ワタミ渡辺美樹会長の経営陣に復帰で思うこと
報道によるとワタミは創業者の渡辺美樹氏が,経営陣に復帰する。8日付で非常勤から常勤の取締役会長に就いた。グループの将来像を練り直す新しい部署を2013年1月に設置し、渡辺氏が中心になり中長期的な経営戦略をまとめる。渡邊氏は,常勤取締役に復帰する理由について、「1度距離を置いたが、会社の経営が良い状態ではない、もっと寄り添う必要がある」と説明。さらに「中期経営計画は全然ダメなもので、もう1回それぞれの事業でさまざまな変化要因を含めてビジネスモデルを組み立てて、今後10年で4000億円の売上高まで持って行く」と語っている。(出典:東洋経済オンラインhttp://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/7a2eb8065ab7a9278a0c4284e0da67f5/page/2/)
渡辺氏は11年4月の東京都知事選出馬で代表権を返上し、非常勤となっていた。
◎ワタミの業績
13年3月期9月中間決算は売上高756億円(前年同期比14.1%増)、営業利益39.3億円(同19.7%増)と、宅配弁当事業の好調が収益を牽引し、第2四半期としては過去最高を更新した。通期の見通は売上高1600億円(前期比14.1%増)、営業利益96億円(同9.4%増)。
◆好調な宅配弁当
ワタミタクショク(宅配弁当)http://www.watami.co.jp/nakashoku/index.htmlは,宅配拠点を積極的に増やしたことが寄与し営業利益13.2億円(前年同期比52.2%増)と好調。
▼「ワタミタクショク」のチラシでの渡邉美樹会長の言葉
今週日曜朝刊に「ワタミの宅食」チラシが入ってきた。そこには。渡邉美樹会長の写真入りで自らのコメントが次のように記されていた。
ワタミの約束、ワタミの宅食---
「お客さまの健康と幸せを共有させていただきたい」ただその一心から、「ワタミの宅食」はまごころ込もった夕食を、毎日お届けしています。栄養バランスに優れた献立を日々考え、ワタミの有機食材も取り入れて毎日手づくり。まごころスタッフが笑顔でお届けするまで、一貫して安全・安心にこだわりぬいています。
毎日心待ちにしてくださるお客さまに、今日も、明日も、まごころ込めて。
「ワタミの宅食」は「ありがとう」が飛び交う社会のお手伝いをお約束します。
:*☆*:…:*★*:…:*☆*:…:*★*:…:*☆*:…:*★*:…:*☆*:…:*★*:
◆ワタミの労災認定-渡辺美樹会長は,亡くなった社員のご両親にどう応えるのか?
▼ワタミ側-自殺遺族との直接の話し合いを拒否
ワタミグループの外食・居酒屋チェーン「和民」などを運営するワタミフードサービス株式会社http://www.watamifoodservice.jp/に2008年4月に入社し、2ヶ月後の6月に飛び降り自殺した女性社員(当時26歳)の自殺が労災認定された。
この件で女性社員の両親らがワタミ株式会社http://www.watami.co.jp/の渡邉美樹会長ら経営者に対し当事者同士での話し合いを申し入れましたが,ワタミ側からは代理人の弁護士を通じて拒否する旨の回答があったという。
「ありがとう」が飛び交う社会のお手伝いしたいという,経営陣に復帰した,ワタミは創業者の渡辺美樹氏は,労災認定された亡くなった社員のご両親にどう応えるのであろうか。
:*☆*:…:*★*:…:*☆*:…:*★*:…:*☆*:…:*★*:…:*☆*:…:*★*:
出典:NPO労働相談センター http://www.rodosodan.org/)
・東京東部労組 : ・ワタミ経営者が過労自殺遺族との話し合い拒否の回答
|
|
|
|
|