大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

私はハイパーエージェント。 Bパート

2012年10月18日 09時48分24秒 | 映像作品
Aパート

そして、プログラムであるアシストウェポンの特性を生かし、ウルトラシリーズでは出来ない事をやってくれました。なんと、アシストウェポンは合体して巨大ロボットになるのですよ。サンダージェットツインドリラーゴッドタンクの三機のアシストウェポンは合体して巨大ロボット「ゴッドゼノン」に、ダイナファイターキングジェットの二機は合体して巨大ロボット「ダイナドラゴン」に。これだけでもグリッドマン側のウルトラシリーズとの差別化はバッチリなのに、更にそのロボットたちがグリッドマンの強化装甲として合体してしまうのですよ。グリッドマン+ゴッドゼノン=「サンダーグリッドマン」、グリッドマン+ダイナドラゴン=「キンググリッドマン」ってな具合に。

それらは当然玩具化もされていたのですが、当時高校生だった私は買えませんでした。しかし、合体ギミックを再現してある食玩版は購入してました…それで驚いたのですが、食玩でも非常に出来が良かったのです。現代のTFに通じる、パーツ移動の仕方が巧みできっちり纏まる形になる処理…。これを見て最初に感動したのが、このグリッドマンだったのです。数年前に勇者シリーズのマイトガインが再販された事が有りましたが、もしグリッドマン関連が再販されていたら間違いなく買ってたと思います。


ここでちょっと話は横道に反れまして…上記のゴッドゼノンを取り巻く当時の状況について語ります。ゴッドゼノンは上記の通り三機のアシストウェポンが合体して完成するロボットですが、その三機は登場した時点で合体していたのではないのです。サンダージェット、ツインドリラーの二機は第10話に同時に初登場、ゴッドタンクは第11話にて登場、そして第12話で初合体を経て、ゴッドゼノンは漸く登場しました。初登場まで結構焦らされやっと登場したのも束の間、ゴッドゼノンの悲劇はココから始まったのです。

登場した次の回、第13話ではゴッドゼノンの出番は無く、代わりに登場したのがグリッドマンとの合体形態サンダーグリッドマン。つまりゴッドゼノンはパーツ扱いになり、暫く登場しなくなるのです…サンダーグリッドマンの方が強いのだから、わざわざゴッドゼノン出す必要が無いのです。それにゴッドゼノン出すと、スーツアクターさんの給料も一人分増えますしね。それから第16話までサンダーグリッドマン無双の時代が続き、第17話でなんとゴッドゼノンは「超音波怪獣ニセアノシラス」に敗れてしまいます。木端微塵に砕け散ってしまい、ゴッドゼノンどころかサンダーグリッドマンまで使えなくなってしまいました。二回目の登場でこれはあんまりな扱い…っつーか玩具売る気有るのか?と当時思いました。

それから第24話まではグリッドマンは折角手にした合体抜きでの戦いを強いられるのですが、その間に新しいアシストウェポンの登場→ダイナドラゴンの登場があったので、言うほど苦労はしてなかった気が。そして第25話で「毒煙怪獣ベノラ」に敗れたグリッドマンですが、第26話にてダイナドラゴンとの合体機能を得て、対毒ガス用装備キンググリッドマン登場。ゴッドゼノンとサンダーグリッドマンはもう完全に必要なくなったか?と思いきや、なんと第25話でゴッドゼノン復活。第17話で退場し第25話で漸くのカムバック、この辺のゴッドゼノンの扱いの悪さは一体何なのでしょうか?今になって考えると、玩具を売る気が無いとかじゃ無く、円谷プロ側の撮影上の都合だったのでしょうか?何らかの事情で、ゴッドゼノンやサンダーグリッドマンのスーツを使えなくなったとか。もしくは、キンググリッドマンを出す為に退場させたとか…。

ちなみに本作では、エンディングはその回のダイジェストムービーで構成されています。しかしゴッドゼノンが敗れてから再登場までの間、そのエピソードで登場していないのに何故かエンディングにゴッドゼノンが毎回登場していました…。ゴッドゼノンは人の言葉を話さないロボットですが、その映像に出て来るゴッドゼノンの姿に当時の私は、間違いなく彼が無言の言葉を視聴者に投げかけていたのを確信していました。
「忘れないでくれよぉ」と。

さて、ここで双方陣営の戦力を分析してみましょう。カーンデジファー側の戦力は、僕の少年が作り出すウイルス怪獣のみ、そしてグリッドマン側はグリッドマンと武器プログラム、そしてアシストウェポン(ロボットとグリッドマンとの合体パーツ含む)。こうして見ると、グリッドマン側は装備が充実していますが、グリッドマン以外は全て地球製プログラム。そんなに充実しているグリッドマンを毎回かなり追い詰めているウイルス怪獣群、金持ち少年の腕が良いのか使用PCのスペックが高いのか使用ソフトが高価なものなのかは知りませんけど、少なくともこれだけは言えます。「グリッドマンだけじゃ確実に負けていた」と。第30話では、「魔力超獣ジュバゴン」に操られて怪獣と一緒にゴッドゼノンを襲ったりしてましたし。グリッドマンは好きだったけど、改めて考えてみるとグリッドマンって頼りない奴だったのか・゜・(つД`)・゜・


グリッドマンは当時大好きでしたし、今でも好きです。現に、我が家の本棚には当時購入したグリッドマン本がまだ現存
していたりします。何処のページも破れることも無く、現在でも普通に読めます。しかし、玩具者にはなぜ今に私がグリッ
ドマンを扱ったのか…?もうお分かりですね?


バンダイの展開中のシリーズ「ULTRA-ACT」にてグリッドマンが発売されたからですよ!
タカラだけにミクロマン、アクションヒーローPROと言ったタカラ製可動素体でのグリッドマンの発売を心待ちにしてい
た私ですが、結局その夢は叶いませんでした。グリッドマン大好きな私は、その事をとても悲しく思っていました…。
そしたらなんとバンダイから!なんという奇跡!この事は素直に嬉しいですホントに。


最後はグリッドマン超全集と記念撮影…いやぁ長生きはするもんですなぁ。
まさかバンダイから、出来の良いグリッドマンフィギュアが発売されるとは。ありがとうバンダイ!
そして更には、来年にはサンダーグリッドマンまで発売予定とは!?キンググリッドマンも出すよね?ね?
次はフィギュアーツでウインスペクターをよろしく。

グリッドマン自体は、その内にレビューします。多分。


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