞれが持つ個人的で排他的な空気
これを覗き見られるのが
旅行も合宿も好きな理由だろうな

というわけで先日覗き見したノルマンディーのどこかの町


見にいったものなんかは、また後日

髪アフェアー

2006-03-24 06:52:11 | Weblog
さてさて。またひとり暮らしです。
おとといイタリアへ夜行列車で向かう2人を見送りました。
なかなかせつなかった。電車は旅情があるね。


先日、髪を切りました。
外人慣れしていると聞いていたモッズ・ヘアへ

これ実に半年振り
髪も黒かったのでカットとカラーをしました
カラーチャートを見せてもらって
『あ、これがいい。』
って言うものの、これが全く受け入れられず。。

「え?そんな色にするの?やめなさいやめなさい」
じゃあこれ、と隣の色で妥協しても
「それも同じよ。こっちにしときなさい」
そしてわらわら集まってくる店のスタッフ
「3週間で抜けちゃうからやめたほうがいいわよ
「それはフランス人向け?の色だわ」(未だに意味がわからない)
『え、その色じゃ嫌。それにもっと明るくしたいです』
抵抗(主張と言いたい)しながらも
総出で説得される強情な東洋人の図
周りのマダム~なお客の目線が痛い

結局、妥協案で合意したのはメッシュ
いやふじちゃんの言ってた通り。まいった。

カットは
「前重めで後ろグラデーション、長さは変えない」って
自分でも確認してた担当さん。写真も見せて完全に合意


のはずでした

出来上がったらめちゃめちゃ短け
結局夏くらいの長さになっちゃいました、なすさん
まじわっかんねー。でも悪びれる様子無
むしろ「どうよこの完成度!?」みたいな雰囲気
ヴォーグに没頭してる場合じゃなかった…

とはいえ。
それでもみんな気さくでいい人たちだったし
今のところ友達にも好評のようなので、まいっか
こうしてミディアムヘア計画がどんどん遠ざかっていく。。


写真はうちの大学
と、登校をイメージしてる友達
ちょっと春っぽくなってきたかも



同棲?10日目

2006-03-19 19:02:45 | Weblog

早いもので、もう10日(!)
お客はいまだにうちにいます
ゲストを迎えているというより もう共同生活
こうやって暮らしてると
うまい具合に隙間を埋めあってくようになるのが面白い


近々本当に髪を切るつもり
雑誌のコピーにあった
「ランウェイから抜け出たような髪型」
に、しろと言って2人は騒いでます。
そもそも超アブストラクト
でも要はアバンギャルドってことか
不揃いの前髪とか、ぱっつんとか?


するわけねーだろ
めざせモテ系ww


写真はまたモンマルトル
晴れてたので、サクレクールで焦げてきた。
もっと写真載らないかな。




春もすぐそこ

2006-03-13 06:59:51 | Weblog
おとといくらいから3人暮らし

日本から来た2人は
「毎日この冬一番の寒さが更新され続けてる」
といってさわいでます。
そうかしら。

なんて言ってたら、風邪をひいてしまった。
けっこうばたばたしてたのと
めまぐるしく変わる天気にうんざりして
傘を全く持ち歩かなくなったからかも


でも今日は 本当に久しぶりの見事な天気で
外を見ているだけでにやけてしまって
こんな日に家でじっとしていられる訳もなく
午後から私も出かけて
トロカデロでお茶して、マレをふらふら。

そしてles bijoux de sophieの黒い骸骨が
とうとう手元にやってきた。うれしいな。



ぞろぞろと外へ集まってきた人たちは
みんなここぞとばかりに薄着で
ここぞとばかりにカフェのテラスで太陽をあつめてました
春もすぐそこ、だといいね。

トロカデロからエッフェル塔をどどんと。
ああ。パリは快晴なり。



ユニコーン

2006-03-06 09:16:30 | Weblog
美術館が無料で開放される第1日曜
とにかく古いもの、宗教的なものを見たかったので
クリュニー国立中世美術館に行ってみた

ここにあるのは、遺跡、タピスリー、彫刻、工芸品、ステンドグラス
もうぼろぼろになってしまった古い布や工芸品には
凝った、殆ど絵のようなパターンが織り込まれていて
ああ、もうこういう創造は現代ではできないのかなと思ってしまう

なかでもこの美術館の最も重要なコレクション
「貴婦人と一角獣」という、タピスリーがすばらしかった
五感をあらわす5枚、未だに解釈の分かれる1枚の、計6枚の連作
繊細で幻想的でとにかく幸せできれいで、ため息もの


でも、一角獣を見ていてふと、気がつく
私このシリーズを見たことがある
デジャビュ、というか
姉と見て、姉が五感を表していることを教えてくれた記憶が。
タピスリーは運んだりしないだろうし
絵だった気がする。あれ、なんだったんだろう。


さてさて、気づけば3月になってます。
今サークルの人たちがプレで沖縄にいると聞いて
羨望。てか、嫉妬。
いいなーあったかい場所、海!
いいなー皆で走るのー


悔しいので、寒いところ代表、まいこと見たオルセーのしろくまでも。
温かみのあるフォルムと質感で
なんとも、ほっくりしてました。

まだ冬だった

2006-02-27 09:15:41 | Weblog
寒い寒い
冬物をしまいかけたとたんこの寒さ
雪がまたちらつきました

それでなくとも運気が。
穴か?やっぱ穴の数なのか??


夜のエッフェル塔は1時間に1度ぎらぎらに光ります
ライトアップにかける予算、クウネルによれば6億3700万円

きれいなものはたかくつくけれどね
コンコルド広場から眺める うたかた


tragus

2006-02-21 15:09:44 | Weblog
休暇がお終い。今期は1限が週2である。
暗いなかもぞもぞ起きて、暗いなか登校するのは
けっこう萎える
はやく朝が明けるようにならないかなぁ


昨日髪を切りに行ったけれど
目当ての美容院がふたつともお休みのようだった

ので、耳のぷちの部分の、トラガスあけてきた
今日はすごい空いてて、ていうか私しかいなかった
お店のお兄さんに
「あれ?前も来たねー」とかいわれてびっくりした
意外覚えてるもんだね

こんなとこどうやるのかな~と思ったら
耳をつまむ器具使って
「く」の字の形のニードルをつかってた
痛さはたいしたことない
部位的にちょっと時間はかかるけど


てか噂にはきいていたけど、むしろ問題は術後
こめかみ辺り全体に痛い感じがあって口が大きく開かないです笑
たしかに「ひっかけない」部位だけど
洗顔時に触れる
ピアス変えるのも最初は「超ーー難しい」と言ってました
同じところあいてたので色々教えてくれた。
確かにキャッチとか耳ん中落として口からでてきそう

まあ、これから気をつけよっとね~。