Glissando

Rito Miura Information & Blog

北川とみ 「西瓜」

2020年08月03日 | 届けた歌・音楽
やっと梅雨も明けて、夏本番の8月を迎えました。
僕が作曲・編曲を手がけた北川とみさんの「西瓜」。
なごむさんの歌詞には、北川とみさんとお父さんとの思い出が織り込まれています。
お盆の里帰りもままならない今年の8月ですが、この「西瓜」を聴きながら
ご家族とのことを思い出していただけたら幸いです。
 
<北川とみさんより>
父の思い出。色々ありますが
父が定年退職した後 近くの畑を借りて
野菜作りをはじめ 楽しそうにしていた
姿はその1つ。
夏になると麦わら帽子の登場。
西瓜🍉が出来ると
無理矢理 車の後部座席に放り込まれたっけ。
父が亡くなった その夏、
畑で勝手に成った西瓜を見て
涙が止まりませんでした。
今年も間もなくお盆がやってきます。
たまには庭で蚊取り線香焚いて
西瓜ほおばって種飛ばそう!

北川とみ 西瓜  父との夏の思い出、西瓜🍉久しぶりに庭であの日の様に種飛ばそう!


【秘蔵映像で振り返る】ゴダイゴ 浅野孝已さん WITH ダイナマイトポップス

2020年07月06日 | インフォメーション・ライブ情報
6月29日はゴダイゴのギタリスト、浅野孝巳さん逝去から49日。
前回の浅野さんへの感謝を込めた自宅演奏に続き、今回は、ゲスト出演いただいたご本人とのライブ映像をバンドメンバーで振り返る動画がDynamite Pops B-sideチャンネルにUPされました。
バンドとともに24年間、一緒に奏でていただいた浅野さんの貴重なコメントやギタープレイを、みなさんとともに分かち合えれば幸いです。
約一時間のコンテンツをここまで実現化してくれたメンバーに感謝。
そして、バンドにたくさんの思い出を届けてくれた浅野さん、あらためてご冥福をお祈りいたします。

【秘蔵映像で振り返る】ゴダイゴ 浅野孝已さん WITH ダイナマイトポップス


ゴダイゴギタリスト・淺野さん急逝からひと月半

2020年06月26日 | ライブ関連
20年にわたり毎年うちのバンドのライブにゲストでご出演いただいたゴダイゴのギタリスト、浅野孝己さん。
ほとんど歌謡曲しかやらないダイナマイトポップスを長きにわたって本当に可愛がっていただきました。
メンバーの無茶振りに素晴らしい演奏でいつも応えてくれた浅野さん。
どんな曲でも、同じステージの上で演奏できる喜びを感じることができました
浅野さんがゲストのときには、アンコールで必ず演奏した「銀河鉄道999」
思い出が尽きないメンバーそれぞれの自宅から、追悼を込めてこの曲を捧げます。
 
浅野孝已さんに捧ぐ:GALAXY EXPRESS 999/ダイナマイトポップス

スティーヴ・ライヒ 「テヒリーム」

2020年06月10日 | Favorite Music
高校の同級生、キクちゃんが放課後に教室に持ち込んだウォークマンで聴かせてくれた
パットメセニー・グループの当時の新作「ザ・ファースト・サークル」。
語ればきりがないのですが、いつ聴いても音楽の高みに連れて行ってくれると同時に
イントロの手拍子から複雑なリズムが反復する謎の多い曲でもあります。
 
コロナ禍で自宅にいた先月の早朝、たまたまBSで放送された
現代音楽作曲家・スティーヴ・ライヒの80歳記念来日コンサートで
このコリン・カリーグループ演奏の「テヒリーム」をはじめて聴いた時、
のちの「ザ・ファースト・サークル」に受け継がれたかのようなそのサウンドに
かつての衝撃がよみがえりました。

イヤホンを耳に教室の机の上で目を閉じたまま
果てしない草原をすれすれで滑空していた自分が、
年月を経てこの時代にこの曲に出会えたというのは
まったくもって個人的なことですが、とても感慨深い出来事でした。



Colin Currie Group - Steve Reich : Tehillim at Tokyo Opera City

Filmed performance on 2nd March, 2017 at Tokyo Opera City Concert Hall...

youtube#video

 

 


Snarky Puppy - Lingus (We Like It Here)

2016年04月12日 | Favorite Music

卒業した中学の一つ上の先輩から、久々に電話をもらいました。
僕がPOPSに目覚める頃、既に自室でドラムを叩きまくっていた人です。

当時はその部屋でそれまで耳にしたことのない洋楽のレコードをたくさん聴かせてもらいました。

FMラジオから流れるニューミュージックしか聴いてなかった僕は、そこに鎮座するドラムセットや、アイアンメイデンの危なそうなLPジャケットなどに面食らいながら、未知の領域がそこにあることを感じとっていました。

それからはや30年あまり。それぞれに地元を離れ東京に移って二人とも途切れなく演奏を続けて今も音楽を表現しながら暮らしているなんて田んぼの見える道を通学してた当時の自分は想像しなかったけど、なるべくしてこうなっているような気もします。

しばらくご無沙汰だった先輩からの電話の内容は「あのバンドが来日ライブするから行くんだけど」というお知らせ。
僕もすぐにこのバンドのコンサートチケット取りました。

中学時代から先輩の「音楽への」誘いはいつもそうでしたがきっとこれまで経験したことのないサウンドがそこに待っているはずです。

 

Snarky Puppy - Lingus (We Like It Here)


映画『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~』

2015年06月26日 | Favorite Movie

 

 僕が生まれるちょっと前
アメリカのブラック・ミュージックシーンにおいてひとつのサウンド・ジャンルが生まれた。

「Funk(ファンク)」。

リズムのキレたパターンをひたすら弾き続けるバンドをバックに
メロディもサビもあったもんじゃない「シャウト」で
たった二言三言のメッセージを何度も叫びながら踊りまくり
聴衆を熱狂の渦に巻き込む音楽。

 その音楽を創り出した
アメリカでソウル・ミュージック(魂の音楽)のゴッド・ファーザーと呼ばれた男の生涯。
上映終了間際に有楽町に駆け込んで見てきました。
 
 英語も大して聞き取れないくせに
その圧倒的なリズムの迫力にやられてブラック・ミュージックの虜になっている日本人なんて
僕のほかにもそりゃもういっぱいいるでしょう。
ジェームズ・ブラウンが映画になった、と聞いたら
もうこれは行くしかない、という方も少なくないと思います。
マイケル・ジャクソンの「This is it」ほど告知もされず上映館も限られていて
それほどこの映画の上映が知られていないのかなと思うともったいない気がします。

 ジェームズ・ブラウンの曲は何度も演奏しました。自伝も読みました。
それでもJBの遺した膨大なFUNKのほんの一部しか聴いてなかった僕にとって
その人となり、全盛期の様子、バンドとの関係が手に取るようにわかって面白く、切ない映画でした。
 そして何よりチャドウィック・ボーズマンのJBが乗り移ったかのようなライブシーン。
思わずリズムを体がとってしまう圧倒的な迫力のパフォーマンスとサウンドにやられました。
これからジェームズ・ブラウンの創ったFunkを聴いたり演奏するときには
この映画で感じたJBの魂の叫びやメッセージがこれまで以上にこの体に入りこんできそうです。

「音楽で(なんとか)正気を保っている」
 若きJBがスーツ泥棒をして捕まり、刑務所の中でゴスペルの慰問に来ていた将来の相棒ボビー・バードに弱音を漏らすシーン。
後にステージ上であんなに動きまくってヤバイ歌を歌うJBの台詞とは思えなくて可笑しいけど
個人的にはここが一番説得力を感じました。

 

いいくぼさおり 黒い太陽

2014年11月09日 | Favorite Music

今日、銀座の片隅でこの歌を聴いた
雑居ビルの4階 グランドピアノを弾いて
痛みをさらけ出すかのように彼女は歌っていた
その痛みを自分の痛みのように感じた
同じように この歌に共振する人は
痛める心と そして手を差し伸べる心を
きっと 両方とも持っている 


OK Go - I Won't Let You Down

2014年10月28日 | Favorite Music

音楽も映像もハイテクと人力の見事な融合。
この時代に生きてることをいとおしく感じられる作品。

OK Go - I Won't Let You Down


Laszlo - Bohemian Groove - Live Studio Performance ( HD )

2014年09月26日 | Favorite Music

忙しいけど
無駄な音がひとつもない 

 


Brecker Brothers - Some Skunk Funk

2014年09月25日 | Favorite Music

この曲は学生時代に聴いたり挑んだりした曲
最近になって当時の映像を見るとやっぱり忙しい
忙しいけどリズムがキレてる 楽しい 聴き飽きない 

 


Luka Sulic - Rachmaninov Vocalise

2014年07月23日 | Favorite Music

楽器が生とか電気仕掛けとか

そんなことは

曲や演奏の良さには関係がない 


JaR - Worlds Apart (2008)

2014年07月20日 | Favorite Music

ランディ・グッドラムとジェイ・グレイドンによるユニット JaR

巨匠2人のプレイがシンプルに楽しめるミドルテンポの静かな一曲

AORが好きな者にとって 70年代の名曲だけでなく

こうして新しい素敵な曲が届くことがとても嬉しい


K 『dear...』

2014年07月16日 | Favorite Music

彼は韓国のシンガーソングライター

けれど、心を打つ日本語のPopsを歌う


Donald Fagen - I'm Not The Same Without You

2014年07月16日 | Favorite Music

Donald Fagen

 何年かをおいて新譜が届くたびに

耳の方からそのサウンドに寄って行ってしまう


My Heart Will Go On - Recorder By Candlelight by Matt Mulholland

2014年07月14日 | 好きな動画/ネタ系

新たなリコーダー界の貴公子 from NZ

自分の周りにもこれ見て笛吹く人増加中

オレもいつかは・・・と思わせる、演奏の革命家