お嬉楽堂

日々の楽しいコト、嬉しいコト、愉快なコトを
たくさん集めていきますのじゃ☆

『晩秋』

2005年11月01日 | CINEMAチャンネル
11月1日(月)
=今日の天気 晴れ 18℃=



早いもので、今日から11月。
今年も残すところあと2ヶ月。
これから年末に向けて、何やかんやと忙しい季節になりますね。
そして同時に、どんどん寒くなっていきますな。
昼間はホカホカいい天気だったけれど、
やっぱり空気は秋。
朝晩は、だいぶ冷え込みますね。
そして、秋の空は高い。
こうして、だんだんと秋が深まっていく・・・。




『晩秋』という映画をご存知でしょうか?
スピルバーグが携わっている作品だけれど、
あまり知られていない、ホームドラマ。

――“深まった秋”・・・ちょうど今ぐらいの季節のことなんでないかな。


原題は、『Dad』
『Dad』という映画に対して、「父」や「父さん」とうタイトルではなく、
『晩秋』という邦題をあてた人の、センスに脱帽です。
まさに言い得て妙。
映画の内容に、しっくりと溶け込む、見事な邦題なのだ。



この映画は、私にとって、とても特別な映画なのです。
きっと、私にとっての永遠のナンバーワンムービー。
そして最近、久々にこの映画を思い返すことがあったので、
季節柄、ちょうどいいかな?って思い、
ブログに載せてみるとしました。






映画の内容は、端的に言うと、
父と子、孫のお話。
そして家族の絆が描かれた作品です。


わかりやすい、“ザ・アメリカンムービー”でもあるけれど、
家族関係の微妙な部分が、とても旨く滲み出ている映画なのです。



父と子の関係ゆえに、素直になれない歯痒さ、
日々の生活があるからこそ、知らず知らず犠牲にしてしまっているもの、
そして、ふと立ち止まったときに気付く、大切な人への思い。
本当の愛情とは何か。
優しさや温かさだけでは、伝えきれない思い。


きっと誰もが感じているような、
家族に対する気持ちや、
心の揺れや温かさが、
じんわりと滲み出てくる。




おじいさんとおばあさんが、静かにダンスを踊るシーンがあります。
そのシーンが、とてもステキなのです。





――老いは必ずやってくるもの。
  身近な人の老いを感じたとき、
  あなたなら、どうしますか?





DVDは出ていません。
ビデオも、今は廃盤になってしまっているようです。
でも、レンタルビデオで借りられます。
(置いてない所もありますが・・・。)
家族の様々な思いが詰まったお話・・・、
もっとたくさんの人に、ぜひぜひ観て頂きたいです



ちなみに、ケビン・スペイシーが出ていました。
このブログ記事を書いている今、初めて知りました
まだまだ有名になる前、『セブン』よりも前に、
出演していたんですね~。



『晩秋』
1989年 アメリカ
出演:ジャック・レモン
   テッド・ダンソン
   イーサン・ホーク
   オリンピア・デュカキス
   キャシー・ベイカー
   ケビン・スペイシー




画像を探してみたけれど、見つからなかったので、
たまたま見つけた、晩秋のステキな画像を付けておきます
ギャラリー 晩秋

『チャーリーとチョコレート工場』

2005年10月09日 | CINEMAチャンネル
10月9日(日)
=今日の天気 雨のち曇り 20℃=



寒くなってきましたー!!
ここんとこずっと、雨降りでグズツイテいるけど、
これぞ秋の長雨でしょうか?
ひと雨ごとに、寒くなっていきますな。




『チャーリーとチョコレート工場』観てきましたよ~
結構かなり、楽しみにしていましたのじゃ。


うーん、あちらこちらに散りばめられた、ブラック
ブラックですね~。
子供向け・・・ではないですよね~?
たまに顔を背けたくなるような場面も・・・。
でも、それはメルヘンと取ると、ユーモアにもなるんですけど。


とはいえ、とっても心温まるお話です。
主人公の男の子の、あのキラキラ澄みきった瞳。
それに比べて、その他の個性豊かな子供たち・・・。
どいつもこいつも、憎たらしい(笑)
あなたは、どの子が一番ムカツキますか??
私は・・・・・・やめときます。
とにかく観てのお楽しみ~。


正直打ち明けると、前評判があまりにも良くて、
物凄い期待して行ってしまったため、
ちょっと期待しすぎた感も・・・。

いや、でもあのウンパ・ルンパは、一見の価値アリアリでした
気持ち悪いような、愛くるしいような・・・
味出すぎですね~。
あの髪型は何?(汗)
あの踊りは・・・?(汗汗)
あの無表情は・・・?(大汗)



あ、あとそれから、観ているうちに、
ジョニー・デップがマイケル・ジャクソンに見えてきた・・・。



・・・とりあえず、多くは語りません。
(充分話してる?)
どうぞご覧あれ。
観てのお楽しみ!!




ティム・バートンの映画で、ほかに観たことがあるのは、
『シザーハンズ』と『ビッグ・フィッシュ』だけですが(たぶん)、
私は『ビッグ・フィッシュ』がとても好き。
もう一度、ゆっくり観たいな~。
ティム・バートンの描くメルヘン、
決して子供騙しではなくて、大人の心をくすぐる。
ステキですよね。



『チャーリーとチョコレート工場』



チョコレート一粒を、噛み締めて味わいたくなります

象に魅せられた土曜日

2005年07月16日 | CINEMAチャンネル
7月16日(土)
=今日の天気


昼間はじんわり、じっとりくる暑さ。
でもっ!今日は久々にお出かけしてきました。
カレピくんと一緒に、コルトン(といってわかる人は千葉っ子・・・いや、市川っ子?)に
映画を観にいってきたのだ。
まだ本調子でないので、それでも映画なら・・・ということで、
カレピくんに連れてってもらたのです。

『星になった少年、観てきましたよ~。
いいですね~、いいですよ、すごく。
お話は単純とゆうか、すごくわかりやすい。
すんなりと話にとけ込んでいきます。
メディアでも色々宣伝されているけれど、まぁ、大雑把なところはもう、そのまんまなり。
でも、どっぷりと話に浸かれて、映画観で観てよかったのだ。

象が物凄くカワイイ。
その他の動物も、とてもイイ味出してる。
動物たちの表情に、やられてしまう。

それから、主演の柳楽優弥くん、一見ただの無愛想な顔に見えるんだけど、
なんだろなー、表情が全身で表現されてるんでしょう・・・
素人の私にゃーうまく評論なんてできませんけど、
評判通り、いいですね、彼の演技。
王様のブランチか何かで、インタビュー受けてたのを見たら、
インタビューアーの2人の女の子と全然目を合わせず、
シャイな感じがひしひしと伝わり、
カワイイんだけど、この子ダイジョウブかなぁ・・・って思うほど
見ててハラハラしましたけど。
演技はスバラシイんですね。

このお話は実話がもとになっていて、原作は『ちび象ランディと星になった少年』。
映画ではやはり、時間的に描ききれていないところも多そうなので、
原作も読んでみたくなりました。
ただ、原作は主人公の坂本哲夢さんのお母さん。
とゆうことで、お母さん目線でのお話なのだと思います。
(映画はもちろん主人公目線のお話です。)
象使いになるためのタイ留学の間の話とか、
そうゆうところが映画では伝わりきっていないので、
もっと突っ込んで知りたいと思ったけれど、
主人公の方は事故で亡くなってしまっているので、
きっとそれは難しいのでしょう。

象は象同士、お互い本当によくコミュニケーションをとっているのだそうです。
だから、人間の気持ちも、よくわかるのだそうです。
そんな象に魅せられて、象と気持ちを通わせて、
夢は象のための楽園を作ることだったとゆう、主人公の方の一心さ。
羨ましいと思いました。

市原にあるという『市原象の国』に行ってみたくなりました。
でも、この映画の影響で、人が急に押し寄せて
象がビックリすることがないといいですね。


そんなわけで、映画を観て、お茶をして、本屋さんとかをちょっと覗き、
今日はまだ安全策をとり、あまり出歩いてもいられないので、
その後、ゴハン食べて帰ってきました。
今宵は家の近くのイタリアン料理屋です
ここは本当に美味しいんです。
トマトとモッツァレラチーズの冷製パスタと、豚肉の入ったシーザーサラダと、
ポーチドエッグ(?半熟卵)入りのガーリックスープ、
バナナとチョコのタルトケーキなどを食べてきました
このお店、ゴハン時に行くと、いつ行っても混んでます(特に週末は)。
でも美味しい。だから行きたくなる。
ただ駐車場がちょっとクサイのが難点


せっかくの週末、どうせ空いてるのに、2日とも遊べないのは残念。
親もいつも以上にウルサイ。
・・・仕方ないですね。この状態では。
はやく通常営業にもどりたいもんですな