→Aパート
ビークルモードはバケット付きダンプトラック…とでも言えば良いんでしょうか。ギガロニアTFのパートナーマイクロン
で、ブルブルだけドリルが付いてないんですね。本作GFではマイクロンは全員ギガロニア出身なので、設定上は他
にもドリルの無いマイクロンはいますけどね。
バケットは根元から可動し、真上に上げる事が出来ます。まぁ有ると嬉しいギミック。
凸ジョイントで接続されているので、外せば普通のダンプトラックに。ちゃんとグリルもありますね。
底を見るとマイクロンジョイントが。実はブルブル、ロボットモードではマイクロンジョイントが内部に収納され、完全に
隠れる構造になっているんです。つまり、ロボットモードではマイクロンジョイントが一切使えません。
そこで、モールダイブの右腕を見てみましょう。
中央に有るマイクロンジョイント、他の物と違い中にスイッチ状のものがあります。
モールダイブ本体にあるもの=マイクロンジョイント凸は穴の中にスイッチが。そしてブルブルのもの=マイク
ロンジョイント凹は中心にピンのある5ミリ穴。これは前々作マイクロン伝説で誕生したギミック“エヴォリューシ
ョン”で、マイクロンを接続する事で凹の中に有るピンで凸の底に有るスイッチが押され、それでロックが解除
されギミックが発動する仕掛け。エヴォリューション自体はマイクロン伝説のみでしたが、それから二年後に発
売されたモールダイブにエヴォリューションが備わっていて驚きました。
ではやってみましょう。エヴォリューション!
接続しただけでは何も起きませんが、真下に少しスライドさせると左右のロックが解除されクロー展開、限界までスライドさせると中心のドリル
が伸びます。つまり二段階のギミックが有る訳です。元々イグニッションがエヴォリューションを元に考案されたギミックなので、原理的には全
く同じものなんです。つまり、“本体に直接押せるスイッチ設けた方が楽じゃね?”って弱点も同様。しかし使う時以外は全く使い道が無く、邪魔
でしかないフォースチップと違い、マイクロンはギミックの無いマイクロンジョイント凸にも接続出来たり、単体でも変形遊びが出来たり色々と融
通が利いたのが評価されたのでしょう。
今度は変形シークエンス。
運転席を左右に割り、中からロボット頭部(下画像中央の緑色のパーツ)を引き出します。
あとは腰パーツを90度動かし直立させ、肩を真下に回せば変形完了。
三体揃った事だし、ギガロニアTF三人で記念撮影。まずはワークモード。
続いてバトルモード…メガロコンボイの変化が目を引くのと同時に、ブレンダルがあんまり変化してませんね。
まぁ、アップ撮影じゃないと分かり難いかこいつは。
ビークルモードは…まぁSFドリルメカ。左右にドリル、中央にブルドーザーを思わせる土避けが付いている所を見ると、
戦闘用では無く掘削用みたいです。
ロボットモードの項目で触れた、左腕の底に有る車輪。これがドリルと連動している訳ですが…。
ビークルモードでは底面に来るので、コロ走行と連動してドリルを回転させます。そしてチップスロットもそのままなの
で、ビークルモードでもイグニッションは使えます。今気付きましたけど、膝下ロール軸ってビークルモード=脇が開い
ていてもキャタピラを水平にする為のものなんですね。
当然、右腕のエヴォリューションギミックも健在。この辺は単純変形ならではの強み。
車体の中央を見てみると、戦艦の艦橋を思わせるパーツとクリア成形された主砲っぽいパーツ、そして周囲に赤い
円形の砲塔みたいなディテールが。この辺から察するに、モールダイブのビークルモードは往年の名作アニメ“戦闘
メカ ザブングル”のランドシップみたいな陸上戦艦的モチーフも入ってたんじゃないですかね?そして主砲っぽいパ
ーツですが、5ミリジョイントに見えますが違うので付けられません。
個人的に不満なのが、ワークモードでも使用した腰パーツの移動先。ビークルモードでも全く同じ配置なのですが、
ここはジョイントとかで固定されている訳じゃないので不安定で、すぐに動いてビークルの形が崩れてしまいます。
ワークモードだと真上から重量がかかってて動かなかったものですが、ビークルモードだとそれが無いので勝手に
動きやすいんです。
そして、モールダイブを弄っていて気になったのがここ。手前がロボットモードでも触れたロボット肘=ドリルの反対側、
奥側がロボット踵。ビークルモードでは前方に位置しているこのパーツですが、どうにもこの形状が気になります。
実はこの二つ、画像の様に接続出来るんですね。
そのジョイントを使うと、ビークルモードがこの様な形に変化します。ドリルが前方に付きだされ、そして後部ジョイント
に接続できる位置に移動した為に横幅が狭くなりスリム化しました。これは取説には記載されていないギミックなので
すが、削除された高速移動形態とかそんな感じでしょうか?尚、箱にはこの状態で梱包されています。
そしてもう一つ、ビークルモードには形が変化するギミックが有ります。
箱裏にはアサルトドーザーモードと書かれていますが、何処が変わったか分かりますか?
ズームしてみると、中央の土避けにマイクロンが格納されています。他は同じなので、一見分からない訳です。
土避けを開くと、ただ格納されているのではなく斜め上向きにジョイントで接続されているのが分かります。こうする事
で、マイクロンが体全体を使って土避けの一部になっていたのですね。ただ、接続がやり難い上に変化が乏しいので、
忘れてもいいオマケギミック。
変形シークエンスに入ります。
まずは簡単に、ビークルモード後部=ロボット足を動かし車体を90度持ち上げ、後部キャタピラだけで立たせます。
両腕を下げ、土避けを翼状に展開させます。
これでワークモードになった訳ですが、ここから更にロボットモードへと変形を進めます。
太腿ロール軸に沿って足を180度動かし、膝と足首を動かし真っ直ぐにします。
あとは、腰を斜め下に移動させ左右で接続させれば変形完了です。
元々が見立て変形なので、変形自体は非常に簡単です。もっと言うと、ギガロニアTF1のシンプルさ。
総評としては、メガロコンボイやブレンダルとはまた違った方向でギミックの宝庫。左腕のドリル連動回転、イグニッションによる発光及びサウンド、マイクロン格納…そして限定的に復活したエヴォリューションがポイント高い。こちらはスプリング展開ですが、それと同時にドリルまで伸びる二重ギミックと中々凝ってます。
そしてデザインも、巨大なドリル腕を初めとした体躯、アンバランスに小さい頭部が巨大感を醸し出していて、実際はリーダークラスより小さいのに巨大に見える視覚トリック的デザインが実にお見事。それでいてかっこよく纏まっているので、本当にこのデザインは良く出来ていますよ。
その反面、変形は見立て気味でイマイチ面白みに欠ける、そして可動箇所もメガロコンボイほど多くは有りませんがクセのあるブレンダルより動かしやすいし、個人的ではありますがギガロニアTFで一番好きなのがこのモールダイブ。全体的によく纏まっていて、とても遊びやすい出来です。流通限定品なので入手困難とは思いますが、見かけたらどうぞ。例え高くても、日本じゃ限定品だったことを踏まえ、出来を差し引けば¥8000くらいまでなら出しても良いと思います。アマゾンじゃ輸入品が¥20000近くで売ってるみたいですけど、そこまで出すほどのもんじゃ無いです。
ビークルモードはバケット付きダンプトラック…とでも言えば良いんでしょうか。ギガロニアTFのパートナーマイクロン
で、ブルブルだけドリルが付いてないんですね。本作GFではマイクロンは全員ギガロニア出身なので、設定上は他
にもドリルの無いマイクロンはいますけどね。
バケットは根元から可動し、真上に上げる事が出来ます。まぁ有ると嬉しいギミック。
凸ジョイントで接続されているので、外せば普通のダンプトラックに。ちゃんとグリルもありますね。
底を見るとマイクロンジョイントが。実はブルブル、ロボットモードではマイクロンジョイントが内部に収納され、完全に
隠れる構造になっているんです。つまり、ロボットモードではマイクロンジョイントが一切使えません。
そこで、モールダイブの右腕を見てみましょう。
中央に有るマイクロンジョイント、他の物と違い中にスイッチ状のものがあります。
モールダイブ本体にあるもの=マイクロンジョイント凸は穴の中にスイッチが。そしてブルブルのもの=マイク
ロンジョイント凹は中心にピンのある5ミリ穴。これは前々作マイクロン伝説で誕生したギミック“エヴォリューシ
ョン”で、マイクロンを接続する事で凹の中に有るピンで凸の底に有るスイッチが押され、それでロックが解除
されギミックが発動する仕掛け。エヴォリューション自体はマイクロン伝説のみでしたが、それから二年後に発
売されたモールダイブにエヴォリューションが備わっていて驚きました。
ではやってみましょう。エヴォリューション!
接続しただけでは何も起きませんが、真下に少しスライドさせると左右のロックが解除されクロー展開、限界までスライドさせると中心のドリル
が伸びます。つまり二段階のギミックが有る訳です。元々イグニッションがエヴォリューションを元に考案されたギミックなので、原理的には全
く同じものなんです。つまり、“本体に直接押せるスイッチ設けた方が楽じゃね?”って弱点も同様。しかし使う時以外は全く使い道が無く、邪魔
でしかないフォースチップと違い、マイクロンはギミックの無いマイクロンジョイント凸にも接続出来たり、単体でも変形遊びが出来たり色々と融
通が利いたのが評価されたのでしょう。
今度は変形シークエンス。
運転席を左右に割り、中からロボット頭部(下画像中央の緑色のパーツ)を引き出します。
あとは腰パーツを90度動かし直立させ、肩を真下に回せば変形完了。
三体揃った事だし、ギガロニアTF三人で記念撮影。まずはワークモード。
続いてバトルモード…メガロコンボイの変化が目を引くのと同時に、ブレンダルがあんまり変化してませんね。
まぁ、アップ撮影じゃないと分かり難いかこいつは。
ビークルモードは…まぁSFドリルメカ。左右にドリル、中央にブルドーザーを思わせる土避けが付いている所を見ると、
戦闘用では無く掘削用みたいです。
ロボットモードの項目で触れた、左腕の底に有る車輪。これがドリルと連動している訳ですが…。
ビークルモードでは底面に来るので、コロ走行と連動してドリルを回転させます。そしてチップスロットもそのままなの
で、ビークルモードでもイグニッションは使えます。今気付きましたけど、膝下ロール軸ってビークルモード=脇が開い
ていてもキャタピラを水平にする為のものなんですね。
当然、右腕のエヴォリューションギミックも健在。この辺は単純変形ならではの強み。
車体の中央を見てみると、戦艦の艦橋を思わせるパーツとクリア成形された主砲っぽいパーツ、そして周囲に赤い
円形の砲塔みたいなディテールが。この辺から察するに、モールダイブのビークルモードは往年の名作アニメ“戦闘
メカ ザブングル”のランドシップみたいな陸上戦艦的モチーフも入ってたんじゃないですかね?そして主砲っぽいパ
ーツですが、5ミリジョイントに見えますが違うので付けられません。
個人的に不満なのが、ワークモードでも使用した腰パーツの移動先。ビークルモードでも全く同じ配置なのですが、
ここはジョイントとかで固定されている訳じゃないので不安定で、すぐに動いてビークルの形が崩れてしまいます。
ワークモードだと真上から重量がかかってて動かなかったものですが、ビークルモードだとそれが無いので勝手に
動きやすいんです。
そして、モールダイブを弄っていて気になったのがここ。手前がロボットモードでも触れたロボット肘=ドリルの反対側、
奥側がロボット踵。ビークルモードでは前方に位置しているこのパーツですが、どうにもこの形状が気になります。
実はこの二つ、画像の様に接続出来るんですね。
そのジョイントを使うと、ビークルモードがこの様な形に変化します。ドリルが前方に付きだされ、そして後部ジョイント
に接続できる位置に移動した為に横幅が狭くなりスリム化しました。これは取説には記載されていないギミックなので
すが、削除された高速移動形態とかそんな感じでしょうか?尚、箱にはこの状態で梱包されています。
そしてもう一つ、ビークルモードには形が変化するギミックが有ります。
箱裏にはアサルトドーザーモードと書かれていますが、何処が変わったか分かりますか?
ズームしてみると、中央の土避けにマイクロンが格納されています。他は同じなので、一見分からない訳です。
土避けを開くと、ただ格納されているのではなく斜め上向きにジョイントで接続されているのが分かります。こうする事
で、マイクロンが体全体を使って土避けの一部になっていたのですね。ただ、接続がやり難い上に変化が乏しいので、
忘れてもいいオマケギミック。
変形シークエンスに入ります。
まずは簡単に、ビークルモード後部=ロボット足を動かし車体を90度持ち上げ、後部キャタピラだけで立たせます。
両腕を下げ、土避けを翼状に展開させます。
これでワークモードになった訳ですが、ここから更にロボットモードへと変形を進めます。
太腿ロール軸に沿って足を180度動かし、膝と足首を動かし真っ直ぐにします。
あとは、腰を斜め下に移動させ左右で接続させれば変形完了です。
元々が見立て変形なので、変形自体は非常に簡単です。もっと言うと、ギガロニアTF1のシンプルさ。
総評としては、メガロコンボイやブレンダルとはまた違った方向でギミックの宝庫。左腕のドリル連動回転、イグニッションによる発光及びサウンド、マイクロン格納…そして限定的に復活したエヴォリューションがポイント高い。こちらはスプリング展開ですが、それと同時にドリルまで伸びる二重ギミックと中々凝ってます。
そしてデザインも、巨大なドリル腕を初めとした体躯、アンバランスに小さい頭部が巨大感を醸し出していて、実際はリーダークラスより小さいのに巨大に見える視覚トリック的デザインが実にお見事。それでいてかっこよく纏まっているので、本当にこのデザインは良く出来ていますよ。
その反面、変形は見立て気味でイマイチ面白みに欠ける、そして可動箇所もメガロコンボイほど多くは有りませんがクセのあるブレンダルより動かしやすいし、個人的ではありますがギガロニアTFで一番好きなのがこのモールダイブ。全体的によく纏まっていて、とても遊びやすい出来です。流通限定品なので入手困難とは思いますが、見かけたらどうぞ。例え高くても、日本じゃ限定品だったことを踏まえ、出来を差し引けば¥8000くらいまでなら出しても良いと思います。アマゾンじゃ輸入品が¥20000近くで売ってるみたいですけど、そこまで出すほどのもんじゃ無いです。
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