ロマソ派.web

青い高校時代のすっぱい男達10人。バイクと温泉と星空を愛した。
彼らは自らをロマソ派と名乗ったが、今じゃもう言わない。

地獄の築地ウォーク プロローグ

2017-05-21 23:40:41 | 日記
2次会のラストオーダーを取りに来たため、台本とは違い企画発表は唐突に始まる。
後輩「圭一さん、今回の企画、思い出に残りましたか?」
圭一「残るわけあるめーに。これじゃただの飲み会でしょ?」
後輩「え、そうなんですか。これ、東京時代の一番の思い出にならないですか?」
圭一「なるわけないっしょ。現場で働いてて、あんな辛い事や、こんな酷い仕打ちされた事の方がよっぽど印象深いよ。やっぱり辛かったり、過酷なことは印象深いよね。」
後輩「え、なんなんすか?今回は 圭一さんと思い出作ろう の企画なのに思い出になってないんすか?何がやりたかったんですか?」
圭一「だから、(飲み会の)最初に言ったように 築地で朝ごはんとか食べたいね。って言ったでしょ」
後輩「なら、行きましょうよ。過酷がいいんですよね?なら今から築地に夜通しあるいて向かって、朝ごはん食べましょうよ。」
圭一「よし分かった、ちょっと着替えてくるから待っとけ。」
企画聞いていない後輩2人は唖然。

みたいな流れで始まりました、築地ウォーク。川崎駅から少し北上して国道1号線をひたすら北上。
目指すは築地場外市場。その距離19km。現在の時刻ちょうど0時。
googleで計ると、徒歩で3時間40分で着くと。
であるならば、ちょっと寄り道したって5時には着く。大人の足だからもっと早く着いちゃうかもしれない。楽勝。
結構飲んでるけどね、この日のために着替えと靴持ってきたし。楽勝。

という大きなフラグを盛大にたなびかせる5人を見送って、賢明な上司は帰路についた。
この後、上司が期待通りの夜のピクニックになる事は、みんなそうなると思っていたけど、
でもなんか、想像とはだいぶ違った。。。

目次
1時 ドンキホーテ到着、おざなり装備 と この時間が一番楽しかった
2時 多摩川渡って東京都入り 早くも話題尽きる 黒い水って怖いよね
3時 この道で本当にあっているのか とりあえずコンビニ入れ トイレに行きたい
4時 職場付近の駅に来た ここまで来て半分ってマジか?
5時 がっつり明るい 電車動いてる 圭一さん、マジどうします?
6時 エピローグ