カウチ☆シネマ

心の隙間は自分でしか埋められないというけれどたまには映画に頼ってもいいじゃない

僕の美しい人だから(White Palace) '1990

2014-03-11 23:27:16 | アメリカ映画
突然、久しぶりに書いています。
おどろいたことに全く更新していないにもかかわらず、結構な人が
訪れてくださってます。ありがたいことです。でも、次の更新も
いつになるかはわかりません。。。

さて! 本日はこの古い映画のレビューです。
ジェームス・スペイダーの作品では私はこれが一番好きですね。
この方元祖美形だったのに現在では見る影もありません。
とても、とても残念です。





本作はグレン・サヴァンという著者の同タイトルの小説が元に
なっています。映画はではやっぱりロマンテイックに描かれて
いますが原作は結構なんというか、甘さもありながらも
「ちょっと友達には紹介できない、ちょっと軽蔑してる人を
愛せるか」というテーマをリアルに書いていてかなり面白いです。


ジェームス・スペイダー演じるマックスは、若くして奥さんに
先立たれてしまった広告マンで、スーザン・サランドンが演じる
ノラは子供を亡くしたバツイチのバーガーショップ店員です。
マックスが27歳で、ノラが41歳という設定。

バーガーをテイクアウトしたマックスが、中身が入ってないのが
あったといってショップでハデに喧嘩するんだけど、そのあと
バーでばったり会ってしまうふたり。。。そんで、スーザン姉さん
無理矢理マックスをお持ち帰りし、そんで無理矢理。。。。。。




散らかり倒した部屋、知性のかけらもないしゃべり、バーガーの
油のにおいのする体。マックスは嫌悪感を抱くわけですが
「二度と来ない」といいながらまた舞い戻ってきちゃうんですね。
セックスがよかっただけだろう、と自分に言い聞かせてみる
もののノラの家に入り浸ってしまいます。




でもですよ、やっぱり会話はかみ合わないし、友達にも紹介
できないわけです。ノラはノラで自分は恥ずかしいと思われて
いるということは気づいてるしね。二人はそれぞれに全く違う風に
葛藤するんだけどそのあたりがとってもドラマテイックで
面白いです。

でもみなさま、どっか軽蔑してる人愛せますか?
なんか嫌悪感もあるけど、なんか愛おしいなんて感覚って
きっと男と女にしかおこらない現象よね、きっと
ふ、深いわ。

そういえば39のとき25歳の男の子とカリフォルニアに旅したこと
があったけど「息子?」って感じだったわ。あはは。

この映画楽しんでね~





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