秋田～乳頭温泉郷

この週末、憧れの秋田・乳頭温泉に行って参りました。

秋田は、まさに紅葉真っ盛り！！
お天気が悪かったのが残念でしたが、紅葉を愛でながらの温泉はサイコーでした。

乳頭温泉は「鶴の湯」があまりにも有名ですが、このあたりは源泉の異なる７つの温泉宿で「乳頭温泉郷」を形成しており、それぞれの宿が個別の温泉名を名乗っています。
各温泉は日帰り入浴客も受け入れているのですが、乳頭温泉郷のいずれかの宿に宿泊すると、他の温泉巡りができる「湯めぐり帖」を1500円で購入することができます。
今回はこの湯めぐり帖で、各温泉を回ってみました。
お湯の色も、雰囲気も様々な各温泉、とっても楽しい湯めぐりになりました。

■妙の湯
　まず、最初は妙の湯。
　この宿は、細やかなサービスや雰囲気が女性に人気の宿です。
　お湯は茶褐色なのも特徴的です。
　露天風呂からの景色がきれいなのですが、混浴なのでご遠慮して女性専用の露天に入りました。
　画像はありませんが、内湯がなかなか雰囲気良くキレイでした。

 

■大釜温泉
　昭和４０年代に廃校になったという小中学校の木造校舎を再利用した珍しい温泉宿です。
  良く見ると、「職員室」等の札も残っていたりして、なかなかノスタルジックな雰囲気です。
　ここの露天は、周りの木々も近くて、お湯の温度も程よく、気持ち良かったです。

 

■蟹場温泉
　ここは、渓流沿いに雰囲気の良い大きな露天風呂があるらしいのですが、これまた混浴で断念。
  ２種類ある内湯に入りましたが、お湯がすんごいアツくて、露天風呂が恋しくなりました・・・。

 

■孫六温泉
  ここは、まさに秘湯！
  車で行けるところから、歩いて１５分くらいかかりました。
　「湯治場」の雰囲気を残す、山奥のひなびた温泉です。
　ここの露天は、紅葉の眺めはもちろんのこと、側を流れる渓流も素晴らしく野趣あふれる雰囲気です。
  この辺りから、雨がザーザー降りに・・・。

 

■黒湯温泉
  鶴の湯に次ぐ、古い歴史を持つ温泉で、温泉郷の中では最も奥地にあります。
　ここは杉皮葺きの露天風呂が名物なのですが、これまた混浴の壁！
　女性用の内湯と露天に入りましたが、木造でなかなか雰囲気があり、広くて快適でした。

 

■鶴の湯
  そして、なんといっても鶴の湯ですね。
  今回は、鶴の湯別館の「山の宿」に宿泊したため、お風呂は本館のお風呂を自由に利用できました。
　夕食後と翌朝に入浴しましたが、評判通り、素晴らしい温泉です！！

  鶴の湯は、かつて秋田藩主の湯治場だった由緒ある温泉で、築100年以上の茅葺屋根の建物が今も
　宿泊棟として利用されています。

　もう、時代劇の世界です～！

 

　乳白色のにごり湯の大露天風呂が、趣があって本当に素晴らしいです。
　（ＴＯＰ画像もこのお風呂です）
　実は、ここも混浴で、昼間は立ち寄り入浴の方も多いので入りにくいですが、夜は宿泊者だけで人も少
　なく、暗いので、女性もけっこう入っています。
  やはり、鶴の湯に来たらこのお風呂に入らないと！
　・・・と、酔っ払った勢いで、勇気を出して入ってきました。
　タオル巻きもＯＫで、にごり湯なので、夜間だったら混浴にしては入りやすい方だと思います。
  私が入っていた時は、タオル巻きなしで入っている勇気あるうら若き乙女グループも・・・。
　いや、それが正しい入浴スタイルです。えらいっ！

  それにしても、ここのお湯は本当にいいですね。
　お風呂上りは、しっとり＆ツルっスベに！
　


今回泊まった「山の宿」の事、翌日行った角館、田沢湖・・・、どこまでＵＰするか決めかねてますが、気が向いたら続編に続きます・・・。

それにしても、四季のある日本って、本当にスバラシイ！