鹿児島三越閉店へ－天文館寂しくなる

　三越伊勢丹ホールディングスは，三越鹿児島店（鹿児島市呉服町）は，２００９年５月６日で閉店する予定と正式発表した。同ＨＤが進める収益向上，不採算事業の撤退など構造改革の一環という。

　鹿児島店は，前身の丸屋時代から，山形屋を超えられず“地域二番店”の位置に甘んじてきたことが，閉店に至る根本原因ではなかろうか。店舗面積が狭いという店舗の持つハンディからすると，“ナンバー1”を目指すというのではなく，地域ニーズに対応しての三越ならではの“オンリー１”を追求すべきであった。
　
　風の便りでは，かつてワンマン社長の不祥事が発生した際，私の中学時代の同級生Ａ君は，経営幹部の一人として，問題解決に奔走した。その心痛が重なり彼は体調を崩し，若くして現役を去り，いまは隠遁生活を送っているという。　

　業績不振から旗艦店の池袋店まで売却という，いまの状況を，まさに三越のために我が身を捧げた彼はどう見ているのであろうか，

◆関連ブログ三越撤退かhttp://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/9a1d04b5e461b5753c66cb11c02425d4

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