Rockin’on俺

Welcome to W.K's labyrinth!!

中日 若竜予備軍決定!!

2005年10月03日 22時28分25秒 | ドラゴンズetc…
さぁ本題 前置き長し いつものこと
字余りですね。

我が中日ドラゴンズのドラフト指名選手
①平田良介  外野手 大阪桐蔭高   右投右打
②希望枠使用につき指名不可
③春田剛   外野手 水戸短大付属高 左投左打
④高江洲拓哉 投手  府中工高    右投右打
⑤金本明博 投手・内野手 酒田南高  右投右打

今年の高校生ドラフトはこの4人。高校生を一人も指名しなかった去年とうって変わって積極的な高校生指名を敢行したといえるでしょう。
地元高校の好投手・木下達生投手を指名順位の関係で獲得できなかったのは痛恨です(><)希望枠回避で2巡目指名してほしかったなぁ…。希望枠を使う予定の吉見投手も逸材ではありますが…希望枠使わなくても獲れたのでは……なんて気もしているので。まぁ、去年のドラフトで中田、鈴木、石井などを獲得し成功した実績のある首脳陣&スカウトの戦略ですからね。吉と出てくれることを祈るばかりです。

一人一人見ていきます。
まず、平田良介選手
いわずとしれた今夏甲子園の打の主役。優勝こそ逃しましたが、甲子園での豪打連発と積極果敢な走塁はスターの資質十分です。現役時代の落合監督を髣髴とさせる個性的なバッティングに、福留選手同様の俊足、強肩。落合監督に「競合しても構わない。獲りにいく。」と言わせたところにも大物感を感じますね。下級生のうちから全国の舞台で注目され続け、その中で結果を出し続けてきたという精神的な強さや経験の裏打ちがあるのも頼もしい限りです。
現在の一軍は、レフトに空きがあります。俊足、強肩、好守を備えている彼には早い段階での一軍デビューを期待したいところです。そして、さらに首脳陣に希望をするならば彼の個性的なフォームに手を加えすぎず、見守って欲しいなぁってところでしょうか。

続いて、春田剛選手
西日本No.1スラッガーが平田or岡田なら、東日本No.1はこの春田剛選手だろうと言われるほどの逸材です。今年の甲子園に出場が叶わなかったために、知名度はさほどではありませんが…。最近、右打者が大分飽和していた中日若手野手陣にとって貴重な左のスラッガー!右の平田、左の春田。どちらも大成して欲しいな。
ただ、シビアな話をすると春田選手は、前出の平田選手ほど守備・走塁面に強調すべきところがないそうです。(←春田選手の映像は確認してません。スミマセン)広いナゴヤドームを本拠とする中日は、外野手の守備力にかなりウェイトを置いて評価するため、よほど打撃でのアピールがないと時間がかかると思われます。しかし、それを補って余りある彼の打撃センスに期待したいところです!

次は、高江洲拓哉投手
人呼んで、都立高校の星☆。球速は140㌔前後ながら、回転良く初速・終速の差が少ないといわれる速球に素質を感じる大型右腕。まだまだ細い体に、今後の伸びしろがありそうです。いわゆる隠し球的な指名ですね。しかし阪神も狙っていたという情報もあり、その素材は各スカウトの中ではかなり周知のものだったようです。決して野球の名門校ではない都立高校からプロというレベル・環境の大きな変化に対応していくところが一つ目の難関になるでしょうが、頑張って乗り越えていってほしいものです。

最後は、金本明博投手(内野手?)
甲子園出場経験のある高校野球ファンには名が知れた東北の好素材。投げて145㌔をマークし、打ってはチームの中心打者。どちらにしても面白そうだが、どうやら球団は内野手(セカンド?)としての才能を買っているという噂。右の本格派投手は大分駒が揃っている中日なので、その方が本人の能力を生かせる気がする。荒木を追いかける存在になって欲しい。

以上、楽しみな4選手です。隣家の芝が青く見えるところもなきにしもあらずですが…ね。
新たに加入してくれるだろう彼らの選手生命が実り多いものになるよう願うばかりです。
ガンバレ!



高校生ドラフト!!~其の弐~

2005年10月03日 21時42分57秒 | ドラゴンズetc…
くじ引き自体は、つつがなく進んだんですよ。ホントに。
①クジが準備される→②引く→③中を開ける→④当たった人が喜ぶ
この定番プロセスが一見何事もなく流れ、結果、片山投手の交渉権が楽天に、辻内投手の選択権がオリックスに、陽選手の選択権がホークスに配分され、場内にもアナウンスされました。

……が、その後、ハズレ1位の指名が始まろうかという時になって巨人・日ハム両球団のテーブルに不穏な動きが…。ハズレ1位指名を巡る心理戦かいな?(←まさか…笑)なーんて考えつつ「未練がましいんだよ!とっとと進行せーや!!」と生来の短気さを露呈しだしたオレを思わず爆笑させる事実が発表されました。

ハズレクジを当たりと思い込んだ

そうですよ。wwwwwwww
確かに、両方にNPBの印が押してあるってのは紛らわしいですけどね。【交渉権確定】の印が押してあるのに速やかに意思表示しなかった巨&ハムにも問題ありっすよねー。まぁ、ハムの場合はクジを引いたのが日本語のわからないヒルマン監督だからしょーがないにしても、堀内の場合はねぇ。

でも、指名される当人にとってはシャレになってないですよね。特に、陽選手の心中は察して余りあるものです。相思相愛といわれた上に、実兄も入団することが決まったホークスに入団したかったことでしょう。それが、一度は意中の球団に決定したと思い喜んでいる最中に、取り消し→変更なんて残酷極まりない!しかし、彼が素晴らしかったのは、その後、ハムに決まったことについて報道陣に問われ、「うれしいです。」と健気に答えていたところです。どんな進路とるにしろ、頑張って欲しいなぁと思いましたよ。
辻内投手は対照的に、子供の頃からの憧れの球団に入団となりました。このケースならばショックもないだろうけど。

とにかく今後このような不祥事が起こらないよう、最善をつくしていただきたい。
指名される選手たちにとっては、一生を左右する大事な会議であることを十分に認識してほしいです。コレに関しては十分すぎることはないわけですから。

なんか各球団の指名選手について言及しようと思ったんですけど何か、この一事で終わっちゃいそうですわ!まぁ、とりあえず我が中日についてだけでも取り上げなきゃならんので、次回に。

高校生ドラフト!!~其の壱~

2005年10月03日 20時55分51秒 | ドラゴンズetc…
毎年恒例!ドラフトの日は学校が休みなのです!
オレ暦の祝日、『ドラフト記念日』

高校3年間、大学3年間。この暦に則って学校をぶっちぎってきたわけです。
……が、大学4年生になった今年は単位落とすとシャレにならないので、2限目だけ出席してから帰宅。
中継開始の一時半には難なくセーフ。3限のゼミはぶっちぎりましたがね(^^;

今年は何やら面倒なドラフト採用してるんですよ。高校生ドラフトと大学生・社会人ドラフトと2分割して行うんですよね。よって今年はオレの祝日は2日あるわけで…(笑)それはちょっと嬉しいわけですが(謎)
何の意味もない妥協案ですよ。オレに言わせると。不透明感の払拭をしたいなら早急に完全ウェーバー制にすべきだろうと思ったりするわけです…。

それでは今年のドラフト指名の動向についてですが、前々から今年の高校生は史上稀に見る大豊作だと言われており、実際、辻内・平田・鶴・岡田の四天王をはじめ、松橋、山口、村中、片山、大前、木下、若竹、陽、……etc進学志望の逸材を含めると正に多士済々。例年であれば重複指名するであろうと目される逸材が目白押し!

我が中日ドラゴンズは、当初【ナニワのゴジラ】こと岡田選手の獲得を示唆していたものの、後に往年の大打者でもある落合監督の強い意向を受けて、今夏甲子園のスター平田選手に方針転換。同じ右打者で、しかもどことなくフォームに共通点のある打撃に自分を重ねたのかも知れません。もしそうであれば…先々が非常に楽しみです!!しかも彼は、打棒ばかりではなく俊足、強肩、好守と揃っており、広いナゴヤドームの外野にはピッタリの存在!ゆくゆくは、福留のようなスタープレーヤーになってもらいたいと願っているわけです。
通常ならば重複間違いなしの平田選手を一本釣りできたのは、逸材目白押しの今年だからこそでしょうかね。安心して見られましたよ(≧▽≦)

この一巡目入札で珍事がありました。今回、数年ぶりにくじ引きがあったんです。報徳学園の大型左腕・片山投手に広島&楽天が、大阪桐蔭の156㌔左腕・辻内投手に巨人&オリックスが、福岡第一の今年No.1遊撃手・陽選手にホークス&日ハムがそれぞれ競合したのですが…

長くなりすぎるので、ドラフト制度同様2分割します。あしからず(笑)

中里投手奇跡の復活!!!!

2005年10月01日 19時05分13秒 | ドラゴンズetc…
歓喜!!!

今日のオレの一日を最も適切に表した言葉。これ以外に見当たらない。
そして野球でこんなに感動したことはいまだかつてなかったかもしれない。
ついに、ついに、ついに…この日が来たのです。

そうです!
中里篤史投手完全復活の日が!!!

しかも、この日のゲーム!野球の神様の存在を本気で信じましたよ!えぇ。信じましたとも!

1イニングを完璧に抑えた中里投手に初の一軍勝利が記録されたのです!!!
一人の若手投手の4年間の辛く長い日々と計り知れないほどの努力に、野球の神様がついに相好を崩した瞬間を、オレは涙で霞んだ目で見た気がしました。

中里投手の美しい球筋の速球に今年のホームラン王のバットが振り遅れたのを見た。稀代の天才打者がつまらされるのを見た。売り出し中の若手打者が、勢いで圧倒され三振したのを見た。

……1イニング打者3人に対し、最速148㌔を記録したストレートで2三振。0封。

4年前の伝説の風景に魅せられた人々に、新たなる物語の序章を印象付けるに十分な満額回答でした。みんな、待ってたんですね。やっぱし。今日の野球中継を見ていて痛いほどに感じました。ネーム入りボードを掲げて涙するファン、その一挙手一投足を固唾を飲んで見守り、大声援を送るファン…。中継に見入っていたオレの目は途中から霞みっぱなしでした。

以前もブログで書いたように、中里投手の登板は、一軍復帰まで見ないと誓っていたオレは、映像で投球を見るのは例の伝説の登板以来だったので、正直不安でいっぱいでした。あの伝説が遠くに霞んでいってしまうのではないか…と。彼の復帰を心から願う反面、並みの投手になってしまっているのではないか…とも。

まさに杞憂!!
投げる喜びに身を任せ、しなやかに腕を振る天才投手の姿がそこにありました。

そして今日は、彼がマウンドを降りた後の試合自体も感動的でした。2アウトから「中里を勝ち投手に!!」の気迫が伝わる連打!!出来すぎでしょう。この展開は…。逆転です。そして勝ち投手の権利が中里投手の手中に…。

そして9回には我が中日史上最強の守護神・岩瀬投手が締めて、日本新の46セーブを達成!!入団以来連続50試合以上登板だし。まさに鉄腕!

中日ファンにとってはこたえられない感激の試合でした…。
お立ち台で初々しい姿を見せる中里投手。とにかく苦しいリハビリ時代を支えてくれた人々とファンに感謝をみせていました。言葉よりなにより、今日のピッチングがその気持ちをしっかりつたえていたよ。と思い、またオレは涙ぐんだのでした。(笑)

中里、中田、石井、鈴木、佐藤、高橋聡…来年以降中日のペナントレース制覇・日本一の中核となって投手王国の名を欲しいままにしてほしいな。なんて大きな希望を持ちつつ、夢見心地なオレの一日でしたとさ。


今日の一曲 『My Sacrifice』by CREED