Nuoc mat Hoa Moc lan 木蘭の涙
先月の18日、聖路加国際病院理事長の日野原重明先生が105歳の生涯を終えられました。
最後まで現役のお医者様でいらっしゃいました。
年を重ねられてもなお、若い方たちの心に共感をされ、新しいチャレンジを続けられたその生き方に、あこがれを感じます。
日野原先生は医療の場で音楽療法を取り入れていらっしゃいました。
日野原先生の「生きかた上手」という書籍に書かれている一文を紹介します。
音楽には、病む人の心と体を癒す力があります。
私は10歳の時に腎炎を病んで外に遊びに行けなかったのを機に、ピアノにふれ、以来、音楽にはつねに慰められ、生きる力を与えられてきました。
その力を、ほかの病む人たちにも生かせないだろうかと、この15年あまり、薬や注射によらない音楽療法をおこなっています。
自閉症の子供達や、重いノイローゼを患う人、死が間近に迫った人達に、穏やかな、しかし実に大きな効果をもたらすことを驚きとともに知りました。
音楽の持っている力は目には見えないけれど、確実に私たちの心と体に影響を与えてくれます。
私たちの音楽が、どなたかの心の慰めになるのであれば、少しでもお役に立ちたいと思います。
先月は、デイサービスセンター「たがみの里」に行って演奏を聴いていただきました。
音楽で心が通い合い、寄り添うことができる、そのようなお手伝いを続けていきたいですね。
夏休みのもうすぐ終わりますね。宿題はおわりましたか?
ピアノの練習もだいぶお休みモードになっていましたから、これから巻き返していきましょう。
2学期はお友達と連弾を楽しみましょうね。ふぁいとー。
この動画は高畑充希さんが歌っている「木蘭の涙」という曲です。
つい涙が・・。癒される1曲です。よかったら聴いてみてください。