大きな世界の小さな部屋

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リベンジの時は来た!その6

2009年09月07日 20時56分02秒 | ムービーTF リベンジ

今回ご紹介するはディセプティコン…もうディセプティコンばっかりですがご容赦下さい。とにかくディセプティコンより“サウンドウェーブ”。
サウンドウェーブと言えば初代TFの名物キャラクターで、実写映画第一弾には登場しなった事で有名ですが、第二作目において漸く登場。
初代サウンドウェーブは全体的に四角い箱体型で、映画の主人公サムを演じたシャイア・ラブーフが少年時代に好きだったと言う話ですが、
こちらの方では全く別物に。腕が長く脚の短いゴリラ体型と、言われなきゃ分からない位に変貌しています。全身に配された青いクリアパー
ツは、恐らくセンサーの意匠なのでしょう…そしてあちこちにあるアンテナ、これらがサウンドウェーブの“情報参謀”と言う役職を表している
のだと思われます。


ご尊顔拝見…意外にも顔の方は初代サウンドウェーブの雰囲気のあるデザインです。まぁミクロマンのクレイヴ
っぽくもありますが…デストロン兵士でこれだけ初代に似ている顔ってのは初めてじゃないでしょうか?
ただ、個人的にはちょっと面長すぎますかね?

本編では、地球に飛来した後にアメリカ軍の人工衛星を制圧、そこから地球の情報を検索しオールスパークの
破片の保管所を突き止め、部下の小型TFラヴィッジを派遣し破片を奪取させたり、他にもメガトロンさまが廃棄
された海底を探り当てたり、電波障害を引き起こし世界中の通信網を遮断したりと、情報参謀の名に相応しい
情報戦に専念していました。ある意味、今回の映画でディセプティコン最大の功労者。しかし裏方に徹しすぎて、
オートボットや地球人に誰にもその存在を気付いてもらえませんでした。通信不能となった軍人が“…まさか…
衛星が乗っ取られているのか!?”と気付けばまだ希望はあったのですが、残念ながら本作に登場する軍人にそ
れほどの切れ者はいなかったわけで…。情報を制すだけにサウンドウェーブ自身はかなり高い知能を備えてい
るのだとは思いますが、行方をくらましたサムを探すのに講じた手段の内、“サムの母親の携帯電話番号を調
べ、そこから「小僧はどこだ?」と居場所を聞く”なんてトンチキなものが含まれていた所を見ると、もしかしたら
コイツ天然ボケだったのかなー…と妙な勘繰りをしてしまいます。


可動は中途半端に優秀で、手首と腰を除くTFに於ける基本的な関節は全て動きます。
特に下半身は非常に優秀で、股関節が180度開脚出来たり、なんと爪先の足の指が左右独立可動します。足首も
動くので設置性は抜群、そして変型ギミックの都合で肘が二重関節となっています。ただ、首が左右の襟に引っかか
って横を向けないのは致命的…中途半端に優秀と言うのはそういう意味なのです。ただし、両肩のバインダーや背中
のアンテナと言った体中の後付けパーツはとても良く動きます。


下腕部にあるこれは通信用アンテナと思われますが、形状が形状だけに格闘戦時にはブレードとなると
脳内設定。上の方で書いた二重関節の肘は、この画像で確認して下さい。


先ほどお話しした大型アンテナ、これ背中の基部から何重にも動くアームで接続されており、見た目以上に融通の利きます。斜め前に持ってきて電磁砲
のイメージ…なんかゲキリュウガーのゲキリュウキャノンみたいです(元気爆発ガンバルガー参照)。


背中にはミサイル発射機構が有ります…しかしこれは厳密にはミサイルではなく、先ほど少しだけ触れた部下の
ラヴィッジなんですね。これは大気圏突入用のリエントリーモードだそうです。しかし、劇中ではこんな細長い形で
はなく、もっとこじんまりとしたカプセル状の形でした。関係無いですけど、ラヴィッジの近くにある真中の銀色をし
た背中パーツ、これどう見ても顔にしか見えませんよねぇ。


ビークルモードはスペースクルーザー、小型宇宙艇と言った所でしょうか?はっきり言って謎メカですが、実在しない
メカですからまぁこんなもんかと。機首も翼もありますから、これが飛行物体だって言うのは分かりますから。主翼の
角度を変えれば、ファンタシースターオンラインの移民船“パイオニア2”っぽく見えるかもしれません。


そしてもう一つのビークルモードがこのサテライトモード…サウンドウェーブは三弾変形が可能なTFなのです。ただ、劇中ではロボットモードで人工衛星に
へばり付いていたので、スペースクルーザーモードもサテライトモードも厳密には出てこないんです。っつーか、そもそもロボットモードの全身像すら出てき
てないんですがサウンドウェーブ!この三弾変形の代償として、サウンドウェーブにはメックアライブもオートモーフもありません。話をサテライトモードに戻
しますが、左画像がオフィシャル変型なのですが右側のアンテナを広げたオレ変形、こっちの方が通信衛星っぽい感じが出ると思います。


変型シークエンス。
中心部を左右に分割し、そのまま真下に伸ばします。次にアンテナを邪魔にならない所に移動させ、両腕を引っ張り出します。


そして前後反転させ、肩を正位置に移動させ胴体のパネルを下し顔を出します。三段変形と聞くと凄そうですが、実はサウンドウェーブはかなり簡単な変型なんです。
同じ三段変形でもヘケヘケのアストロトレイン、こいつに比べりゃあれでも複雑な変型です。


ミクロマンで表すと、サウンドウェーブの変形パターンって大体こんな感じです。…本人たちはいたってマジメにやってる
んだから、そんなに笑わないで下さい…。


ディセプティコン、集結!

総評としては、前作のプロトフォーム司令官に近い位置づけでしょうか?つまり変型も出来るアクションフィギュア…と。しかし司令官と比べ三段変形だし、しかも
全モードがそれなりに纏まっています。なにより体だけでなく、体中のアンテナ類がかなり良く動きますので、オレ変形とかを作るのには非常に向いています。
つまり、高いプレイバリューを生み出す可能性を秘めているのです。劇中での活躍は非常に地味でしたが、それを脳内補完出来てデザインが気に入った、そう言
う人なら買いです。


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