立命館大学秋田県校友会

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2013年 第31回全日本大学女子駅伝観戦記

2013年10月28日 04時00分52秒 | スポーツ
2013年 第31回全日本大学女子駅伝観戦記
祝勝会会場に十倉コーチが遅れて入場した。すぐ壇上にて挨拶。3連覇の喜びと関係者各位に対して感謝を述べた。その後、関西予選の敗退を悔やみ、お詫びをしたことに尋常じゃない何かある種の決意を感じた。

大仕事をなしとげリラックスしている選手たちに関西予選前のことを聞いた。断片的な話をまとめると、8月から4回の合宿、そのあとBKCでの追い込みで選手たちは心身ともに疲弊しきっていた。そして出場予定の池内が軽いとはいえ疲労骨折。菅野、青木は体調不良だった。つまり、関西予選は登録メンバーをやりくりし、どん底の状態で凌いだのだった。(当ブログの関西予選の見立てが間違いだったことが判明しました)

いつも明るい十倉コーチにさまざまな質問や冗談をぶつけても今日ばかりは要領を得ない。帰りの車中で3時間考え、私なりに答えをはじき出してみた。
すばらしい新入生たちを得て、目標である当駅伝に万が一にも負けるわけにはいかない。連覇による慢心は禁物。選手全員を万全の状態にして送り出さなければならない等々。十倉コーチは例年以上に責任を感じ、自分にプレッシャーをかけているに違いない。と。


6時半小雨の残る秋田をひとりで出発する。秋田自動車道の峠すじの紅葉は今が見ごろ。10時に宮城陸上競技場に到着。いつもは閑散としている同じ敷地にあるクリネックススタジアムからは当然のごとく熱気が感じられる。

すぐに平林さんらが顔をみせる。陸上部OBの村田氏が懇意にしているヤマダ電機の森川監督を紹介してくれた。すなわち佛教大前監督だ。秋田から来ましたと言うと、2年前、渋谷のブレーキは足の痙攣だったと教えてくれた。

11時過ぎ、浅井監督に挨拶する。池内は軽い疲労骨折でほぼ完治。小林美香は今日京都のローカルな記録会に出るが、本格的な復活は来年になるとのこと。その後、東北の校友が合流し、さらに青木と池内のご両親に挨拶した。池内の父君には男鹿で面会済みだが、母君にはさすがと思わせるものがあった。青木はとっても父親似だった。


定刻になり、駅伝がスタート。大森は難なく先頭の直後に定位する。応援は平林さんと二人だけ。あまり移動したくないので、競技場の向かいで2区を待つ。久馬姉妹が応援のため、目の前を通っていく。カメラクルーがぴったりマークしてついていく。日テレの意図が見え隠れするのが面白い。ガラケーのテレビを見ていると大森が転倒したという。大阪娘はそこまでボケをかますのかと感心した。それでも区間賞とはたいしたものだ。

目の前に2区菅野が軽やかに走ってきた。「ナナコーゆっくりいけー」。安心して3区へ移動する。
藪下が得意の3区(旧2区)でさらに差を拡げる。帽子を振って「ヤブシターゆっくりいけー」。

5区応援のため、歩きと地下鉄で移動。5区応援場所にて、立命校友だと思って声をかけたら、なんと豊田自動織機の長谷川監督だった。まさか、3回生の津田をリクルートしようとしているのか?
テレビでは4区廣田も区間賞だと文字列が走る。やっと東北の校友と合流し、ぶれない走りの津田に声をかける。「ツダーゆっくりいけー」そればっかり。

そしてゴールの市役所広場に帰り、雑踏の中で青木の奇妙なポーズのゴールを見届ける。平林さんがフライングゲットだと教えてくれるが、なんのことだか?
胴上げだの、優勝インタビューだの、いつもの儀式が続く。

祝勝会会場にて。
津田が自分だけ区間賞を取れなかったので、嘆くことしきり。区間賞は順天堂の伊澤。
4年連続区間賞の藪下と三井(マラソンを目指す)は現役を続ける。就職先は内緒。
青木のゴールのフライングゲットは前田敦子の真似で、決してキンタローの真似ではないとのこと。繰り返しやって見せてくれて、とっても受けていた。
廣田は高校時代に6センチ伸びて、今168cm。そのため体調管理に苦労したらしい。
廣田と菅野のインカレ1500は忙しすぎたのでは聞くと、何かの意図があっての出場とのこと。
園田は今時珍しいほどの純情無垢な人柄で、それがとっても魅力的だった。
大森にインカレ5000の追い込みを褒めたら、追い越せるとは思わなかったとのこと。更に今日の転倒は決してボケではないと笑っていた。
池内に聞いたら、故障はもうなんともないとのこと。
菅野が中村俊輔に似ていることについて、小学生の頃はよく言われたが、今は似ていないと断言していた。

このチームでの駅伝はあとふたつ。
十倉コーチは、福井はある目的を持って1チームだけをエントリーすると言った。選抜駅伝は具体的なプランは聞けなかったが、前回負けているので絶対に勝つと言った。冒頭に感じたある種の決意が何かを知るために、二つの駅伝をより興味をもってテレビ観戦しようと思う。
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