見なれない人がみると「ナンじゃこれ」という表になりますが、まずはこれをご参照くだされ。
今日26日に一番下のトーナメントの中座-中村戦からスタート。純粋確率論上でいうと、一番左端の丸山九段はスタート時点でベスト4、従って挑戦確率1/4、今日対戦の2人は実にそこへたどり着くまでに4勝必要、確率は1/64。
かつてより「竜王戦ドリーム」という言葉が将棋界には存在している。「上のものに手厚いルールでけしからん」という意見よりも「勝てば一番上まで(=挑戦者であり、タイトルホルダーに)いける」ということがより重要。
今までも藤井・渡邉と2名の「4組優勝者によるタイトル挑戦→奪取」という事例を生んでいる竜王戦。6組優勝者で挑戦者決定戦まで辿りついた(そこで羽生に負けたが)という行方四段(当時)という事例もあった。
金満主義だの名人の権威を上回る格のタイトルを金で買ってるだのいろいろ言われる竜王戦(読売新聞社主催)だが、このドリーム性は個人的にはすごく好きである。全米OPENというゴルフの大会が8,000人以上のエントラント(女性のミシェルウィーまでいたりする)から構成されて、その頂点の高さを作っているのとある意味似ている。ちなみにこのタイトル戦竜王位は、理論的にはアマチュアでも参加可能(アマ竜王戦で優勝すると6組にエントリされる)という意味でも全米OPEN的である。
というわけで今年の竜王戦。中村亮介四段に注目しつつ見て行きたい。デビューして2年、アフロヘアにして物議を醸したりという面もあったが、実力で注目を浴びる大チャンスなのである。
今日26日に一番下のトーナメントの中座-中村戦からスタート。純粋確率論上でいうと、一番左端の丸山九段はスタート時点でベスト4、従って挑戦確率1/4、今日対戦の2人は実にそこへたどり着くまでに4勝必要、確率は1/64。
かつてより「竜王戦ドリーム」という言葉が将棋界には存在している。「上のものに手厚いルールでけしからん」という意見よりも「勝てば一番上まで(=挑戦者であり、タイトルホルダーに)いける」ということがより重要。
今までも藤井・渡邉と2名の「4組優勝者によるタイトル挑戦→奪取」という事例を生んでいる竜王戦。6組優勝者で挑戦者決定戦まで辿りついた(そこで羽生に負けたが)という行方四段(当時)という事例もあった。
金満主義だの名人の権威を上回る格のタイトルを金で買ってるだのいろいろ言われる竜王戦(読売新聞社主催)だが、このドリーム性は個人的にはすごく好きである。全米OPENというゴルフの大会が8,000人以上のエントラント(女性のミシェルウィーまでいたりする)から構成されて、その頂点の高さを作っているのとある意味似ている。ちなみにこのタイトル戦竜王位は、理論的にはアマチュアでも参加可能(アマ竜王戦で優勝すると6組にエントリされる)という意味でも全米OPEN的である。
というわけで今年の竜王戦。中村亮介四段に注目しつつ見て行きたい。デビューして2年、アフロヘアにして物議を醸したりという面もあったが、実力で注目を浴びる大チャンスなのである。